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大逆転人生〜輝き続ける白球〜  作者: おかゆかも
序章
1/2

第一試合 地区大会決勝 

サイレンが鳴り響いたーーーーーそれをテレビで見ていた

高校3年生、夏の甲子園初戦。俺の夏が終わった、いやもうすでに俺の夏は終わっていたのだ・・・


夏季高校野球兵庫県大会決勝inほっともっとフィールド神戸

須磨青翔V.S.兵庫国際

6回の表ツーアウト二三塁、兵庫国際の攻撃。

須磨青陽のエースである俺福島響、この日78球目、外角高めにこの日最速の144km/hのストレート、見逃し三振。ピンチを脱出した俺の腕に激痛が走り動かせなくなった。この日俺の高校野球人生は仲間より早く終わった。病院に搬送され受けた診断は右肘靭帯損傷。もう一度野球ができるようになるかどうかすら怪しいらしい。


身長187cm、体重88kg、恵まれた体格。最速145km/hのストレート、鋭く落ちるスプリット、打者の手元で曲がるカットボールを武器にプロ入りするはずだった俺の人生が180度ひっくり返った。


1年生の秋からエースとして一人で腕を振ってきた。チームを初の近畿大会へ導いたこともあった。高校時代300イニング以上投げて防御率は驚異の0.89。ドラフト上位は確実と言われていた。

チームは俺の降板後リードを守って甲子園出場を決めた。しかし3年間守ってきたマウンド、最後の最後で降板する形になってさらに甲子園のマウンドに立てないことに絶望してし家に引きこもるようになった。


10月のはじめ、山﨑裕樹監督が家を訪ねてきた。

「おいお前、プロ志望届は出さんのか。」

出すわけがない。俺の腕はもう終わってるのだ。日常生活しか無理なのだ。

「お前の高校3年間こんなもんで終わってもいいのか。」

うるさい、良くないに決まってる。けど俺はもう野球ができないんだ。

「まだ野球をしたい気持ちが少しでもあるなら出せ、監督命令だ」

ああ、本当にうるさいそんなこと言われたって誰がー、いや「出してやりますよ!!!野球続けます、俺はまだ野球がしたい、こんなところで終わりたくないです。」

そう宣言すると監督は満足したように帰っていった。プロ志望届は本当に出さなくていいとのことだったが腹が立ったので本当に出してやった。本当に指名されるわけないのに・・・

読んでくださり本当にありがとうございます。

まだまだ新米ですので文章が至らぬところがたくさんあると思います。

誤字脱字はもちろん文法的におかしいといいったところのご指摘もよろしくお願いします。

まだまだ勉強中です。どんどん宜しくお願いします。


感想、評価もよろしくお願いします。

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