神様の日記
「○月○日
今日から日記をつける事にした!
なんてったって今日は僕が恋した記念日
まぁ神様の僕が人間に恋した所で
叶うわけがないんだけどね!」
あの子の名前はアラキくん
あの子の周りはキラキラしていて
周りを幸せにするんだぁ!
「○月○日
今日はアラキくんの誕生日!
学校でも沢山祝えてもらえて嬉しそう!
僕も幸せになってしまうよ、、、
こっそりアラキくんに僕の祝福をあげたよ
まだ僕は神様になったばかりで祝福が
何か分からないけれど、、、
黄色の祝福だからきっと幸せの祝福だよ!」
「○月○日
繧「繝ゥ繧ュ縺上sが死んじゃった!
感電死だって!
水に濡れたコードに触れさせられて!
おかしいおかしいおかしいおかしい
可笑しいなぁ
なんで防げなかった?」
アラキくんの日記と書かれた本はここで終わっている
近くにあった本には
僕の日記と書かれている
僕の日記
「○月○日
祝福が何かわかる日がやってきた
祝福の日
最悪だよ!
まさか僕が殺してしまったなんて!
あんまりだよ!
僕の祝福は黄色の祝福
普通は幸せの祝福
でも僕の黄色の祝福は電気
人に使うと感電死する
僕は殺した 愛していた人を!」
僕の日記と書かれた本はまだ続きがあるようだ
「○月○日
本を見つけた
豁サ閠??逕の本
これを使えば、、、?」
「○月○日
少し難しい本だけど
ある程度は理解できた、、、
材料を集めなきゃ」
「○月○日
やっとだ、、、やっとだ、、、
僕は君をずっと側に置く事ができる!
やった!やった!やった!やった!
多少の犠牲は仕方ないんだよ?
だって僕は神様だから
神様の言う通りってね♪」
「○月○日
あぁ、、、アラキくんだアラキくんだ!
僕の愛したアラキくんだ!
愛してるよアラキくん」
「○月○日
アラキくんの為に家を作った」
「○月○日
アラキくんの為に料理を作った」
「○月○日
アラキくんの為にお友達を作ってあげた」
「○月○日
アラキくんはいつもニコニコしてくれる
僕はそれが嬉しくて嬉しくて!
あぁ、、、幸せだなぁ」
「○月○日
アラキくんがね
どっか行っちゃった
どこ?どこ?ねぇどこ?
僕は君が居ないと、、、」
「○月○日
今日もアラキくんは帰ってこない
アラキくんが帰ってきたら
もう逃げられないようにしてあげるんだ!
ずーーっと僕の側にいれるように」
僕の日記と書かれた本はここで終わっている
すると後ろから声が聞こえた
「だぁれ?
家に居るのは?
アラキくん?
違う?なら誰?迷ったの?
ここは僕とアラキくんの家だよ?」
そこには神様がいた
暗く染まった髪の毛
雨雲を連想させる灰色のワンピースには
所々に黄色のキラキラがついている
「君アラキくんを知らない?
、、、知らないかぁ
やっぱりダメなのかなぁ、、、
まぁいいや
また捕まえればいいもんね
さて、、、君
材料になってよ
アラキくんと僕の最高の幸せの為に!」
そういえば昔聞いた事がある
とても可愛らしい黄色の祝福の神様
だけれど幸せじゃなくて
違う祝福の神様
最愛の人を自らの手で殺してしまった神様
愛に溺れて死者蘇生という
行ってはならない事をした神様
だけど彼女は知らない
自分の精神が幼く
欲求を満たしたいと思ったら
事の善悪がつかない神様だと言う事に
そんなんだから
神様の世界から追放され
狭間で過ごしてる神様
あぁ大変な所に迷い込んでしまった
絶対に迷い込んではいけないと
あれだけ言われたのに、、、、
ごめんねみんな
僕はここまでみたいだ
「天使の羽は必須だからね!
丁度よかったよ!」
鈍い音がした
さよなら、、、みんな
どうでしたか?
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よろしくお願いします!