表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
者々共出会え!  作者: 白木克之
128/640

第1章6節 そして動き始める

 ぽかんとするシンタ達を、シンゾウは車座に座らせた。感車はその彼らの横に。


「何も知らなくて、それは当然。そう言う俺自身も、何も知らされる事無くある一定期間眠ったままだった。つまり、冬眠と言うものに近い形で俺は保存されていたんだよ。地下湖にね。そして、シンタ、アカネ。君達も初めて明かすが、卵の形でその地下湖に浮遊していたんだ」

「俺達って卵だったの?」

「ああ・・俺も全てを知る訳では無いが、保存と言う形においていたようだ。この不思議な地下湖の発見は、俺の父であるシンじいちゃんが600年前に発見していた。つまり、俺はその600年近く前に、シン、アマンと言う両親から生まれ、その後、卵の状態で保存されていたんだよ。ここで、父シンはその不思議な水を飲み、当時としては最高とも言える長寿命にて500歳まで生きた。俺はその100年前に孵化し、そこからやっとこの姿になるまで70年間、その湖で泳いでいた」

「じゃあ・・魚ってBゾーンに居たけど、そう言う姿で?」

「ああ・・そう思って大きな違いは無い。それから先は、今からは少しずつ理解すれば良い。つまり、シンタもアカネもその成長によって地下湖で育って来た訳だ。そして、この地下湖の存在には、ワクイには恐らく手出し出来ないと思う。地下通路はお前達のシンじいちゃんがずっと守って来たからね」


 リンドウもケンゾウも全く理解の外だった。

 シンゾウは言う。


「リンドウ、ケンゾウ君と言ったね。つまり、君達はワクイが地球滅亡前に宇宙へ脱出し、そこで保存されていたDNAを培養・再生された生体なのだ。しかし、それは当時の人間体では勿論無い。そこからあらゆる分裂再生細胞等を持つ、つまり、少しは情報も得ているだろう?人型生命体なのだよ。シンタとアカネとはまた違う人型となる。ただし、君達はシンタとアカネと同じ食を経た。よって、今では構造的に見ても、ほぼ近いタイプの人型なのだと思える。それを観察させて貰ったんだよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ