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者々共出会え!  作者: 白木克之
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どちらが先か

 やはり、SKIが言っていたように、永遠と語り合っても闘う意義については尽きぬ話題になっているのだった。

 勿論、現状的にも彼らは日々激しく戦っていたのである。この間に平和で静かな時が流れていた訳では無かった。やはり、彼らは日々戦いに明け暮れている構図は変わらなかったのだ。確かにシンゾウ兵団と今は言うし、SKI種族とも言うが、大きく編成も済み活動部門も増えているが、SKI軍団、種族は、総勢にしてようやく20万人と言う人族が誕生しているのだ。そこには、メバチックの総数がかなりの部分を占めているし、コウタが加入してからは、整形メバチックの子は以前の姿に戻るのか?と言う疑問は払拭した。その遺伝子のそのものを変えると言う手法は、ワクイから学んだものだと言うのも皮肉であるが、そこから彼独自の過去記憶が戻って来るにつれ、彼しか出来ない発想と現存在する全ての医療器具を駆使しながらも、この肉体改造をやり抜けたのである。その事は、もう少し後から何故この時代に出来たのかが少しずつ分かって来る。

 どちらかと言えば、無数に居る怪物達である。特級怪物達に現デマルガーが敵わない対象も多い。勿論、生身の人間生体ではいかに特殊能力を持っていたとしてもこれらの怪物達を倒す事も出来はしないのだ。武器を極力使用するなと言う方針である以上、戦術を駆使しながらも、この対象の弱点を探って行く戦いしか選択肢は無いのである。座していれば、滅びるのは自分達なのだから。いかに不老不死と言えども、絶対では無い。それに、自分達の事だって良く分かってはいないのである。


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