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祥之るう子様からの贈り物【シナリオ編】

※ シリーズ外伝『シナリオが始まる前に滅んだ国の物語』に頂いたご感想からの抜粋です。全文は外伝の方に掲載しています。

挿絵(By みてみん)


 第一の感想は「これは、本編を読まねばならぬ」でした。

 もちろん、本編を読まずにこちらを読んでも、問題なく読めるのですが、何というか、もうデゼルさんとガゼルさんがかわいそうでかわいそうで、辛くて辛くて。

 この運命を変えてくれる「転生者のデゼル」の物語であろう本編に救いを求めたんですよね。

 そしてこの度、すごく久しぶりにもう一度読み返して、さらにあとがきもしっかり読んで、新たな感想がたくさん生まれました。


☆ 返信 ☆ ―――――――――――――――――――――― ☆

 理想的な順序で読んで下さって、ありがとうございます✨(*´∇`*)


 1.舞い降りた天使 ~たとえ、明日が見えなくても~

 2.シナリオが始まる前に滅んだ国の物語

 3.悪役令嬢と十三霊の神々 ~デゼル編~

 4.サイファ ~少年と舞い降りた天使~

 5.夜明け前 ~次世代編~


 『悪役令嬢と十三霊の神々』シリーズは、この順序で読んでもらえると、一番、面白いように構成してあります。

 2.からの場合はまさに、運命が変わるであろう転生者の物語に乞う期待✨ というわけなのですが、1.を読んでいないと、運命が変わりすぎて、ガゼル公子が登場しないままドンドン物語が進んでしまって、デゼルはいいかもしれないけどガゼル公子の立場は!?Σ(゜Д゜)

 と、ガゼル公子に感情移入していればいるほど、モヤモヤしてしまいそうです。(2.はゲームの脚本に過ぎないもので、今度こそ、幸せになろうと誓い合った二人の前世というわけではないところがミソです)

 1.から読んで、先にサイファに感情移入していると、デゼルにすごくお似合いなガゼル公子がいずれ絡んできそうなことにハラハラしつつ、「だいじょうぶ、だいぶリードした(; ・`ω・´)」と読み進め、ついに対峙するシーンでは、「がんばるのだ、町人S! 庶民モブだって闘える!(`・д・)9」みたいに盛り上がる――

 はずだと思うのですが、正しい順序で読んで下さる読者様、滅多にいなさそう、もとい、私がもっと、この順序で読んで欲しいと最初にアピールしないと始まらないやつなのでした(T∀T)

☆ ―――――――――――――――――――――――――― ☆


 まず読み始めてすぐに思ったのは、デゼルさんとガゼルさんの名前です。

 あんまり深く考えずに本編からずっと読んできてしまったけど、お名前似てますよね。何か意味があるのかな、とふと思いました。

 もしかして、公国の言語というか、名づけの習慣というか、そういうものに意味が隠れているのかなと。

 例えば、文字が英語に近いような構造をしていたと仮定して「Gazel」「Dezel」みたいな感じだったとして、「el」もしくは「zel」に、「神々に近い者」を表す意味があるとか……大変勝手な妄想ですが、ちょっとわくわくしたりしました。


☆ 返信 ☆ ―――――――――――――――――――――― ☆

 何か意味があるのかなって、想像を巡らせて、わくわくしてもらえたなら何よりです✨(*´∇`*)

 アルファポリス様に投稿しているエッセイ『悪役令嬢の舞台裏』の「命名の舞台裏」に詳しく解説していますが、二人の名前に込められた意味は、何を隠そう、メタ的には驚くほど違います。

 それが一文字違いの似た名前になった時に「でも、この二人は運命に結ばれた公国の夜明け(オーブ)(リュヌ)。名前が一文字違いなのも、運命的でいいかな」と思って、まぎらわしいのは承知の上でそのままに。

 いずれ、『ZEL』は『神の祝福を授かりし者』、『GA』は太陽の神、『DE』は月の神、みたいな公式設定を追加しようかなと思いつつ、現状では読者様のご想像にお任せしています。

 なので、るう様のご想像はほぼビンゴです✨(*´∇`*)b

☆ ―――――――――――――――――――――――――― ☆


 初めて読んだ時も、今回も同じく感じたのは、ガゼルさん。

 本編よりもこっちの方が純粋な気がする、ということです。

 本編では、サイファさんに「闇主」と「デゼルの最愛の人」という立場を奪われたせいか、人前でデゼルさんにキスしてみせたり、ちょっといじわるというか、いたずらっ子な感じがするというか。

 ただ、本編でも、エリス様登場後のガゼルさんは、こちらの短編のガゼルさんと全く一緒に思いました。

 これ真相は、どちらもちゃんと本来のガゼルさんで、短編ではデゼルさんへの恋心は叶っているし、何より冒頭から戦時下で、その次は支配下、さらには記憶を失った状態なので、いたずらっ子な一面なんて見せる機会すらなかったということなんでしょうね。

 平和な世界でのガゼルさんは、本編前半での彼のように、もっと自由で、少年らしい一面もしっかりあったということなんだろうなと思いました。


 こう思うと、ネプチューン許すまじとなってしまうのですが。笑


☆ 返信 ☆ ―――――――――――――――――――――― ☆

 ネプチューン許すまじですね!(`・ω・)9

 えと、ガゼル公子が公の場でデゼるんにキスしたことについては、


【Side】 ガゼル ~公子様は公国の滅亡を知る~ ≪デゼル編≫


 の方に語られている通り、いじわるとかいたずらとかではないのですが、


番外編『僕のお嫁さんが、ある日、三歳になりました。』


 まで読むと、ガゼル公子に案外、そういう小悪魔なところがあるのも語られますので、その印象そのものは、間違いではなかったりします。

 なんとゆう、ややこしさ!( ゜Д゜)ふぼぁ


 ガゼル公子を抑圧しているのは、公子の立場そのものでもあるため、ガゼル公子が素顔でいられるのは、たぶん、サイファとデゼルと一緒の時だけなのですよね…。

 サイファははむだけに、公子だとか闇巫女だとか、そういう身分の垣根にはばまれることなく(乗り越えるのは稀で、たいていはスキマをくぐり抜けて)、誰とでも心を通わせてしまえるので、ガゼル公子もデゼルも、サイファの傍だと自然体でいられるみたいです(*´∇`*)

☆ ―――――――――――――――――――――――――― ☆


 ガゼルさんと言えば、あとがきにあった「ガゼルが闇主になるシナリオだと知らないデゼル」という一文には少し驚きました。


☆ 返信 ☆ ―――――――――――――――――――――― ☆

 この辺りから本題で、対象の外伝を読んで下さった方向けになるので、続きはまた、外伝の巻末に掲載予定です。

 めくるめく素敵なご感想とファンアートをお贈り頂きまして、祥之るう子様、ありがとうございました✨(∩´∀`)∩

☆ ―――――――――――――――――――――――――― ☆

◆ 舞い降りた天使 ~たとえ、明日が見えなくても~

https://www.alphapolis.co.jp/novel/153000069/11455922


◆ シナリオが始まる前に滅んだ国の物語

https://www.alphapolis.co.jp/novel/153000069/776440179


◆ 僕のお嫁さんが、ある日、三歳になりました。

https://www.alphapolis.co.jp/novel/153000069/801455171


◆ 悪役令嬢の舞台裏『命名の舞台裏』

https://www.alphapolis.co.jp/novel/153000069/985655342/episode/5968184

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