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祥之るう子様からの贈り物【CP2】

◆ 緊急事態について ◆

わずか、生後3か月の子猫が猫伝染性腹膜炎(FIP)という難病を発症してしまい(詳細は活動報告)、連日のように病院に行ったり、金策をしたり、投薬(たいへんなんです(TдT))したりで、返信が間に合っていませんが、せっかくのハロウィーン仕立ての妖艶なガゼル公子がもったいないので、ご紹介だけ先にさせて頂きました。

FIPは治療しない場合の致死率100%な上に、治療費が100万円ザラな難病なので、もしも、応援して下さる方がいらっしゃいましたら、こちらのエッセイを追って頂けましたら!

https://velvet-kazakiri.ssl-lolipop.jp/

のべ一名様(一作品)につき0.1円ですが、この機会に『悪役令嬢と十三霊の神々』シリーズの番外編なども読んで頂けましたら、ありがたく、投稿インセンティブを治療費の足しにさせて頂きます!(`;ω;´)ゞ


※ 個人サイトで開催中のキャンペーンにご応募頂いたご感想【特賞】の紹介です。(↓)

挿絵(By みてみん)


サイファ ~少年と舞い降りた天使~

第79話 ガゼル ~とても適わない~


 ガゼル様の視点、心情が描かれている今回ですが、この回も、読めてよかったと思っています。ガゼル様が、デゼルさんとサイファさんを大切に想ってるんだろうなっていうのは、本編である前作でもしっかり伝わっていたのですが、サイファさんに対する想いがもっとよく解ったのは、このお話を読めたからなので。

 サイファさんが育った環境を知って、為政者の立場にいる自分のことを省みて、もっとちゃんとしなきゃって思ってる姿は、思わず拍手したくなるくらい、公子様として素晴らしいなと思いました。なかなか、庶民の現状を知ったからって、彼らの上に立つ自分のことが恥ずかしくなるくらい、きちんと考えてくれる権力者っていないと思うんですよね~。本当に、ガゼル様は素晴らしい公子様です。ガゼル様が本気出して統治した国、住んでみたいですね~。


 今回の後半、ほんとにもう感動の連続で…。

 「デゼルを失えば何も残らないのはサイファの方」の辺り。本当にその通りで、ガゼル様はデゼルさんに失恋しても、公子という立場上、絶対に結婚相手は周囲も探してくるでしょうし(これは必ずしも幸せなことではない…とは思いますが)、デゼルさんを射止められなかったからって、ガゼル様から離れる臣下なんてのもいなそうです。それに、デゼルさんが恋人でなくても、衣食住のレベルは何一つ変わらないでしょうし(デゼルさんと一緒のご飯が世界一美味しいというのはあるかもしれませんが)少なくとも、生活は保証されますものね。

 片や、サイファさんがデゼルさんを失ったら? ちょっと考えるのも辛すぎて考えたくないですよね。

 全然関係ない、ただの一読者の私ですら「それは辛すぎん?」って思うような事態なのに、サイファさんは、デゼルさんが望むなら、デゼルさんが幸せになるなら、身を引くつもりって…ほんとに、ガゼル様も言ってますが、神の領域ですよね。

 きっと、デゼルさんがガゼル様を選んだとして、それでも、目の前でガゼル様とデゼルさんが夫婦として並んだとしても、サイファさんは、デゼルさんが望めば公国にすら尽くすんだろうなとかあり得ないことも想像してしまって、もうなんかもう、ほんと、デゼルさんとサイファさん、末永く幸せでいてくれー!って叫びたいです。


 サイファさんの魂が神の領域…なことも感動ですが、ガゼル様が、ここでちゃんと「公国のために」って言葉を出すことも感動で。

 駆け落ちまで提案するくらいだから、若干「もう全部嫌」みたいな感じになってたんじゃないかと思うんです。自暴自棄の三歩手前くらいまでいってたんじゃないかと。「もうやだこの国」みたいなメンタルになりつつあったんじゃないかなって。

 だって誤解しているとはいえ、自分の大好きな人が、自分の臣民たちに悪く言われてるなんて、いくら濡れ衣とはいえ辛すぎますよね~。しかも「濡れ衣」だよって言えないわけで…! これはね~、凡人だったら「もうやだこの国」になると思います。

 なのに、駆け落ちまで提案しても、ちゃんと「自分には公国のために、まだ頑張らないといけない」って想えるの、本当に立派~!

 生まれる場所、生まれる立場、そんなの選べる人はいないわけで。

(主神様によって転生させられた雪乃さんですら、デゼルに生まれ変わりたいです!って選んだわけじゃないですしね)

 ほんと、好き好んで王族に生まれたわけでもないのに、国と臣民のために人生捧げる王族って、本当に本当に、尊敬と感謝しかないです!

 そして、何より感動なのが最後の一文。

 神様にお願いをしてるこの文章。

 「強さを」ですよ。強さ。

 結果を願うんじゃなくて、自分で頑張るための強さを願うその姿勢。なんて素敵な公子様なんでしょうほんと…!

 ガゼル様、ほんとごめんなさい。私、本編読んだ時、もう先を読むのに夢中で、デゼルさんに感情移入してみたり、京奈さんに感情移入してみたり、ユリシーズさんに惚れたりで忙しくて、正直あんまりガゼル様のこと真剣に考えてなかったと言いますか…他の読者さんの「不憫」という感想を見るまで、ガゼル様の「不憫」さに気付かなかったんです。

 皆様の感想を見て、ガゼル様、言われてみたら確かに不憫だな~という感情を持ちつつ、新しく公開されたサイファ編を読んで、今回のお話を読んで、もう~「ごめんなさい本当に本当に、めっちゃいい人じゃないっすか~!幸せになってくれ~」ってなりました。

 ここから先は余談ですが、「夜明け前」の、苦労の多い父親像というか、苦労の絶えないガゼル様の姿も…正直好きです! 優秀で公国想いの素晴らしい大公様でありながら、不憫かつ、苦労症なガゼル様…という存在、めっちゃ愛しいです!!

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