表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
者々共出会え!  作者: 白木克之
165/640

第1章6節 そして動き始める

 とにかく、シンは全くワクイを徹底して信用しなかった。またワカナが常にワクイに監視されている事も知りながらも、シンゾウと子を成したのは奇跡中の奇跡だと思っている。ワカナには、ワクイにコントロールされていない純真な心があった。それはアカネにも受け継がれている。だが、ワクイがどのような方法でワカナを得たのかなどシンが知る由も無い。シンは、超現実主義でずっと生きて来たからだ。彼は科学者では無い。ただ、500年前に誕生した突発的遺伝子の驚異的な第六感の持ち主であったとだけ言っておこう。そして、もう一方のこちらは天才科学者であるアマンも、シンゾウは、はっきり再生復活中なのだと言う。それ以上の事は聞けないが、複数の過去世の者が『命の水』内で卵の状態で育っていると言う事だ。シンゾウはそこで生まれた。430年もかけて。シンタとアカネは、僅かそこで卵から10年で生まれ育ったのである。


「おや・・?シンゾウ君が復活した事は分かったが、デマルクを内部爆発させるなど、とんでも無い事をやってくれたものだ・・侮れないなあ、やはりシン君の子は」


 ワカナは返事をしない。これはカマカケである。


「またシン君同様に隠密行動かね・・。子供達の姿も消えた所を見ると、一緒に行動をしているのは確かだが、困った事にAゾーンには、バリアがあるのか、私にはここはもやがあって良く見えないのだよ・・ん?感車があると言う現状を見ると、やはりここに居るのだな」


 その言葉を持ってワカナは逆に安心するのだった。シンゾウと子供達は次のステップに進んだんだな・・と。


「だが、アカネ君の表情はどうだろうか、ワカナと交信出来ているようだが、ふふ・・私にはそう言う情報は与えないと見える」


 そこでもワカナは安心した。無言で通したのだった。ワカナは無表情だ。シンゾウと子供達以外に感情を見せる事は無かった。また、こんな事も言っている。


「デマルクはだが、シンゾウ君が破壊したとしても、既に再生中だ。複数のデマルクが今度は一気にこのゾーンを変えるだろうし、ゾーン破壊もあり得るだろう。そこは、私も驚きと共にシンゾウ君をやはり注視せざるを得ないが、功罪ありと思っているのだよ」


 ここでワカナは反論した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ