表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
者々共出会え!  作者: 白木克之
615/640

新章 宇宙特進路と、改造宇宙船

「既に、ジャーク星、ビリヤン星と言う旧来の科学力では到底出来るとは思えなかった、果てしない宇宙の一部ではありますが、1万光年も先にある所に行きましたが?」

「ふむ・・確かに行けた。そして、旧来の科学力では光のスピードに近づく乗り物は出来ても、それを超える乗り物等は存在しなかったし、考えられもしなかった」

「はい・・そうですね」

「だが、ジャーク星では、光速の3倍強で飛行出来る宇宙船が創られていた」

「確かに・・そして、製造出来るまでになりました」

「その金属組成が地球の物では無理と言う事も分かったよな」

「そうですね、合金と言う手法です」


 優と殆どSKIの会話である。他の者は黙って聞いている。


「合金・・つまり質的に超高速で飛行する乗り物とは、その前方に様々な宇宙浮遊物体もあると言う事だ。いちいちこれを避けるのかね?」

「いえ・・その為にはセンサーが必要だし、その航路を最初からプログラミングしておく必要があります」

「いや、それだけでは未知の世界になど到底行けはしないだろう?そこをどう考えている?つまり、恒星エモンは、ジャーク星、ビリアン星の主星であるが、ここから3光年先には、複数の恒星が存在する。例えば、ビロー、ガマナと言う2つの恒星が今の所一番遠いし、近い恒星ではカミル、ヨダと言う2つがある。この中で生命体が存在する惑星が、ビローに一つ、ガマナに一つある。しかし、ここには文明等と言う高度な形態等は無い。植物、或いは原始的な微生物のみだ。君達はせいぜい、この3光年先の航法を宇宙船で探索するしか出来ないんだよ、今の所はね」

「今の所はですね・・つまり3光年速とは、約3年を1年で航行すると言う事ですよね?」

「そうだが、なぜそのような質問をするのであるか?」


 SKIは首を捻った。


「宇宙特進路は、その時間・距離をゼロにします。敢えて宇宙船をこちらで製造した意味が出て来ます」

「ふ・・言って見たまえ」


 優は言った


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ