表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
者々共出会え!  作者: 白木克之
339/640

どちらが早いか・・

「こ・・この野郎!」


 ランガーはシンに襲い掛かると、猛烈な右回し蹴りを・・それはシンの右の太ももに強烈に入った。


「うっ!・・」


 シンが蹲ると、続けて左右のサイドキックを頭部に。しかし、シンはそれを手で払いのけると、再びランガーはもんどり打った。


「ぐわっ・・」


 今度仰向けにランガーは倒れた。受け身をするものの、強かに背を打ったようだ。


「ふ・・そんなものか?お前は」

「何だと・・いきなり不意討ちを食らわしやがって!お前はそんな奴じゃないだろうがっ!」

「何・・?何で俺を知らないお前がそんな奴じゃないって言うんだ?」

「え・・あれ・・?」


 ランガーがきょとんとした。互いに再生細胞がある。もう平然としているのだが、脳内はパニックのようだ。


「待てよ・・何か遠い昔に乱取りって言う格闘技の訓練があって・・・」

「あ・・」


 アマンとシンが顔を見合わせた。もうこっち側には戻るまいと思われていたランガーだ。それは、ランでは無く別個体の名前だ。しかし、今そんな事を呟くのは、若い頃のランそのものであろう・・か?

 しかし、ランはシンに攻撃を仕掛けて来た。共に、パンチやキックを受けたり、放ったり、激しい戦いとなった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ