ホストでバイトした話の後日談
前作でホストクラブでバイトしてた話を書きましたが、実はこれ後日談がありまして。
まぁこれも、ネタ神様の加護のおかげと言うか……天界から覗いて爆笑させようと、企んでるのか知りませんが……。
(どの辺りまでの表現だと、R15なのだろう?)
おい! 何を不吉な事書いてんだよ!(笑)
はい! 今回のお話は、ちょっぴりエッチなお話しになります。
無事(?)ホストクラブと言う人外魔境から、脱出した私は、友人達には。
「頭金無しの5年ローン、ボーナス払い付だぜ」
と、嘘吐いて、ホストクラブで稼いだと言うか、何故だが転がり込んできた、お金を使い、一括払いで車を買った。
それから……1年ぐらい経った、ある日の事、JKに問答無用で、ドロップキックをかました友人が。
『うお~! 万枚(1万枚)(等価価値20万円)出た!』
と、わざわざ、奢らされるハメになるのに、報告をして来た事に端を発します。
『それじゃ、○○に19時集合な』
はい! 20万も儲かったくせに、食べ放題の焼肉90分2,980円ですか……。
それぞれ、仕事の帰りなどに現地に集合する。
仲間の内のロリだけ、都合が付かずに欠席。
『もふ居るのに、ロリ居ないって、何か新鮮だな』
何でもロリ君、実家の養鶏場でトラブルがあった模様。
鶏インフルエンザとかじゃない事を祈ろう。
ワイワイ、ガヤガヤと生ビール片手に、安っぽい肉を焼いて喰う。
うんうん。美味しい食事とは、何を食うかではなく、誰と食うか。か……誰だか知らんが良い事言うねぇ(笑)
あっという間に90分が経ち、それじゃ帰るかと、儲かった友人だけ会計の為に残し先に、外に出た。
会計を済ませた友人が、我々、鉄の絆で結ばれた仲間達の仲を、崩壊させかねない一言を発した。
おい! こら、ドロップキックよ! お前は、あの○○公園の駐車場に、夜行って、ギシギシと揺れてる車にそっと近付き、覗き込んだ、あの夜に誓った言葉をもう忘れたのか!
14歳の夏休みの思い出より抜粋(笑)
『はい! それじゃ結婚してる人は、素直に帰りましょう、独身で彼女も居ない淋しい思いを普段している皆さんは、これから、風俗に行きますよ~!』
な……何だと? コイツ今、何て言った……。
阿鼻叫喚とは正にこの事だろう。
ドロップキックを抱え上げ、胴上げでも始めそうなぐらいに喜んでる、私を含めた独身組2人。
何で、俺達も連れてかねぇんだよ! とドロップキックに詰め寄る結婚組3人
『嫁に黙ってたら、分からんから、連れていけ!』
こっそりと携帯を取り出して、私が一言。
「もしもし、○○ちゃん? いつもお世話になってます、なんかクマさんが、俺も風俗に連れてけ! とか騒いでるんだけど?」
『うわ! もふ! 何してんだ!』
繋がってもいない携帯電話を、そっと耳から外し……。
「と言う電話を、掛けられたくないなら、素直に帰れ! 私は本気だぞ!」
恐ろしきは、風俗の持つ魔力……。ここまで人を狂わせるのか……、
本当に、この世の終わりのような顔をして、車に乗り込み、帰っていく結婚組。普段、私達、独身組の何倍も幸せを味わっていやがるんだから、さっさと帰りやがれ!
『もふ、グッジョブ』
友人の絶賛の言葉に、最高の笑顔を浮かべ、サムズアップで応える私。
「それじゃ、私の車1台で行こうか、駐車場の料金も1台分で済むし」
と、普段からは、考えられないぐらい、スピーディーに事が運ぶ。他の奴等の車を、近くのコンビニの駐車場に停め。
いざ! 出発進行! 目指すは夢の桃源郷!
そうですね。聡明な読者のみなさんは、もう、お気付きですね。
この時に、桃源郷に辿り着いたのは、私以外の2人。
車中でも、大盛り上がり。それで、行くお店をどこにする? って話になった時に、ドロップキックは、事前に風俗情報紙を読み、お目当てのお店を、ピックアップしてあった。
我々にまったく異論は無い! ドロップキックが行きたい店に喜んで行こうじゃないか!(奢ってもらう身だしね)
車を走らせる事、10分少々この日のドロップキックは、ひと味もふた味も違っていた……。
『おい! 友人A(私の車だが、私は酒を飲んでたので、飲まない友人が運転してる)よ、そっちじゃない!』
そう言って、ドロップキックが静かに指を差す、その先には……。
緑色の光る看板があり、そこには……。
【名古屋高速入口】
と、書かれていた。
「お~! 太っ腹! 高速使うのか、よっ! 大統領!」
名古屋は割りと道が広く、下道でも高速でも、大して所用時間は変わらず、下道を使う人の方が多い。
そして、車を走らせる事、1時間弱。
ネオン煌めく、名古屋の1大歓楽街に到着した、私達は、お店の場所を車でウロウロ探し、見付けた後に、近くのコインパーキングに車を停めた。
いざ! 出陣! 天王山である!
いや……ここは、名古屋らしく……
者共! 続け! 義元の首はあそこぞ!
にするべきか……。
まぁ、そしてお店に辿り着いた私達は、ドロップキックを先頭に、お店の中を進んでいく。
『あっ全員分の支払いは俺に』
何気ない一言に、ホレそうになってる、奢られ組。
待ち合い室の椅子に座ると、男性店員が、飲み物を何にするか聞いてきた。
それぞれ、答えた後は、ドロップキックへの、ヨイショ合戦の始まりだ。ここで、チヤホヤすれば、数あるコースの中から、長い時間楽しめるコースを、選んでくれる。せわしない30分コースだけは、断固阻止しなければ!(笑)
『コースは、お決まりですか?』
銀のトレイに飲み物を乗せた店員が訪ねてくる。我々、奢られ組は、固唾を飲み、ドロップキックに注目した……。
『全員……』
全員……何だ? 30分は嫌だぞ……
『この……』
ゴクリ……。
『120分コースで!』
うおおおお! ドロップキックよ貴方は神か!(笑)
『全員、120分コースですね、ありがとうございます、ご指名の方は、ありますか?』
ドロップキックは、雑誌で下調べしておいた女の子の名前を告げる。
そして、我々、奢られ組の方に視線を向けた店員に向け、2人揃って静かに首を左右に、ゆっくり振った……。
フリーで付けれる女の子を呼んでくるから、少し待ってろと告げる店員。
帰りの時間を、合わせる為に、女の子が決まっているドロップキックも、一緒に待つ事数分。
カウンターの向こう側に、静かに並ぶ、いずれ劣らぬ美女達4人。
この時に私と友人Aは、まったく同じ事を、心の中で呟いた……。
(修正されまくりの写真で選ぶのじゃなく、直接見て選べるのか、何と言う優良店!)
どのこも甲乙付けたがい。視線を女の子に向けさ迷わせていると、1人の女の子が、こちらに向け、胸元に手を上げて、横に小さく振っていた。
「ん? コイツは何をしているんだ?」
一瞬思ったが、私か友人Aかどちらか不明であるが、指名をして欲しいようだ。と即座に気付いた私は、女の子と秘かに、コンタクトを取る。
胸元に手を上げ、サムズアップを作り、そのまま、右側に立っている友人Aの方に向け、親指を向けると、女の子は、振っていた手を横向きにして。
違う違う。と振っている
確認の為に私自身に親指を向けると、OKマークをしてきた。
ふむ。どうやら私に選んで欲しい事は理解した。
そして……普段は、とてつもない程バカな友人Aも、この一連のやり取りに気付いており、私の体を突っつくと、笑顔で、頷く。
友人にも異論は無いようだ。これで、全ての障害は無くなった……。
私は静かに、店員に告げた……。
「向かって一番右の子で」
と……。
そして、店員に案内され、女の子の待つ、各個室へと続く廊下の前に到着した、我々独身組。3人の女の子に、どの客に着くのかを指示して行く店員の動作を黙って見守る。
それぞれ、女の子に案内され、それぞれの個室へと移動した。
友よ! 友よ! 存分に楽しんでくれ! 私もそうする!
個室に入ると途端に、女の子に抱き付かれた私。
えらくサービスの良い店なんだな。などと、たわけた事をほざく私は、未だに気付いていない。
『もふ君、久し振りだね』
そう声を掛けられた私は、女の子の顔をマジマジと見る。
NOーーーーー! ダメーーーーー! チェンジで!
知り合いと言うか、まぁ知ってる女の子と風俗で再会……アカンやろ……何も出来ない、する気にならない。
そう、その女の子とは、前作で私を指名した、女の子だったのだ……。
『びっくりしたよ~もふ君が立ってるんだから』
貴女より私の方がびっくりしてます。
「お……おう、久し振り」
『なんで、お店突然辞めちゃったの?』
「いや……元々が次のバイト見付かるまでの手伝いだったから」
と、まぁ、ホストクラブをある日突然辞めた私と、私が辞めた事も知らずに、また私に会いにホストクラブに来た女の子との、いきさつなんかを話してた。
『あっ、座る?』
そう言われて私は、衝撃のあまり、まだ立っている事に気付き、女の子の横にベッドに腰を降ろした。
『120分コースだけど、早速シャワー浴びようか』
いや……無理……この子の前で裸にはなれん。と言うか、きっと、マイサンが役には立たない。
「あ~、まさか知り合いに会うとは思ってなかった、後、知り合いの女の子とはちょっと……」
「えっと、話しよ! 話! 別に脱がなくていいから!」
こら! お前はいつの間に服を脱いでた!
『そうなの? 私は、もふ君がいいなら、いいけど、お話したかったし』
そう言うと、何かに気付いたかのように、角に置かれてる、ちょっとした棚から財布を取り出すと、私に諭吉を3枚差し出した。
何ですか? これ?
といった感じで、キョトンとしてる私に。
『えっと、120分コースの料金ね、もふ君にお金払わせるの嫌だから』
嫌だからって、お前……仕事だろうにそれが(笑)
しかも、120分コースの料金より、諭吉が1枚多いんだが……。
「あ~一緒に来てた友達いたろ? その中の1人の奢りで来たから、私、お金払ってないから」
そう言って固辞したのだが……。
『それじゃ、その友達に渡しておいてね、私ともふ君を、もう1度会わせてくれて、ありがとうって言ってたって』
ここで、コイツは私にホレてるのか? 等と勘違いすると、恥をかく事になりかねん。何せ、この人達の金銭感覚は、我々庶民の10倍だ。きっと……この3万円も3千円ぐらいの価値なんだろう。
まぁ、その後、話してる間に、私も打ち解けてきて、あの頃のように話せるまでになっていた。
『そういえば、もふ君、今どこのお店で働いてるの?』
私は、ホストだった事など1度たりとも無い(笑)
コイツは、何を言ってる(笑)
「あ~実家の店、後、私はホストだった事は無いからな、お前が勝手に指名してただけで」
『あっ! やっと前みたいに、お前って呼んでくれた』
コイツ……男心をくすぐるの上手すぎるだろ……。
その後、とりとめもない話に花を咲かせていたが。
私は、まだ風呂に入ってない。ここには、シャワーがある。と言う事で、シャワーだけ使わせて貰う事にした。
「あっシャワー借りていい? 汗かいて気持ち悪いから」
『いいよ~私が洗ってあげよっか?』
お前がお前じゃなきゃ喜んで洗って貰うわ! くそ! 何で知り合いなんだよ(笑)
その後、シャワーを浴びてる私と、裸になって侵入してこようとする彼女との、すったもんだもあった。
『もふ君って車って乗ってる?』
「あ~そうだ! お礼言わないとな、お前のおかげで車買い替えたわ(笑)」
『あっそうなんだ、もふ君の役に立ったのね、何に乗ってるの?』
「ホンダのオデッ○イ」
『え~~! 何それ! ベンツとかじゃないの? 私が買ってあげよっか?』
いらん! 本気でいらん! 何かここで買ってとか言うと、来週辺りに、ベンツのディーラーに二人で本当に居そうな気するわ! 後、ベンツは好みじゃない!
そして、その後も、ちょっとズレた彼女と話を続けていると、部屋の中に、アラームの音が鳴り響いた。
『え? もう時間? あっもふ君、延長しようよ、閉店まで、私がお金払うから』
と言う彼女に、友達と1台の車で来てるから一緒に帰らないと帰れなくなる。とかなんとか、普段の私として、かなりオロオロしながら言い訳をして、何とか帰してもらった。
その時に、連絡先の交換を勢いに負けてしてしまった事を、私は後で少しだけ後悔する事になるが、それはまた別のお話で。
その後、友人達と、さも楽しみました! と言う雰囲気を出して、話を合わせるのが、ほんの少し辛かった……。
おっぱいぐらい、もみもみしとけば良かった……。
あっ貰った3万円? 私の財布に直行したに決まってるだろ(笑)