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羽海様からの贈り物【サイファ編】

サイファ編の第43話から、あとがきにご感想と返信を掲載させて頂いています。

優しい色使いに癒される、とっても可愛らしいエトランジュと素敵なご感想に、感謝感激です。

羽海様、ありがとうございました✨(*´∇`*)


挿絵(By みてみん)


第1話 舞い降りた天使 ~たとえ、明日が見えなくても~


この後のサイファはデゼルと巡り合い、お互いを想い合うことができると分かっていても、やはり幼いサイファの絶望する様子を見ているのは辛かったです…

自分は誰にも好かれていないと思ってしまうのは、一番苦しいことなのだろうと感じました。

唯一お母さんはいましたけれど、サイファにとってお母さんは自分を好きでいてくれる人というよりは、自分が守らなければならない人だったのかなと思いますし。


そこに現れて自分を好きだと言ってくれた綺麗な女の子に、サイファが恋をするのは必然だと思います。

私がサイファの境遇にあっても、もしくはサイファよりは幸せな生活をしていたとしても、きっとデゼルのことを好きになっていたでしょう。


デゼルへの好きと他の人への好きが違うことから、デゼルには好きと言えないサイファが可愛かったです!

この歳で“好き”の違いが分かるのはすごいです、よほどデゼルへの気持ちは初めてで特別だったのでしょうね。

というか、散々殴られて惨めな思いをさせられても、ジャイロにお母さんに向けるのと同じような“好き”という気持ちを持つことのできるサイファは、やっぱりちょっと怖いです…

それと、サイファには、こうりがし、という言葉の意味を知ってもらいたいですね…


☆ 返信 ☆


素敵なご感想をありがとうございます✨(*´▽`*)


どうして誰も僕を愛してくれないんだろう、それって、とても悲しい気持ちだと感じて頂けて嬉しいです。

とりわけ、さいふぁ様はみんな好きな子だから、どうして好意が返ってこないのか、幼い心にたくさんの傷を負って、疲れ切って、もう眠りたくなってしまっているファースト・シーン。

ただ一人、傍にいてくれたお母さんは、まさに、さいふぁ様にとっては守ってあげなければならない人で。傍にいてくれたら安心できたのは、帰ってこなくなってしまったお父さんの方でした…。


そんな、さいふぁ様のもとに舞い降りた天使、デゼるんに心奪われたさいふぁ様の気持ち、共感して頂けて嬉しいです✨(*´▽`*)


ふふふ、デゼるんへの『好き』は。

胸がとくとく、とくとく、ときめいて止まらないという、さいふぁ様にとっての初体験。

九歳だって、この『好き』がどんな『好き』なのかはわからなくても、違いはわかります♪(*´▽`*)b

待てよ、どうかしたら。

天然なさいふぁ様のことだから、結婚する頃にも、違いしかわかっていなかったりして…!?( ゜Д゜)


さいふぁ様がジャイロやスニールのことも好きなのは、猫に引っかかれてなお、猫を嫌わない猫好きな人と同じ感じです。

猫に引っかかれても、裏切られても、猫好きな人は猫が好き。

なぜ猫が好きなのか、だって猫が好きだから。

さいふぁ様は人に対しても、猫にする以上の期待をしないのかもしれません。

人だけ特別あつかいしないというか。

物語には書く機会がありませんでしたが、さいふぁ様は猫も鳥も動物全般、大好きです♪(∩´∀`)∩


こうりがし…

そうですね、さいふぁ様の辞書の『こうりがし』の項目には、『子供にでもお金を貸してくれる人』としか…

ただ、知っていても借りたかもしれません。

お父さんが帰ってこなくなって、食べ物も、病気のお母さんのお薬もなくて、どなたか食べ物をわけてください、お母さんのお薬を買うお金を貸してくださいって、たくさんの人に頭を下げて回って、ようやく見つけた『こうりがし』。

他の誰も、さいふぁ様にお金を貸してはくれなかったのです。

知らない人にそうやって頭を下げて回るの、なかなかできないことなのに、できても断られ続けた幼いさいふぁ様。

ジャイロに殴られるより、たくさんの知らない人にお金をください、仕事をくださいって頭を下げて回らないといけなかったことが、遥かにつらかったみたいです。




第2話 PROPOSAL ~きっと、大人にはなれないけれど~


やっぱり、サイファが自分にとっての普通だと思っているであろう、サイファの生い立ちは、過酷で胸が苦しくなりました。お母さんから殺されそうになるなんて、経験している子供がいることが驚きなくらいに、私の日常からは程遠いことなので…

それでも、サイファが、お母さんがサイファを好きではないからではなく、仕方がないから殺そうとしたのだと理解できているところがすごいなと思いました。六歳の子供なのに洞察力がすごいです。ませているのか、お母さんのことを大切に思っているからこそよく見ていたのか…?


お母さんには何もできないと思っているサイファですが、デゼルには、落ち着かせたり安心させたりと役に立てるから、デゼルを生きる意味にすることができたのかなと考えました。後のサイファのドS感は、デゼルの気持ちを一番動かせるのは僕だ、というこの時の気持ちから来ているのかも…?


サイファがデゼルに想いを告白するシーンには、サイファの切迫した気持ちが滲んでいて、デゼル視点から読んだときのふわふわした幸せなだけの感情とは全く別物の意味があったと分かって感慨がありました。サイファの世界の中に、デゼルは本当に大きな位置を占めていたのですね…


☆ 返信 ☆


素敵なご感想をありがとうございます✨(*´∇`*)


えっと、第二話のサイファは十歳です。

第一話のデゼルが六歳でした。


私の親類縁者には、お母さんから殺されそうになった子供が、一人と言わず実在しています。

平和な環境に育った方だと、そんなことが現実にあるなんて、それも現代日本でと、びっくりするかもしれませんが。

絵空事でも、遠い世界の出来事でもなく。


実例を知っていると、昨今のラノベの荒唐無稽さは嘆かわしく…。

私は真に価値があるのは、実際に登場人物のような逆境に置かれた時に、選択肢が一つ増えるような物語だと思っています。

その選択肢が、周りの幸いに寄与するものであればあるほど価値が高いと。

残念ながら、価値がある物語と人気を取れる物語は別物なのですが。


サイファがお母さんの気持ちを理解できたのは、羽海様が考えて下さった後者の観察力のおかげです。

サイファは澄んだ翠の瞳で、真っすぐに、人をよく見る子供です。

おつむはモブ仕様のささやかさなので、難しいことはわかりませんが、だからこそ、目の前にいるのがどんな人か、よく見て、ありのままに受け止めてしまいます。

その人がその人であることに、どんな意味があるのかなんて、わからないけれど。

デゼルと手をつないで眺める世界はキラキラ、別世界のように輝いて見えたのでした。


サイファのドS感…。

読者の皆様には口をそろえてドSと言われてしまうサイファだけど、

本人、デゼルにはもちろん、誰にでも優しいつもりです✨(=∀=)b


まったく同じシーンが、デゼル視点とサイファ視点でまったく違う、ここまで違う。

サイファは運よくデゼルと出会ったわけではなく、出会うべくして出会った子供。

死ぬほど困窮しても犯罪に走らず、働かせて下さいと頭を下げて回る子供に、

仕事を回してくれる可能性が最も高いのはどこかって、公国においては神殿で。

わずかなお駄賃のために神殿で一生懸命に働くような、

優しさと誠実さと謙虚さを兼ね備えた子供が聖女様に懐かれたのもまた、

古来よりルイトモと呼ばれし必然で。


そういう、デゼル編だけでは見えづらい真相に、ひとつでもふたつでも、気がついて頂けると嬉しいサイファ編。

さっそく、ひとつ拾って頂いて、ありがとうございます✨(*´∇`*)


引き続き、すぐ隣にいたサイファの目には別世界だった摩訶不思議な物語を、

どうぞ、お楽しみに♪(∩´∀`)∩

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