隠していた秘密兵器
「君も知っているであろうが、山本五十六である」
「な・・何い!・・そうか・・そうだったのか、日蒙同盟の基地こそは、山本AIを・・」
「ふふふ・・君の時代程、科学力も進んでいない旧世代のものであるがね」
「シン・・貴様は知っていたんだな?この事を」
「さあ・・知らない部分の方が90パーセント以上だと言えば?」
「お前などの言葉はもう信じない」
シンは笑った。
「ふふ・・はっはっは。元帥。こう言う俗人だった訳ですよ、貴方から見れば、数世代も後年生まれである世界転覆支配者欲の権化とはね」
「の・・ようだね。で・・ワクイ君、少しは会話をする余裕があるかね?それとも、もう壊れてしまっただろう、その保有ミサイルの他に、まだ何か武具等があるのかね?眼が悪くなっているもので、いささか老眼の私にはそれらしい武具は見えないのだが・・」
「く・・はは・・」
シンは、その口調に下を向いて苦笑していた。
「何い・・くそ、貴様には人を小馬鹿にするプログラムでも仕組まれているのか!」
「はっはっは・・何しろ、私は旧式であるからね。君のその優秀な電脳と言えば良いのかな、飛機と呼ぶその機体全体がそうでは無いのだからね、これはバグとでも思い給え」
「アマンだな・・開発したのは」
ワクイが言うが、シンは笑う。
「ふ・・何を言う。1000年前に創られているのなら、アマンが開発出来る訳が無いじゃないかよ。それに、アマンは遺伝子工学が専門じゃないかよ、良く知っているくせに」




