戦闘が変化した2第三の敵?
「ワクイ軍団の人型は怪物達に食われたら、恐らく再生されないでしょう。部分的には、勿論再生するわ。でも、今デマルクによってどんどん新怪物達が生まれている。その消化液の中でもシンゾウは再生出来たけど、Ⅱ型は恐らく無理よ。今の説明で少しは分かったわね?」
「ああ・・そこまで具体的で順を追って説明されれば、ようやく理解出来たよ。自分では分からなかったからね」
「もう一つ・・シンゾウは、またデマルクに飲み込まれた唯一の人型。その再生データは貴方の体内に既にある。そして、デマルクの体の構造もデータに入っている。それが、私がこの金属型球体を見せる意味なのよ」
「・・分からないよ、母さん」
シンゾウは困惑した。それは無理からぬ事であった。
しかし、アマンはずばりと言った。
「つまりね、もう我々はⅠ型から既に変異している。この旧同盟国が創出した新人類型に移行している事を伝えたかった訳なのよ」
「ええっ!」
シンゾウは目を剥いた。
「ふふ、どうしてテレパシー、念動力、火炎発生力、普通の人型では出来ないような跳躍力、走力、聴力、音戟、光戟も含めて我々が発揮出来ていると思うの?それは、物理的な意味において、鉱物的組成を体に置き換えているからよ。究極の所、我々もそう言うロボットのような生体だと言っても良いのよ?シンゾウ」
驚く言葉が出た。ここまで黙って聞いていたワカナの眼も、くりくりと動くのだった。
「・・まだ理解出来ないよ・・今この球体と実は同じだって言うのかよ・・俺達が」
「ええ・・究極にはね、極論ではあるかも知れないけど、大きくは違わないわ。即ち、地球の資源を利用出来る無双の体になりつつある訳。そして知能もぐんぐんと上がっている。アカネを見てもそれは分かるでしょ?方法論につまり、2方向があったのだと考えれば、整合性も出て来るのよ」




