者々共出会え 第二部
「ああ・・シンタ君、アカネ君、ケンゾウ君、リンドウ君、ラン君もそうだが、その子孫達は、普通に光信や、走力もダントツに早く、瞬間移動的な能力すら生まれつつある。加えて怪物達も、変・進化をどんどんと遂げて、素手でこれまでも当然相手等出来なかったが、武具を用いてもなかなか簡単に倒す事も出来なくなっている。現在レーザー銃を封印しているが、銃や刀剣などは護身の為に使っている程度と言う事もあるがね。私も武術を教えているものの、こんなものはどの怪物達にも太刀打ち出来るものでは無い」
「はい、しかし、護身術は咄嗟に避けたり、負傷をしない為に必要なものだと思うんです」
「うむ・・その為に君も子孫達を鍛えていると言う事は分かっているが、怪我をしても確かに子孫達の再生回復力は、とても早いよな」
元帥が言うとシンも大きく頷いた。
「ええ・・進化していると言うのか、環境適合と言うのか、現地球に生きるのに必要な能力をDNA自体が適応して来ているのかなと思うんですが」
「その辺は分からないが、多分にこのミラネル水が、金属的組成をより強く世代に継いでいると言う事だろうな、それに君もそうなんだろう?彼らの習得力はとても早いしね」
「ええ、無関係な話になっていますが、これも俺達の人類としての進化と思って良いですか?」
「そうなるね、地球そのものがもう変化しているんだ。その環境に順応できる進化・・つまり環境依存型変異と思って良いと思うし、簡素ながら物作り的な工房も出来たよね。『潜水艦大和』の君は司令官長として、今も各地の深海探索を行っているし、どんどんと新種も発見している」
「その事なんですけどね、当時サハラ砂漠と呼ばれていた地と、地軸が90度傾き、当時の南極と言われていた今の赤道上にある。地下には何かあるような気がしているんですが・・」
「ふむ・・そこからは微弱な電波らしいものが定期的に発信されているよね。アマン君が開発した。元々ケンシン君が得意であった、監視球体レーダーを君の戦艦に搭載した形の感車によって、地球上に今やばらまいている。いや・・バラまいていると言うのは表現がおかしいか・・地中のあちこちに埋めている。それによって、今も私の記憶媒体にデータが蓄積されているのだよ。君の言う通り、今の二か所には確かに地下のもっともっと深度に何かあってもおかしくはないとは思う」




