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2話

 「では契約をしよう」

 「分かった。ちょっと待って」


 葉花は引き出しから針を取りだすと、ガスコンロでさっとあぶる。

 そして豹の前に座ると、左手の人差し指を親指でぎゅっと押して、針をぷつりと刺した。

 チクリと傷みが走り、指先にぷっくりと血液が盛り上がる。

 豹は、ためらいなくそれをざらついた舌で、舐めとっていった。

 不思議な事に、指には唾液もなにもついていない。


 「よし、では名前を付けろ」

 「あ、考えていなかった。えっと……、どうしようかな。健太郎さんは何て名前を付けてくれたの」

 「ケンタロウはケンタロウ、お前はお前だ。お前が考えた名前を付けろ。そうでないと意味がない」

 「そう……」


 葉花はじっと金色の豹を見て考える。金色の滑らかな体毛に、同じ色の瞳。

 見た目からは何も浮かばなかった。金ちゃんとか付けたら絶対怒る。

 この豹が何度も口にする、黒木健太郎という人物がふっと頭に浮かんだ。

 葉花も彼が出演していたドラマをよく見たものだ。その中でも特に好きだったのは、刑事もののシリーズで、『黒猫刑事』というドラマだ。主人公黒木健太郎演じる刑事が、飼い猫の黒猫『四葉』と共に事件を解決していくという話だ。その四葉の愛らしくも賢い相棒っぷりに、黒猫シリーズは大人気だった。


 「四葉、名前、四葉にするわ」


 一瞬豹の目が、驚いたように見開かれ、獰猛な口が、わずかに開き牙が見える。


 「え?何?いや?」

 「いや、それでいい。私に触れて、その名で呼べ」


 葉花は、おそるおそる、豹の頭に手を乗せる。ちゃんと毛並みの感触はあり、温かかった。


 「四葉」


 葉花は、ふわっと身体が暖かくなるのを感じて、四葉の目を見ると、四葉は懐かしい物でも見るかのように、目を細めていた。触れた手のひらから、身体の中で暖かく感じていた何かが、するすると四葉へ移っていくのを感じた。


 「なんか、変な感じ。何かが四葉に向かって流れていく」

 「そうだ、それがリムだ。流れが分かるなら、身体にあとどのくらいあるか分かるだろう?」

 「うん、なんか身体の中に、温かいもやみたいなのが、あるのが分かる。四葉にそれが少しずつ移っていっているの。でも、なんか本当に少ししか流れていかないわ。どう?どんな感じ?リムは足りそう?」

 「ああ、流れてくる量が少ないのは、契約したばかりで身体がリムの使い方に慣れていないせいだろう。そのうち渡せる量も増えて来るはずだ」

 「そう、どのくらいこうしていたらいの?」

 「そうだな、いつもケンタロウにもらっていた量をもらうとしたら、あと二時間はこうしていないとだめだな」

 「二時間も!?」

 「流れる量が少なすぎるからな。身体の中のリムはどうだ?まだたくさんあるか?」

 「うん、流れる量からして、まだ全然減ってない感じ」

 「なら、二時間くらい大丈夫だろう」

 「さすがに二時間この体勢はつらいんですけど……」


 葉花は四葉の前でしゃがんで、頭に手を乗せているのだ。二時間このままだと、体勢もつらいし、間がもたない。


 「別に手じゃなくても触れてさえいればリムは渡せる。お前が座って、足を私の上にのせてもいい」


 葉花は想像して、さすがにそれは悪い気がした。


 「今すぐリムを渡さなくても大丈夫なんだよね?夜寝ているときでもいいの?」

 「それでも構わないが、寝てしまっては加減ができないのではないか?私はお前の身体の中にどのくらいのリムがあって、どのくらい取っても平気なのかの加減が分からない。ケンタロウなら、大体どのくらいといいかとか、ぎりぎりここまでは大丈夫というのが、なんとなく分かったのだが、お前がケンタロウと同じくらいのリムを持っているとは限らないからな。もしかしたら取りすぎて、お前が、具合が悪くなっても気分が悪い」

 「そっか。じゃあ、ちょっとだけ待っててくれる?買い物を済ませて、DVD借りて来る。映画を見ている間、リムを渡していれば丁度二時間くらいだし」

 「わかった。なら私も一緒に行こう。お前はまだリムに慣れていないみたいだから。もし外でリムを開放したりすると面倒だからな」

 「リムを開放?」

 「人間のリムは、普通身体の中にとどまって外に出る事はないが、リムを使いこなせる人間は、リムを身体の外に放出して操作することが出来る。ケンタロウはできた。それを使って、リムルを帰すのだ。お前はできないだろうが、もし無意識にリムを外に出していたりすると、変なリムルに目をつけられて食われても困るからな」

 「え!」


 葉花は四葉が何気なく言った内容に、硬直する。


 「なに、私、そのリムルっていうのに襲われる可能性があるの!?」 

 「リムを垂れ流しにした場合だけな。大体こっちにいるリムル自体数が少ないから大丈夫だろう。それにリムルが身体の外に出ているかは、リム持ちなら見えるはずだ。今は私にもリムが出ているのは見えない。だから大丈夫だ」

 「も、もし急に出てきちゃったどうするの!?それで、リムルに襲われたら!?」

 「その時は私が追い払ってやる。私はリムルの中ではかなり強いし、人間と契約したリムルは、契約していないリムルより、力が強い」

 「じゃあ、一緒にいてよね!?」

 「ずっとは無理だ。ケンタロウと約束したリムルを探さないといけないからな。もし私が居ないときにリムルに襲われたら、私の名を呼べ。すぐに来る」

 「本当!?すぐってどのくらい!?」

 「お前、ケンタロウと違って、随分気が弱いのだな。すぐは、すぐだ。リムを使ってなるべく早く戻ってくる」

 「なんでもかんでも健太郎さんと比べないでよね!怖いものは怖いし、死にたくないし、本当ならこんな契約なんてしないで、普通に静かに暮らしたいんだから!」


 葉花が感情に任せて怒鳴ると、四葉は黙ってそれを聞き受けると、うなずいた。


 「そうだな。お前が危険にならぬように、できるかぎり気を配ろう。ひと月のあいだ、リムをもらう代わりに、お前を守ると約束する」


 約束という言葉に葉花はすっと頭が冷えた。四葉は健太郎との約束を守るため、彼が亡くなった後もこうして律儀にそれを果たそうとしているのだ。

 きっと四葉が約束と言ったからからには、それは守られるのだろうと、葉花はそう思えた。


 「怒鳴ってごめん。なんか分からないことばかりで、混乱していたみたい。四葉、あなたを信じるよ?守ってね」

 「ああ、わかった」

 「じゃあ、買い物に行こうか」

 「ああ、ところでお前の名前はなんという?」

 「葉花。一之条葉花」

 「ヨーカか。分かった」


 四葉は立ち上がると、長い尻尾をゆらりと揺らした。


 葉花はレンタルショップでDVDを借り、コンビニによって、食べ物とビールを買った。本当は久々に自炊をしようと思っていたのだが、一旦スーパーに行きそびれてしまうと、面倒になってしまい、いつものコンビニ弁当で済ませる事にした。

 その間、四葉はずっと葉花の後をついてきた。葉花が自転車に乗っているときは、その後ろをしなやかに走り、店内で買い物をしているときは、賢い犬のように、ぴたりと横についていた。そして、意外な事に、他の人間がいない場所では、なにかと話しかけてきた。


 レンタルビデオ店では、葉花が恋愛ものの映画を手に取ると、『それを見るのか?私は派手なのがいい』というので、アクションものを借りた。コンビニでは、ビールをかごに入れていると、『ケンタロウはいつもこれとは違うメーカーのを買っていた』など、意外とおしゃべりなのだなと思った。

 黙ってじっと貼りつかれているよりは、いいのかもしれないと、葉花はすこしほっとした。


 マンションに戻り、コンビニで買ってきた、サンドイッチにポテトチップス、それにビールをテーブルに並べ、DVDをセットし、ベッドに持たれかかるように大きなクッションを準備する。


 「うん、完璧!」


 カーペットの上に座り込み、背もたれ用のクッションにもたれかかる。

 どこに座ればいいのか所在なさげに、うろうろしている四葉に、葉花は自分の開いている左隣をぽんぽんと叩いて、そこに来るように合図すると、四葉はするりと、葉花の左に寝そべった。


 「触れていないといけないのよね?」

 「ああ」


 葉花は四葉に座ったまま、ぐっと近寄ると、ちょっと考えて、四葉の頭を掴んで自分の太ももの上に乗せた。まるでなついた犬が、顎をご主人の膝にのせて甘えているような図だが、四葉はされるがまま、寄りかかってきた。

 重さは感じないのに、毛並みの柔らかさと、体温の温かさは伝わってくる。

 葉花はDVDのスイッチを入れると、ビールを飲みながら、サンドイッチとポテトチップスをつまみ始めた。

 触れた場所から、するするとリムが四葉に流れていく感覚はあるが、あまり気にならなかった。

 葉花は右手で、ビールとつまみを口に運び、左手は、なんとなく四葉の背中に回し、DVDを見ながら、赴くままになでたり、さわったり、頭を撫でたりとしていた。


 「なんか大型犬を飼っている気分」

 「ケンタロウも最初の頃は同じことを言っていたな」

 「へえ、やっぱりそう思うよねえ」

 「ここ数年は、口うるさい嫁を貰った気分だと言っていた」

 「ぶはっ!」


 葉花は思わずビールを吹き出して、慌てて、テッシュで濡れたカーペットを拭きながら尋ねる。もはやDVDはBGMのように、ただ流しているだけだ。


 「ケンタロウさんって奥さんはいなかったんだっけ?」

 「ケンタロウは一人だったな」

 「どんなところに住んでいたの?」

 「港区の高層マンションの一番上の階だ。隅田川の花火はいつもそのマンションのベランダから見ていたな」

 「隅田川の花火って、墨田区だったよね?港区から見えるの?」

 「かなり遠いが見えたな」

 「むしろ東京湾の花火大会のほうが近くなんじゃない?」

 「ああ、そうだな。近くでやるのもあるな。だが、ケンタロウはいつも、隅田川の花火の日だけは、絶対に仕事を入れないんだ。なんでだろうな」

 「なにか思い入れがあったのかもしれないね」


 葉花は、激しいアクロバットを繰り広げているテレビ画面を、ぼんやり見ながら、四葉の頭を撫でて、健太郎の話を聞いていた。四葉の声には、健太郎と過ごした思いが詰まっているが、そこには、健太郎が亡くなった悲しみや、残されてしまった苦しみなどは、まるでなく、ほんの少しのなつかしさをはらんで、淡々と語られる。

 葉花は、四葉が健太郎の話をするのが何故か嬉しくて、ビールを飲みながらゆっくりと話を続けた。


 「健太郎さんとはどうやって出会ったの?」

 「私がこちらの世界に来た時、たまたま近くでサツエイをしていて、私が空間の割れ目から出た時、目が合った」

 「それで?その場で話し掛けたの?」

 「いや、その時はケンタロウには興味がなくてな。それよりこちらの世界を見て回りたかった」

 「四葉はなんでこっちの世界に来たの?そんなにすぐに来れるものなの?」

 「いや、私がこっちに来たのは偶然だ。空間の歪みに落ちたのだ。それで面白そうな世界だと思って、数日色々な所を見て回っていた。だが、こちらに来て初めて分かったが、この世界にはリムがほとんどないといっていいくらいに少ない。あらゆる生き物や、物質がリムで出来ている向こうとはまるで違った。リムを持っている生物は少ないし、持っていても、ケンタロウが言うところの豆粒以下だ。いやケンタロウは豆粒といったが、実際私が見た感じではゴマ粒以下というのが正しい」

 「四葉ちょいちょい理屈っぽいね。話がそれたけど、それからどうしたの?」

 「それで、みるみる身体からリムが減ってしまって困ってしまっていてな。その頃には、人間という生き物の大半が私を見えない事も分かった。それで思い出したのだ。私をじっと見ていた男がいたなと。そいつは私が見えていたからリムを持っているのではないかと思って、食ってやろうと思った」

 「この世界にきたリムルはみんなそんな考えをするのね」

 「皆かどうかは分からないがな。人間だって、もし死ぬか生きるかの瀬戸際に立って、目の前に食えるものがあれば、食おうとするのではないのか?」

 「そういわれると反論のしようがないね。それで?」

 「それで、ケンタロウと最初に会った場所に、もう一度行ったのだ。そこでケンタロウは飽きもせずまたサツエイをしていた。なので、とりあえず襲い掛かろうとしたら、また目が合った。ケンタロウは、私に動くなと言った」

 

 そこまで話すと、四葉はふっと笑うように息を吐いた。


 「襲い掛かってくるものに向かって、動くなと言って、やめると思うか?私は構わず飛びかかろうとしたんだが、身体が全く動かなかった。ケンタロウがリムを使って、私の動きを止めたと後で分かった」

 「言葉でそう言っただけで、本当に動けなくなるの?」

 「それがケンタロウの力だった。でもその時ケンタロウが言った言葉は、後で聞かされたのだが、ドラマのセリフだったそうだ。ケンタロウは私が飛びかかってくるときも、他の連中が見えていない事から、この世界でいうところの幽霊というやつだと思ったらしい。それで無視して、演技を続けたそうだ。リムを使ったのは無意識だったらしい」

 「確かに幽霊だと思うよね」

 「私はしばらくしたら動けるようになった。でも変な力を使う人間に、私は警戒して、しばらく遠巻きに見ていた。すると、サツエイを終えたケンタロウが、私に話しかけてきたんだ。何か用かと」

 「ケンタロウさんって、肝が据わっていたのね。私なら、逃げるわ」

 「そうだな。ケンタロウは、まったく恐れる様子はなかった。私がリムがなくなって消滅しそうな事と、ケンタロウがリム持ちな事を話すと、まだ食われてやるわけにはいかないと言った。その代わり、身体の中にリムがあるなら、どうにかして分けてやると言って、私を家に連れて帰った」

 「どうやってリムを分けてくれたの?契約をしたの?」

 「その時の私は、こちらにきたばかりで、契約というものを知らなかった。もちろんケンタロウもだ。だから、リムを得るには、リムを持っているものを身体に取り込むしか方法がないと思っていたのだ。ケンタロウにそう言うと、自分の腕をナイフで切って、血を分けてくれた。肉はくれてやれないから、血を分けてやるといってな」


 葉花は、胸の奥が、熱くなるような苦しくなるような、不思議な気持ちになった。


 「ある程度血を飲むと、少しリムが回復した。ケンタロウは、一度に沢山は分けてやれないから、毎日夜に来いと言った。一週間くらい通ったある日、名前を教えろと言われた。私のいた世界には、名前という概念がなかった。個体を区別するための呼び名だと、ケンタロウは教えてくれた。ないと答えると、ケンタロウが、名前を付けてやると言った。そして名前をもらったら、血を飲まなくても、触れるだけでリムが流れ込んでくることに気づいたのだ。それから、ずっとケンタロウと共にいたのだ」

 「健太郎さんは優しかったんだね」

 「そうだな。私は最初に会ったのがケンタロウで幸運だったのだと思う」

 「そうだね」


 葉花は手のひらで、柔らかな感触を感じながら、この四葉と共に居るのも悪くはないかなと感じ始めていた。


 「おい、ヨーカ。そろそろ、いつもケンタロウからもらうくらいのリムを吸い取ったが、お前はどうだ?だるくなったりしてはいないか」


 気が付くと、映画はもうクライマックスで、時計を見ると、リムを与え始めてから、二時間近く経っていた。後半は、おしゃべりばかりして、まったく映画を見ていなかったなと苦笑する。


 「それが、流れ出ている感じはずっとあったんだけど、身体の中にあるリムが減ったような感じが全然しないんだよね。だるくもなければ、疲労感もないし」

 「本当か?無理をしているのではないか?」

 「本当よ?あ、でも、食べいてたのに、なんだかお腹が空いた気がする」

 「ケンタロウが言っていたぞ。リムを作るにはエネルギーがいると。大量にリムを使った日はやたら腹が減ると言っていたな」

 「じゃあ、四葉に与えた分を身体がまた作っていたのかな?」

 「ケンタロウは、リムが一度減ると、翌日まで回復しないと言っていたがな。でもそれは最近のことだ。若い時はもう少し回復が早かったとも言っていた。お前は若いのか?」


 四葉の質問に、葉花はうっと言葉を詰まらせる。


 「そりゃ、健太郎さんよりはだいぶ若いかもしれないけど、人間として若いかと言われると、どうなんだろう……。いや、二十五歳はまだまだ若いといっていいのか……。まあ、もうすぐ二十六だけど」

 「誕生日というやつか?」

 「そうよ?よく知っているわね」

 「ケンタロウに覚えさせられた。ケンタロウは一月十六日だった。お前はいつだ?」

 「七月十五日よ」

 「そうか。もうすぐだな。ならその日は一日お前の言いなりになってやる」

 「は?」

 「ケンタロウは毎年そう言って、私を一日中おもちゃにしていた。誕生日とはそういうものなのだろう?」

 「ちがうから!別にいいよ。何もしてくれなくても」

 「そうか」


 葉花は、健太郎の言われるがままになっている四葉を想像して、ぷっと吹き出した。四葉は不思議そうな顔をする。

 

 「まあ、とりあえず、リムをもらうのはこれで一旦やめよう。お前のリム量はケンタロウより多いのかもしれないが、まだ最初だしな」

 「そうね。でも、もっとほしいっていう感じではあるの?」

 「それはそうだな。だがこれでも、問題はない。だが、リムルを還すには、リムを大量に消費して、空間に穴を空けねばならん。今までは、ケンタロウが一緒にやってくれていたので大丈夫だったが、一人でやるとなると、一気にリムがなくなるかもしれんな」

 「なくなったら、消滅しちゃうんじゃないの!?」

 「そうなるな」

 「じゃあ、やっぱりもう少し分けるよ。花火までに死なせたらなんだか後味わるいしね」

 「大丈夫なのか?」 

 「さっきも言ったけど、減っている感じが全然しないから大丈夫。だから、もう少し。ね?」

 「ああ」


 四葉は少し心配そうな目をしたが、すぐに葉花の膝に顎を乗せて、テレビに視線を戻したのだった。


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