質問その26〜30
【質問26:キャラの皆さんは好きな季節ってありますか?】(回答者・曽根崎、景清、阿蘇、藤田、柊、光坂)
曽根崎「好きとかそういうのじゃないが、温度感が鈍いから夏や冬は身の危険を感じる」
景清「確かに……。いや自覚あるなら薄着や厚着をしてくださいよ。年がら年中季節感の無いスーツ着てないで」
曽根崎「スーツは便利なんだよ。服を考える手間を省略できるし、機能的だし」
景清「うーん、じゃあ夏用スーツを構えて、あとシャツも……」
阿蘇「いよいよやってることがバトラーじみてきたな、景清君」
景清「あ、阿蘇さん。そうだ、阿蘇さんはどの季節が好きですか?」
阿蘇「俺? 俺は……夏かな」
景清「へぇー、そうなんですね」
阿蘇「おう。どの季節も好きなんだけど、夏の空が特に好きでさ。入道雲とか見つけるとワクワクする」
景清「わー、同じくです。僕も空見るの好きなんですよ。秋の空のうろこ雲とか。風が少し冷たくなってきた感じとかも好きです」
藤田「景清は秋が好きなの? オレは冬だなぁ」
景清「藤田さん、暑いの苦手ですもんね」
藤田「まぁね。それに冬だと密着できる口実が……」
曽根崎「柊ちゃんはどうだ」
藤田「ナチュラルにスルーされた」
柊「そうねぇー、夏は楽しいわよね! サーフィンだったりプールだったり! あ、でも冬もスキーが楽しいし……」
光坂「柊ちゃん、楽しいことならなんでも好きだもんね。私は春がいいなぁ。ぽかぽかしてて日向ぼっこにちょうどいいよね」
六屋「おお、いい話題だなぁ! 私は春が好きだよ。暖かいし、思わぬ草花も発見できるし。毎日ワクワクするもんだ。烏丸君はどうだい?」
烏丸「あー……考えたことねっすね。着るモン少なくて済むから夏とか? あー、でも暑いのはダルいし……」
田中「全く、君たちときたら! 季節といえば冬に決まってるだろう!」
六屋「何か理由があるんですか?」
田中「雪が降ったらテンションが上がる」
六屋「子供のようですね」
田中「昔から雪の結晶を観察するのが好きなのさ。書き写したり、写真を撮ったり。家にスケッチブックがあるが、良かったら見てみるかい?」
六屋「ああ、それは大変興味深いですね。ぜひ拝見したいです」
烏丸「……」
六屋「おや、どうした?」
烏丸「いや……御大が嬉しそうで何よりだと思って」
六屋「ほう?」
三条「大江ちゃんは、好きな季節ってある?」
大江「すすすす好きな人!?」
三条「違う違う。季節」
大江「な、なんだ、季節ですか……! え、えーと、そうですね……。秋とか好きです」
三条「へぇ、そうなんだ! オレは夏が好きだよ! 泳ぐの好きだからさー!」
大江「そうなんですね! 私も泳ぐのって楽しいと思います」
三条「そっか! じゃあよかったら今度一緒にプール行く?」
大江「え、えええええ!?」
三条「景清とか柊ちゃんも誘ってさ! みんなでパチャパチャ遊ぼうぜ!」
大江「あ……はい! すっごく楽しいと思います!」
【質問27:左利きの人はいますか?】(回答者・烏丸、曽根崎)
曽根崎「おや、これは先生のことじゃないですか?」
烏丸「あー、そうだね。僕は左利きだから」
曽根崎「字を書くのも食べるのも左です?」
烏丸「そうね」
曽根崎「不便じゃありませんか?」
烏丸「世の中大抵右利きばっかだし、不便っちゃ不便かもな。すごく地味な話だけど、盗難防止か紛失防止の為かボールペンに紐ついてることあんじゃん。ああいうのとか鬱陶しい」
曽根崎「ああ、確かに」
烏丸「世の中左利きは二割ぐらいいるんだっけな? 十人いたら二人はそうなんだし、ここはぜひユニバーサルデザインを広く採用してほしい」
曽根崎「先生がいつに無く多弁だ……。そういえば、手術なんかはどうされてるんです? 先生は外科医ですけど」
烏丸「それは右でやってる」
曽根崎「ほう」
烏丸「ああいった手術器具は全部右利きが前提なんよ。だから医者になるにあたって、そこは慣れるよう訓練した」
曽根崎「先生の口から、訓練という言葉を聞く日が来るとは思いませんでした」
烏丸「僕は医者だぜ? こう見えてやるこたやってるよ。缶切りだって右で開けられる。包丁も右で使える」
曽根崎「訓練の成果ですねぇ」
烏丸「だから、曽根崎の体掻っ捌く時も右手使ってやるよ。……あ、でも」
曽根崎「なんです?」
烏丸「紐付きボールペンはやっぱ嫌い」
曽根崎「ふふ、そうですか」
【質問28:
景清くんへ
貴方に出会ってから、世界がより色鮮やかに見えるようになりました。とてもつらくて、泣きたくて苦しい時も貴方のことを考えると、とても楽になりました。
貴方を想うこの気持ちは私のかけがえのない宝物です。
生きていてくれてありがとう。
(白いカスミソウの押し花が入った栞を添えて)】
(回答者・景清、曽根崎)
景清「………………おひゃー」
曽根崎「なんだその声」
景清「すんごいお手紙をいただきました」
曽根崎「へぇ、見せてみろ」
景清「いや、なんでだよ。見せるわけないだろ」
曽根崎「五万」
景清「あっさり金載せてくんな! だ、ダメですよ! いくら積まれても見せません!」
曽根崎「十万」
景清「み、見せません」
曽根崎「五十万」
景清「……見せないと言ってるでしょう」
曽根崎「百万」
景清「どんだけ見たいんだ、アンタ!」
曽根崎「気になるものは仕方ない」
景清「欲望を金に託しすぎでしょう……。……」
曽根崎「お、どうした。百万円で見せてくれる気になったか?」
景清「いえ、それはしないのですが……百万円は欲しいなと思って」
曽根崎「ほう」
景清「そうだ、僕が曽根崎さんに手紙書くんで、それを百万円で買い取ってもらえませんか?」
曽根崎「何が『そうだ』だよ。強欲にも程があるだろ」
景清「ダメですかー」
曽根崎「うん」
景清「……」
曽根崎「……何回も読み返してるな」
景清「手紙はいいですよね、形として残りますから。この人が宝物と言ってくれたように、僕にも宝物が増えたように思います」
曽根崎「君にしては珍しい表現だな」
景清「そうでしょうか」
曽根崎「ああ。とても私に謎の手紙を百万で売り付けようとした男と同一人物とは思えない」
景清「うるせぇな。……こちらの手紙を送ってくださった方、ありがとうございます。どこかの誰かのように額縁に入れるようなことはしませんが、僕一人が読める場所に大切に保管させていただきます」
【質問29:景清君にはどうやったら貢げますか?できれば現金を渡したいです】(回答者・景清、藤田、阿蘇)
藤田「景清基金でも設立するかー」
景清「するかー、じゃないですよ! えええええ!? 貢ぐ!? 僕に!?」
藤田「そうだよ」
景清「な、なんで僕なんかに!? そ、その人にとっても大事なお金でしょうに……!」
藤田「その大事なお金を、お前に貢ぎたいって言ってくれてるんだ。景清が手紙の差出人を大事にしたいなら、お前に貢ぎたいという気持ちも大事にしなければならない」
景清「ええええ……!」
阿蘇「おい藤田、やめとけ。景清君が困ってるだろ」
藤田「どうか見逃してくれ、阿蘇。オレは叔父として、この保護者製造機にそろそろ自覚を促さねばならない」
阿蘇「保護者製造機て」
藤田「だって二十一歳だぜ? 立派な成人なんだぜ? それなのにオレは、未だ景清にお菓子やらお子様ランチやらを奢ってやりたくて仕方ないんだ。なんだこの気持ち」
阿蘇「まぉそれはわからないでもない」
藤田「大体あの曽根崎さんすら絆されてるんだぞ! 基金なんて設立されてみろ! オレの全財産の半分はぶち込む自信あるわ!」
景清「や、やめてください!」
阿蘇「そうだぞ、やめとけー。お前絶対困窮したら俺んとこ来るだろ」
藤田「助け合おうぜ?」
阿蘇「うるせぇ、セフレんとこ行け」
藤田「そうだ、田中さん辺りに掛け合ってみよう。大丈夫、今はクラウドファウンディングだってあるんだ。全世界に景清の貧困を伝えてさ、んで投資額に応じて景清が特別な個別サービスをしてくれるっていう……」
景清「やめろ!!!!」
【質問30:質問コーナー楽しく拝見させもらっています。ちょっと気になったのですが、景清くん、曽根崎さん、藤田さん、阿蘇さんで生への執着が一番凄いのは誰ですか?
後は景清くんと曽根崎さんが楽しく話してくれているのを永遠見ていたいです。女装して景清くん。】(回答者・景清、曽根崎、阿蘇、藤田)
景清「最後!!!!!!」
藤田「あっはっはっは要望なら聞かないわけにはいきませんねぇ!」
景清「やめてください! 服を脱がすな! やめろ! 警察呼ぶぞ!」
藤田「ふはははは警察なんてどこにムギュッ」
阿蘇「この職に就くと決めてから、いつかはこんな日が来ると思っていた……」
藤田「苦しい! マジで首絞まってる! 苦しい!」
景清「助かった……ありがとうございます、阿蘇さん」
阿蘇「おう、いつでも頼ってくれ。……さて、質問だけど」
景清「はい」
阿蘇「生への執着ねぇ」
曽根崎「まぁそういう観点で言えば、忠助が一番強いんじゃないか」
阿蘇「そうかもな。絶対死んでやるかって気持ちはあるけど」
曽根崎「というか、こと執着において忠助の右に出るヤツ自体そういないだろ」
阿蘇「お、その言葉そっくりそのままお返しするぜ、兄さん。お前にだけは言われたくねぇわ」
曽根崎「私はムカつく奴の為に死んでやりたくないだけだからな。自分の利になるなら今すぐ死んでやるよ」
景清「うわわ、物騒なこと言わないでくださいよ。どうどう、どうどう」
曽根崎「……」
阿蘇「……」
景清「え、なんですか」
曽根崎「君は生に対する執着が薄そうだな」
阿蘇「もっと自分の命を大事にしろ、景清君」
景清「こっちに飛び火した。……大丈夫ですよ。僕だって色んな人に助けてもらってきたんです。もう蔑ろにはしません」
阿蘇「なら兄さんを助ける為とはいえ、二度と無謀な穴ダイブなんざするんじゃねぇぞ」
景清「あっばばばばば」
藤田「おいおい、あんまりうちの甥っ子をいじめないでくれよ」
阿蘇「ちょっとからかっただけだ。いじめてない」
曽根崎「……藤田君も、生への執着は強そうだな。その辺どうだ?」
藤田「え? えーと……」
三人「……」
藤田「……今は、何が何でも死ねないと思っています」
阿蘇「そりゃ何よりだ」
景清「で、曽根崎さんと僕の会話を聞きたいとのご要望があったのですが……」
曽根崎「うん」
景清「何話します?」
曽根崎「うーん……あ、そうだ」
景清「はい」
曽根崎「今晩、家来るか?」
景清「あー……どうしましょう。明日一限から授業なんですよね」
曽根崎「ならやめとくか」
景清「いえ! できれば、その……したいな、と。曽根崎さんがご迷惑でなければ」
曽根崎「別に迷惑じゃないよ、私は夜寝られないんだし。むしろ君を付き合わせて無理させてないか心配だ」
景清「あ、ありがとうございます」
曽根崎「ついでに言っとくが、ストップは君からかけろよ。何せ私は三十一歳にしては自制心が無い。いつまでもやり続ける自信がある」
景清「それはなんとなく察していましたが……」
曽根崎「が?」
景清「……僕も……そこまで自制心のある方ではなく……」
曽根崎「……」
景清「……」
曽根崎「……二人で朝日見るか」
景清「いやー、前回も見ましたからね、朝日。そろそろ人間らしい生活に戻った方がいいかと」
曽根崎「君の目の下に、私と同じ濃さのクマをこさえる前にな」
景清「まったくですよ。もう、ほんと最近は講義中もそのことばっかり考えて……」
曽根崎「集中しろよ。学生だろ」
景清「そうやって考えると、アンタほんとに自由業って感じですよね」
曽根崎「羨ましいだろ。もう学生やめてうちに専念するか?」
景清「時々マジで揺れるんですよね。いや、ダメだダメだ。これは寝不足で判断力が落ちてるだけだ……」
曽根崎「もう少し寝不足にしたら大学やめそうだな。よし」
景清「悪いこと考えるな! もうちょい待ってろ! ちゃんと行きますから!」
藤田「……ところでお二人、今晩ナニする気なんです?」
二人「ゲーム」




