地下では・・
「お前ら、何の為に戦っているんだ?ケンゾウ、今のお前ならAランク級の怪物にだって簡単には負けはしないだろう。リンドウも、コモリゴンはランク的には8程度だが、この所見事な陣形を駆使し、飛翔速度も上がったから、石爆弾はとても効果的で敵なしだ。だから、ランクで言えばBランクにも相当するだろう。アカネの使役するメバチック軍団は、個々のランクでも軽く9を突破している。ワクイ軍団より遥かに戦闘力は上さ。いや、俺達シン軍団でも集団で襲われれば、敵わないかも知れない。けど、アカネが完璧に制御出来ている。戦闘力は相当上位だろう、な?その上でさあ、お前達はただ漫然と自分の力量のみに戦いにおいて、それに頼っていないのかって事なんだよ。だって、リンドウ、お前はママッチがここを離れてから、司令官の役目だろ?そのお前が、ワクイ軍団が確かに今は俺達にとっての敵では無いにしても、戦闘力は確実に上がって来ているんだ。下に見ているからだろうが?でもさ、怪物達と同様に、もう以前とは相当戦いにおいてのやり方って言うのも変化しているんだ。何時俺達の立場だって逆転されるかも知れないんだぞ?だから、どうしてそんな観察をして来なかったんだ?お?俺の指摘に腹を立てるか?」
「あ・・いや。確かに自己満していて、敵を軽視していたのかも知れないな・・」
その言葉をやはりアマンが聞いていて、シンにも伝えている。シンは、今シンゾウのミッションとアカネのテレパシーコンタクト双方の現場に居るから、アマンに地下の事は任せてあった。
「ケンゾウ、リンドウ。俺は見ていたんだよ。ワクイの将兵以外って言うのは、シン軍団の兵士と同じようなタイプじゃないかってな、どう思う?」
ここはケンゾウが答えた。
「え・・でも、こっちの兵士達は強いぞ。再生もするし、怪物に食われても復活するんだからな」
「ケンゾウ・・だからさ、そこまで見ているんなら、ワクイ軍団の兵士を一人でもひっつかまえて、怪物に食わせて見なって、なら違いが分かると思うんだよ。同じだって括りになれば、また自分達と比較検討も出来なくなるだろう?な?」
「お、おう!そうだな、やって見よう」




