戦局が更に変わった
「良いよ、アマンばあちゃん。あたいはもうその事は追求もしないし、特別な乗り物と言うだけ分かったら。で・・そのレーザー銃の防護膜?バリアって言うものは、製造可能なの?」
「ワクイの基地がそうなっているのなら、このバリアは製造されていた事になるわ。だから、シンゾウがそう思ったのなら、この機械に製造する可能性があると言う事になる」
「うん、分かった。その前にレーザー銃が使えなくするのも戦略だよね?」
「え・・使えなくするだって!」
シンが驚いた。
「うん、あたいもね、ママリンと同じように物体移動が出来るように少しはなっていたんだもんね。でもね、今回ケンゾを動かした時、レンダーの銃の目標を逸らしたと同時に、あいつが打つ瞬間が分かったから、全力でやったんだよ、シンじいちゃん」
「そうか・・アカネは同時に3つの事を・・」
アマンも大きく頷くのだった。
「で・・ね?今のあたいは、あの瞬間よりもう少し力が増したと思うんだ。ケンゾもそんな感覚が無い?」
「あ・・何か前より力が増したかも・・」
「何と・・」
シンとアマンが絶句した。アカネが、
「何かね・・自分の体がこの『命の水』の吸収する度合いや、スピードを増した気がするのよ。これは、ケンゾもそうだと思うんだけど、自分の全力で今回レンダーに向かっていたと思うし、レーザー銃を浴びてしまった事にも体が急速に再生しようと言う感覚があったでしょ?ケンゾ」
「ああ・・あった。確かに熱いって思ったけど、俺は、今までどの怪物やワクイ軍団にも髪の毛一本も触れられる事も無かったからさ」
「だろうなあ・・今のケンゾウは無敵に近いと俺も思っていたんだからなあ」
シンが腕組みをする。




