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怪異の掃除人・大反省会  作者: 長埜 恵
質問コーナー
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質問その21〜25

【質問21:阿蘇さんが今までに藤田さんと曽根崎さんからもらった誕生日プレゼントを教えてください!】(回答者・阿蘇、藤田、曽根崎)


阿蘇「……」

藤田「あ、これ忘れてるな。なんてヤツだ。酷いヤツだ」

曽根崎「プレゼントのあげ甲斐が無い奴だ」

阿蘇「いや兄さんからのは覚えてるよ」

藤田「え、そうなの? 何?」

阿蘇「金」

藤田「うわぁ」

曽根崎「何が“うわぁ”だ。一番実用的だろ。……あ、でも」

阿蘇「ンだよ」

曽根崎「忠助が小学生の時には、シャーペンをあげたような気がする。新しく買ってやると言ったのにどうしても私が使ってたものがいいと……」

阿蘇「チョークスリーパー参ります」

藤田「ダメダメダメダメ曽根崎さん死ぬ死ぬ死んじゃう」

阿蘇「……で、お前からのプレゼントだけど」

藤田「はい」

阿蘇「割とその都度色々貰ってるよな。服とか。鞄とか」

藤田「だねぇ。阿蘇って放っといたらマジで服に気を遣わないから」

阿蘇「着れりゃいいだろ」

藤田「お前何の為にその筋肉つけてんの? 社会貢献したいとか思わねぇの?」

阿蘇「まさか警官になるだけじゃ足りねぇのか、社会貢献」

曽根崎「へぇ、忠助は藤田君から服を貰っていたのか。……の割に、いつも似たような格好に見えるが」

阿蘇「あー、コイツのチョイス、まともな時とヤベェ時とで極端なんだよ。まともな時はいいんだけど……」

藤田「なんだよ、文句は受け付けねぇぞ」

阿蘇「うるせぇ。それじゃあこのシャツとか何なんだよ。何個ポケットついてんの? ズボンじゃねぇんだぞ、何入れるんだよ。んで、こっちもこっちだ。死ぬほど酒飲んでクーラーつけずに寝た熱帯夜に見る夢みてぇな柄しやがって。どういう精神状態になってたらこんなの買えるんだ」

藤田「確かに、これを買った時は死ぬほど酒飲んでた気がする」

阿蘇「そんでこれもヤベェんだわ。アホな小学生男子の使ったパレットみたいな色合い」

藤田「あ、バカ。これ高ぇんだぞ? 着ろよ。絶対似合うから」

阿蘇「嫌だよ。俺、下手にガラ物着たらその筋の人に見られんだ」

藤田「大丈夫大丈夫。これならイケるから」

阿蘇「本当か……? じゃあ着てみるけど」ゴソゴソ

曽根崎「……」

藤田「……」

阿蘇「どうだ」

曽根崎「煙草ふかしながらその辺の机蹴飛ばす任侠映画に出てくる借金取り」

藤田「銃持ってる相手に素手でカチコミかける若頭」

阿蘇「オーケー、二度と着ねぇわ」





【質問22:回答ありがとうございます!答えてもらえて凄く嬉しかったです!皆さん回答お疲れ様の差し入れとして、(ヨッテココーヒー)ミニ焼きドーナツ30個入<10種類詰め合わせ>×3つと【唐辛子わりやき】160g せんべい×3つ お気に召してくだされば幸いです】


景清「いただきます!! もぐもぐもぐもぐ」

阿蘇「むしゃむしゃ」

藤田「はむはむぱりぱりはむはむ」

柊「もくもく」

光坂「ぱくぱく」

三条「あむあむ」

大江「んぐんぐ」

田中「はぐはぐ」

烏丸「……」


曽根崎「みんなよく食べるな」

六屋「おや、曽根崎君は食べないのか」

曽根崎「あまり食に頓着が無いもので。そう言う六屋さんこそ、いただかなくていいのです?」

六屋「健康診断で中性脂肪の数値が気になってね……。少し控えるようにしてるんだ」

曽根崎「いや、今の内に蓄えておいた方がいいですよ」

六屋「え、そうかい」

曽根崎「はい。あのクソジジイの元で働くなら、ぜひ」

六屋「どれだけ過酷なんだ……」

曽根崎「脂肪さえ蓄えていれば、突然極寒の中に放り出されても多少もちますから」

六屋「思ったよりも過酷だった」





【質問23:柊ちゃんへ質問です。光坂さんのことどう思っているかお聞かせください】(回答者・柊、光坂)


柊「〜〜〜〜ッ!!」

光坂「え、どうしたの、どうしたの?」

柊「なんでも!! ないわ!!」

光坂「そう?」

柊(えーーーーー何よ何よ何よその質問!! どうって言われたらそりゃボクの人生観決めてくれたような人だしふわっとした雰囲気とか案外鋭いツッコミとかちょっと趣味が可愛すぎる所とか色々思う所はあるけどんんんんん)

光坂「柊ちゃん? 大丈夫?」

柊「大丈夫! よ!!」

光坂「そう?」

柊「ね、ねぇ佳乃。アンタはボクのこと、どう思ってる?」

光坂「私? 私は柊ちゃん好きだよ!」

柊「んんんんん!!」

光坂「柊ちゃんは?」

柊「ボク? ……え、ボク!?」

光坂「うんうん」

柊「そっ……んな……っ! え、えーと、えーと、き、ききき嫌いなわけないでしょ!」

光坂「わぁー、良かった」

柊「と、当然でしょ!」





【質問24:皆さんのお名前に由来があれば教えていただきたいです!(既にご返答されていたらすいません)】(回答者・全員)


曽根崎「断っておくが、作者は十秒ぐらいで名前決めるからな。私曽根崎慎司は、近松門左衛門による戯曲、『曽根崎心中』からだ」

景清「物騒だな……。僕も近松門左衛門『出世景清』からですね。といっても、イメージとしては落語『景清』が強かったみたいですが」

曽根崎「ちなみにどちらも名前だけ拝借してきただけなので、名前が伏線になっているなどは無い。安心して欲しい」

景清「伏線にするとしたら、アンタ心中しなきゃいけませんからね……」

曽根崎「知ってたか? “そねざきしんじ”に“you”を足したら曽根崎心中になるんだぞ」

景清「やめろ本当っぽい嘘」

曽根崎「忠助はどうだ」

阿蘇「俺はキャラが先にあって、名前ランダム作成サイトで一番イメージに近い名前になった感じだな」

藤田「ああ、オレもそうだよ。あと、“藤”の字を使いたかったというのがあったみたい」

光坂「私もキャラが先にあって、名前はランダム作成でしたねぇ」

柊「ボクも同じくだわぁ」

阿蘇「まぁ色々変わるよな。超初期のプロットでは、俺が主人公で光坂さんがヒロインだったし」

景清「え、そうなんですか!?」

藤田「そう考えるとめちゃくちゃハンドル切ったよな」

阿蘇「だな。兄さんなんか、二次元に嫁がいる系の引きこもりネクラプログラマーだったし」

曽根崎「長身と不審者面って所しか残らなかった」

柊「あとは……確か三条とみっちゃんは、元ネタあるわよね?」

三条「オレは後三条天皇から名前だけもらったな」

大江「私は大江匡房からです」

景清「何故」

三条「なんでだったかは忘れた……」

田中「僕なんかもキャラだけ先にあって、名前はイメージだったね。破天荒で賛否あるキャラになりそうだったから、逆に日本人によく使われる苗字にしたそうだけど」

烏丸「僕もキャラありきの命名だったねぇ。そもそもそんなに長く活躍する予定じゃなくてさ、何ならミートイーターに食われて死ぬはずだったし」

六屋「死ぬ予定だったのは私もだよ……。疑われるけれど実は哀れなる無実の被害者“六屋実成”、略して“むじつ”。冗談みたいだろう? 実際ダジャレなんだ」

景清「うわぁ」

曽根崎「“血濡れの衣裳”に出てきた箕洲も、怪物ミノタウロスが元ネタだしな。そう考えるとチョイ役として出したキャラの方が、面白いネーミングになっているのかもしれない」





【質問25:拝啓 曽根崎慎司様

一話目から大好きです。顔もスタイルも喋り方も性格も頭脳も背負ってる業も全部ひっくるめて愛してます。本当に好きで好きで好きで好きで大好きです。産まれてきて下さってありがとうございます。好きです。】(回答者・曽根崎、景清)


曽根崎「……」

景清「巨大なガチョウにほっぺ啄まれたみたいな顔してどうしました?」

曽根崎「いや、どんな例えだよ。ううん、なんかこう……私宛の手紙をもらってな」

景清「はぁ」

曽根崎「うん」

景清「……えーと、僕が見てみても?」

曽根崎「どうぞ」

景清「ありがとうございます。……うわ、おおー!? わー!?」

曽根崎「どうだった?」

景清「どうも何も、これ僕に見せちゃダメでしょ! ラブレター? ファンレター? と、とにかく、アンタだけが読んでアンタが答えなきゃいけない手紙じゃないですか!」

曽根崎「そうだったか」

景清「そうですよ! なんで僕に見せたんですか!」

曽根崎「……自慢……?」

景清「このオッサン腹立つなぁ!」

曽根崎「まぁ、私自身割とびっくりしたんだ。人間、一日に与えられた時間は平等であるくせに、それを自由に使える時間となると実に差が大きいだろ? この手紙をくれた人だって、一日二十四時間がっつり自分だけの為に使えるわけじゃない。だがその時間を使って、この人は私にこうしたメッセージをくれたんだ。それは、とても得難いことだと思う」

景清「……そ、それは、そうですね」

曽根崎「だろう」

景清「なら、ちゃんとお礼言わないと」

曽根崎「……え、お礼?」

景清「え!? なんでそこで不思議そうな顔ができるんです!?」

曽根崎「お礼っつったって君……。あれか、君は『好きだ』と言われて『ありがとう』とお礼を言うのか」

景清「言いますよ! 好意を向けてもらったんですから、ちゃんとお礼言わなきゃ失礼でしょう!」

曽根崎「えー、そういうもんか」

景清「だって迷惑だったわけじゃないですよね? 自慢したって事は嬉しかったんですよね?」

曽根崎「あー、そうか。それは確かに筋が通ってるな」

景清「なら、お礼!」

曽根崎「……ありがとうございました」

景清「よろしい!」

曽根崎「……」

景清「なんですか!?」

曽根崎「額縁でも買ってくるか」

景清「事務所に飾る気ですか。それはちょっと鬱陶しいのでやめてください」

曽根崎「君も書いてくれたら隣に入れてやるぞ」

景清「僕の時間はそんなことに使わねぇ」

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