表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢と十三霊の神々 ~悪役令嬢はどうしても町人Sを救いたい ~  作者: 冴條玲
第二章 魔神ルシフェル来襲 ≪永遠のロマンス≫
90/176

第61話 悪役令嬢は災禍を封印する

「よく頑張ったね、デゼル。僕がレーテー、忘却を繰り返し、永遠に子供のままのピーターパンさ。さぁ、ご褒美の時間だ」


 ふいに、可愛らしい子供の声と姿が降ってきて、水神モードが解けて、懐かしく思えるシステム音が、立て続けに鳴り響いた。


==============================

 オプスキュリテ公国の滅亡が阻止され、オプスキュリテ公国の民203,756名、トランスサタニアン帝国の民13,784名、他国の民705名の非業の死がキャンセルされました。

 トランスサタニアン帝国の内戦が早期に終結し、トランスサタニアン帝国の民64,370名、他国の民487名の非業の死がキャンセルされました。


 闇巫女デゼルに水神ウンディーネからの承認が与えられました。≪ 承認条件:救命 283,132 人 / 1,000 人 ≫

 闇巫女デゼルに戦神アテナからの承認が与えられました。≪ 承認条件:戦勝:トランスサタニアン帝国 内戦 ≫


 闇巫女デゼルに慈悲と忘却の神レーテーからの祝福と承認が与えられました。

 神の祝福により、忘却(レーテー)【Lv1】が付与されました。

 忘却【Lv1】により、選択した期間の自分の記憶を抹消します。

==============================


 無邪気なレーテー様が優しく笑いかけて下さって、その愛らしいお顔を見たら、私はほっとしたあまり、また、泣いてしまったの。

 私は震える声で宣言した。


「忘却を【Lv10】に上げます」


==============================

 SPを1消費し、忘却【Lv2】になりました。選択した期間の他者の記憶を抹消します。

 SPを1消費し、忘却【Lv3】になりました。自分の記憶を選択的に抹消します。

 SPを1消費し、忘却【Lv4】になりました。他者の記憶を選択的に抹消します。

  :

  :

 SPを1消費し、忘却【Lv8】になりました。闇主や死鬼を解放します。

 SPを1消費し、忘却【Lv9】になりました。状態異常『災禍』を解除します。

 SPを2消費し、忘却【Lv10】になりました。神に与えられたスキルを選択して封印します。

==============================


忘却(レーテー)【Lv10】――災禍(エリス)を封印します」


==============================

 封印したスキルは二度と解放できず、リセットの対象外となりますが、本当に封印しますか?

 ≪はい/いいえ≫

==============================


「はい」


==============================

 災禍【Lv10】が封印されました。災禍の女神エリスの祝福が消滅しました。

==============================


「おつかれさま。デゼルは強い子だね。そんなになっても、まだ、たくさんの人が救われたと知って、嬉しそうな顔をした。他人に優しくなれるのは、自分に余裕がある時なんだ。デゼルは本当に強い子だね。だけど、フラフラだよ。僕に構わず、サイファのところに帰っていいからね」


 レーテー様が優しく労ってくれて、また、涙が零れた。


「レーテー様、ありがとうございました。この御恩は、一生、忘れません」


 私が深く頭を下げると、ぷくくと、レーテー様が笑った。


「僕の方が忘れそうだけどね! 忘却の神だし!」


 そうだった。

 顔を上げて、私も少しだけ微笑み返した。

 神様はみんな、とても、優しいの。


時空(クロノス)【Lv7】――目標、サイファ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ