質問その9〜12
【質問9:はい!曽根崎さんに質問です!弟さんがいると分かってその弟とどう接しようか悩んだ事一回でもありましたか?】(回答者・曽根崎、阿蘇、藤田)
曽根崎「あったっけか……?」
阿蘇「無いんじゃねぇか?」
曽根崎「無いらしい」
阿蘇「らしい、じゃねぇよ。お前のことだろ。しっかりしろ」
曽根崎「いや、多分無いよ。考えてもみろ、母が死んだと思った途端、いきなり腹違いの弟がいると聞かされたんだ」
阿蘇「あ、ああ」
曽根崎「数的にはプラマイゼロになったなと思うぐらいで……」
阿蘇「数値で見るな。人の心死んでんのか」
曽根崎「忠助の方こそ、私に何か思う所は無かったのか」
阿蘇「俺ぇ? えー……」
藤田「これはあくまでオレの私見ですけど、だいぶテンションは高かったですよ。『俺兄さんがいるんだって! すげぇ! どんな人かなぁ、かっこいいかなぁ、一緒に遊んでくれるかなぁ』って」
阿蘇「藤田ァ!!」
曽根崎「で、実際に会ってどうだったんだ」
藤田「『めっちゃクールでカッコいい』って」
阿蘇「殺す!!!!」
曽根崎「どっちを」
阿蘇「どっちもだ!!」
曽根崎「口の軽い藤田君はともかく、私のようなクールでカッコいい兄さんまで殺すのかー」
阿蘇「まずはテメェからだクソ兄!!!!」
藤田「しょうがない、しょうがないよ阿蘇。だって当時のお前小学生だもん。突然できた頭良くて足も速い中学生の兄ちゃんカッコいいよねー」
阿蘇「あああああ!!(怒)」
【質問10:ヤング慎司さんが好きすぎる者です。何となく思ったのですが、彼は21歳までにアルバイトとかしたことがあるのでしょうか。何か、したことなさそうな。でも、お金には不自由してなさそうなので、とっても気になります。】(回答者・慎司、景清)
景清「だってさ、慎司」
慎司「バイト履歴? あるわけねぇだろ」
景清「だそうです、質問者さん」
慎司「俺が誰かの下で働くとことか想像できるか?」
景清「言われてみればあんまりできないなぁ。あ、でも」
慎司「何」
景清「慎司がコンビニ店員やってるとこは超見たい」
慎司「……」
景清「うん」
慎司「……」
景清「……」
慎司「……い、いらっしゃいませー」
景清「ふふっ」
慎司「は? 笑いました? ねぇ今笑いました? この俺が貴重な時間使ってやって愚民のささやかな願い叶えてやったってのに今笑いました?」
景清「ご、ごめ……いや愚民言うな」
慎司「あーあー気分悪い、せっかくの休日にこんな気分になるなんてなーあーあーあー」
景清「子供かよ。じゃあお詫びに好きなもの何でも作るから。何食べたい?」
慎司「カツカレー」
景清「絶妙に面倒なとこ突いてくるな……。カツは惣菜屋さんのでいい?」
慎司「……」
景清「あ、不満げ。しゃあないなぁ、じゃあ作るけど、ちょっと時間かかるから待っててよ」
慎司「うん」ワクワク
景清 (……ルーはボンカレーにしよう)
十五分後
慎司「……」
景清「……慎司」
慎司「何」
景清「……その……見られてると、めちゃくちゃ作りづらいんだけど……」
慎司「いいだろ。訓練だ訓練」
景清「なんの? っていうかそこにいたら油とか散って危ないよ?」
慎司「そうなのか?」
景清「そうだよ」
慎司「ふーん」
景清「……」
慎司「……」
景清「どいてー?」
慎司「んー?」
【質問11:藤田さんに質問です!阿蘇さんが今まで作った料理全部美味しかったですか?】(回答者・藤田、阿蘇)
藤田「まぁ美味しいに決まってるよな!!」
阿蘇「そーかよ、そりゃどーも」
藤田「中でも何が一番美味かったかなぁ。ついラーメンを鬼リピすんだけど、麻婆豆腐も捨てがたくて」
阿蘇「あー、お前がっついてたねー」
藤田「阿蘇の作る料理はさ、健康的な辛さと迷いない家庭料理感がいいんだよな」
阿蘇「何だよ、その迷いない家庭料理感って」
藤田「本格的な料理もできるっちゃできるんだろうけどさ、お前あんまりしないじゃん。サクサクドドドっと作れる感じ? ◯◯の素みたいなのガンガン使うし、冷凍食品とかちょいアレンジしたりしてバンバン使うし」
阿蘇「ああ、そうかも」
藤田「そこがいいよなぁ。オレほんとお前の作る料理、昔から好きなんだよ」
阿蘇「……そうか」
藤田「おう!」
阿蘇「今日食べてく? 簡単なものしか作らねぇけど」
藤田「簡単なもの? 何?」
阿蘇「ピリ辛枝豆、ネギ入り卵焼き、サイコロステーキ、あとなんか適当に作ったサラダとか色々」
藤田「あー食べて行きますねー! 全然簡単じゃないですねー! 酒が進んじゃうフルコースですねぇー! お茶漬けもしていい!?」
阿蘇「じゃあたこわさ茶漬けでもするか」
藤田「……結婚してくれませんか……?」
阿蘇「嫌だ」
【質問12:可能であれば、章ごとに元になった神話生物を教えていただけるととても嬉しいです。】(回答者・曽根崎、景清)
曽根崎「ご質問ありがとうございます。こちらに関しては、各話を振り返る回で都度お答えしていきます」
景清「……うーん」
曽根崎「どうした」
景清「こういうのって、もっと具体的に神話生物について語った方がいいんじゃないですか?」
曽根崎「……これは作者の個人的見解だが、おおっぴらに作中で神話生物について突っ込みたくないんだよな。薄皮一枚隔てた先にある恐怖に対して、人は無力も同然だ。何故神話生物という強大な存在が限られた人間にしか知られないか知っているか? その深淵に触れた者は皆正気でいられないからだよ。そういう世界観において、ここで私達がしたり顔でペラペラと話そうもんなら実にシラける、そういうもんだろ?」
景清「今の時点で相当メタいんで、大丈夫だと思いますけど……」
曽根崎「あと、まあ、知識がある人はニヤリとできて、知識が無い人(もしくはその辺りはあまり興味が無い人)も気にせず楽しめる、というのがそもそものコンセプトだから」
景清「結局まとめるのが面倒なだけでは?」
曽根崎「決してそんなことはない」




