転入1
初投稿です。。。
━━━新しい春が来た。
僕はこれからこの澄良高校の2年生となる。
張り切って頑張らなくちゃ!
僕はフンスッと鼻息を強くして、弱い心を強く持つ。
「さぁ!転校生活を頑張るぞ!」
僕の目標は1つ。
このからの高校生活を満喫することだ!
心踊る気持ちをグッと堪えて、いざ念願の高校生活へ!
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「という訳で、今日から転校してきた上井智人君です。皆仲良くしてあげてね」
今はホームルーム中。
僕こと上井智人が転校生として挨拶をするところだ。
「上井智人です!ほっ本日はお日柄も良くっ…」
「おーい、転入生!大丈夫かー?」
「頑張れー」
と、このように心配や、応援をしてくれる人達が出てくるくらい緊張している。
「だっ大丈夫です!え、ええと趣味は読書と音楽を楽しむことです!よ、宜しくお願いします!」
ちゃんと言い終えて安心すると、何故か拍手が湧き上がった。
よほど気遣われていたのか、それともこのクラスの人達のノリがいいのか、あるいは両方かもしれない。
「それじゃあ上井君貴方は湯川さんの隣に座ってね」
そう先生が言うと、当の湯川さんは笑顔でこちらに手を振ってくれた。
緊張がほぐれ、彼女の元へ足取りを向ける。
すると、前の席の娘が消しゴムを落とした。
それを慌てて拾おうするのに待ったを掛けて僕が拾って手渡す。
「はい、これ」
そう言うと、その娘は顔を赤らめて、
「上井君、あ、ありがと」
と、言ってくれた。
顔が赤いのは気になるが、善行をするとやはり気持ちがいい。
僕は嬉しくなって、その娘に
「どういたしまして」
と万遍の笑みで答えた。
それだけ言って、僕は湯川さんの元へ向かった。
「おはようございます、隣になる上井です。仲良くしてくれると嬉しいな」
僕は湯川さんに向かって言った。
彼女は絶句しがちに、
「う、うん。よろしくね上井君。
私は湯川董って言うの。
宜しくね」
と柔らかに返事をしてくれた。
「うん、宜しく」
そう言ってから僕は湯川さんのの隣、空いてる席へと向かう。
すると先生は、
「では、これから始業式になります。みんな廊下に並んでね」
と言い、そのままホームルームは終了となった。
小説を書くのにフリック入力は少々きついですね。