表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
者々共出会え!  作者: 白木克之
547/640

現状からの脱却へ

「俺は、そう思わないっす。だって、俺達はずっと戦って来た。そして、各自のスキルは確実にアップしている、少なくても俺達は復活・再生出来る体がある。何の為にこの体を得ているんだ?無限と言う可能性を俺達自体が持っていると自負する。違うかい?なあ、トップ5の皆さん、SKI、シンゾウ総司令官。俺達は戦うよ。なあ、軍団長の皆」

「ああっ!俺達には、そう言う先の先まで思考する必要性は無いと思う。だって、ここまで現実に向き合い、戦って来たじゃん、今までも今からもだよ。なあ!」


 おおっ!この言葉に、SKIは、


「そうだな・・そうなんだよな。ここで敗北をする事まで想定したら、士気にも影響する。私達は、君達戦士を信頼し、共に現実に向き合い戦うしか無いんだ。そして、現理論を幾ら戦わしても、終わらない。終わりがあるとすれば、我々が共存する道を見つけるか、圧倒的に君臨するしか無いんだよ、もうこの世界に存在する以上は・・サネアツ君。生身の体には、スーツの開発が急務だ。博士群はそちらを優先に。そして遺伝子的改良や研究は麗華君他、コウタ君も交えて、美恵子君が主になってやってくれ。私には、もっともっと、戦士達の実践データを積み重ねるしかあるまい。やってくれるな?とても過酷で、君達は死ぬ程の苦しみも味わうんだ。私にはそれがどうしても言えなかった」


 SKIが沢木 純の高潔なそのままの姿で、涙をためながら言う言葉に、シンゾウ達はぐっと来た。故に、更にこのSKI軍の信頼関係は強化されて行くのであった。人は、人を動かすのはやはり善性なのである。柔軟で勇敢な行動は押し付けられて出るものでは無いし、自発的に、その行動に迎えるものでは決して無い。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ