表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
者々共出会え!  作者: 白木克之
487/640

これって・・どう言う展開なの?

「ああ、はっきり言えば・・まさしくそれだ。つまりさ、先の話の延長で言うと、大いなる地球の意志が新たな生命体を発生させているように思うんだ。もっと話を広げる。新々デマルゴンもその一例に上げようか」

「な!だって、デマルクはワクイが創出したのでは?」


 しかし、サネアツは首を振る。


「いや、そうとも言い切れないものが多すぎる。ワクイがデマルクを創生した根拠があるのか?だって、俺にはワクイ脳も関連しているんだよ?その情報はSKにも勿論あるんだからな」

「ここになって、そんな事になってんの?」


 そこへSKと美恵子がやって来た。幹部会議に早変わり。もう主題は決まっているようだ。


「もう、殆ど話も多方面からの情報と、今サネアツ君が語っていたような点を整理しよう。何故感車が我々以外の者には見えなかったか。リンドウ君、ケンゾウ君には最初から見えていたし、シンタ君、アカネ君も難なく乗りこなせた筈だ。だが、ワクイにもその軍団には見えなかったんだ」

「それを、煎じ詰めて調べると言う余裕は無かったです」

「ふふ、そうだね。君達はその時、その瞬間を過ごしていたし、現視界にあるものを全て受容せざるを得なかった。それは今現在においてもそうなのだが、話を戻そう。つまり、もう殆ど結論らしきものは出ているよね、鉱物組成の君達は体になっているからだし、リンドウ君、ケンゾウ君はその時シンタ君、アカネ君と過ごしているし、ミミッチを食べたんだよね」

「ええ・・後から、栄養源にも乏しいので、そのミミッチを食べる事は止めさせておりますが」

「ところが・・だ。そのミミッチには、凝縮されたその成分があった訳だよ。それが、リンドウ君、ケンゾウ君の遺伝子と共鳴をした。その時点で、既に鉱物組成の体になっているし、感車も光速では飛んでいなかった」

「そうですね・・検証していくとその通りです」


 優達は頷くのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ