第1章5節 復活したシンゾウ
「ええ・・知らないわ。でも、ミミッチ、果実、ガラークと言う怪物を食してからは、劇的にその体力と言うか、エネルギーが上がったような気がするの。ワクイもそれを注視しているわ。あ・・それにリンドウと言うシン義父の盟友であったリンと言う者の再生体が、今子供達と一緒に居るの。同じく食によってレベルアップしているようだわ」
「何・・祖先の再生体を・・そうか、ワクイは怪物ランドが目的ではなく、結局自分の意になる知識を持つ帝国の創設が最終目的なのか・・」
シンゾウは、ワクイの核心を見抜いたような言葉をワカナに・・ワカナもそれは分かる気がした。自分に伝える真逆の事を行おうとしているのだ、やはり。何も自分達にしないのでは無い。邪魔であるならば、また自分の目的を阻害するならば、消去すると言う事である。
ワカナは、
「でも、とても不安なの。だって、私達は、何も教えていないもの。子供達を庇護する生活を選択するしかなかったから」
「ああ・・しかし、俺もようやく再生し、デマルクも体内爆発した。だからそのエネルギー消耗が激しい。今は動けない。俺も子供達も再生細胞を持つ不死身の体と言えども、俺達はその動力源を吸収しないといけないんだよ、ただし、君が子供達と連絡がつくようだから、少しは安心した。このチャンネルが有効ならば、俺はワクイに見つからないように、今から姿を消す・・と言うより、俺の姿は恐らくワクイには見えない筈だ」




