第1章3節 新たなエリアに向かう
「まあ、そっちの突っ込みは良いからさ、その湖の水がお前達の栄養源だとして、それがどう地下生活に繋がるんだっつう話だろ?分かるか?俺の聞きたい事がさあ」
「その水ってのは、言いたい理由は、外敵から完全に被膜を帯びて見えなくなる事なんだよ。この地球上にはワクイと言う君臨する魔王が居て、その眼から逃れる為にシンじいちゃんが、この地下路を見つけ、開拓したって事だ。だから俺達はずっと地下生活をして来た。地上に出る時にはその湖の水をたらふく飲んで、また水浴びをする。大体3日位は持つんだそうだ。それ以上は知らねえ。パパッチもママリンも、そのワクイの眼からそれで逃れていたんだよ」
「・・何か複雑そうだなあ・・でも俺はそのワクイによって創出された?どうなるんだ?俺って」
「分からねえよ。今は俺達と行動している。だけど、他の奴らは即攻撃して来るって事だよな?またケンゾウって奴は犬を連れている。またすぐ攻撃をするだろうって事で間違いないよな?」
「ああ・・恐らくそう言う展開になるだろう。俺達はその、創出された事は知っていても、常に互いに戦って育って来たからな。この訳の分からぬ場所に放り込まれたのも、恐らくお前たちが地上に出た頃と恐らくだが、そう変わらねえと思うんだよ」
「かなり分かった。うん、それ以上はもう成るようになれさ。これまでもそうして来た。もしパパッチが近くに居るなら俺達も感じるだろうし、パパッチもそうだ。またママリンからもアカネを通じて情報があるだろうな、もう被膜は切れているからさ」
「じゃあ、お前達もワクイから丸見えじゃんか」




