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獰猛な虎を前に

後宮らしい?のでしょうか……?

2017/05/04 誤字脱字を修正しました。

 じわじわと流れる涙を顔を隠すように両袖で覆い拭いながら、桔梗(ききょう)の君は元の麗景殿(れいけいでん)の方へと小走りに戻る。


 女三の宮への箏の指導など唯の噂だよ、と桂木(かつらぎ)の宰相に言ってもらいたかったのに、本当の事だった。同じく姫宮の箏の指導を言われた橘兵部卿(たちばなのひょうぶきょう)の宮など、女五の宮である自分に近付こうと、箏の指導を口実に、御簾(みす)の中に姿が見える所まで入って来そうな口調だった。少なくとも桔梗の君にはそう感じたのだ。 同じように桂木の宰相も御簾内(みすうち)の三の宮に迫るつもりなのだろうか?

 帝の姫宮に対し、そこまで親しくするつもりなら、すぐさま求婚から婚約へと話が進んでしまう。


 桔梗の君、待ちなさい! 話を聞け! 走ってはいけない! と背後から桂木の宰相の子供を窘めるような声が追いかけてくるが、桔梗の君は無視する。桂木の宰相の年上の余裕ぶりに、桔梗の君は腹が立って悲しくってたまらなかったのだ。

 涙を拭いながら、桔梗の君は梨壺北舎(なしつぼきたしゃ)へと碌に前も見ずに小走りに駆けた。


 麗景殿(れいけいでん)の角を曲がった直後だった。

 あっ! と思う間もなく、桔梗の君は女房の誰かに勢いよくぶつかり、その反動で床に倒れてしまった。

 すぐさま頭上から甲高い女の怒声が浴びせられた。


「無礼者! 控えなさい、童! こちらは滝尚侍(たきのないしのかみ)様ですよ!」

「申し訳ございません!」


 厳しい咎めを受け、桔梗の君は桂木の宰相に怒っていたことも忘れて、慌ててひれ伏した。どうやら東宮(とうぐう)梨壺(なしつぼ)から出てきた滝尚侍(たきのないしのかみ)の女房集団の前に非常識にも飛び出し、先導していた体格の良い女房にぶつかってしまったようだった。

 帝のご寵愛を受ける滝尚侍(たきのないしのかみ)に対して、たかが文遣いの童がするにはありえないほどの無礼だった。

 

「畏れ多くも帝の御遣いであらせられる滝尚侍(たきのないしのかみ)様の前に立ちはだかるとは、無礼な! 一体、どこの童ですか!」

「申し訳ございません!」


 しでかした大失敗の恐ろしさに、桔梗の君は震えながら伏した身を更に小さくした。

 滝尚侍(たきのないしのかみ)は兄帝の寵愛を受けているため、後宮ではそれなりの幅を利かせており、大納言の後見を笠に気性荒い振る舞いをするらしいと噂に聞いているからである。その人物に右大臣家の麗景殿(れいけいでん)女御(にょうご)と仲の良い女五の宮とバレた日には最悪である。


「……滝尚侍(たきのないしのかみ)様、この童は、あの弘徽殿(こきでん)の宴の時に琵琶(びわ)を弾いた童です」

「確か、女五の宮様の文遣い。近頃、あちこちで話題になっている者で、左右大臣家のご子息や式部卿(しきぶきょう)の宮家の子息が可愛がっていると聞きます」


 女房達が取り囲んでいた主に桔梗の君について囁く。憎い弘徽殿(こきでん)の女御に関わった琵琶弾きの童と聞いて、滝尚侍(たきのないしのかみ)は不快気に扇の陰で鼻を鳴らし、童を睨み下ろす。


 以前の弘徽殿(こきでん)の女御に下剤を盛って失敗した事、また、先日の兄大納言との密談で自分の希望が通らなかった事も併せて思い出し、滝尚侍(たきのないしのかみ)はあの時の怒りが湧いて来た。


 大納言が東宮に滝尚侍(たきのないしのかみ)の女御昇格への力添えを願い出たが、いずれ子が生まれればそうなるだろうと却下された。しかも滝尚侍(たきのないしのかみ)は『仕事』に熱心な女官であると嫌味が加わえられた。それで弘徽殿(こきでん)の女御に下剤を盛った事がもしやバレたのではないかと大納言は肝を冷やしてしまった。


 また娘を東宮妃女御(とうぐうひにょうご)として入内させたいと内々の打診をしたところ、右大臣家の麗景殿(れいけいでん)の女御もいるし、左大臣家の姫を差し置いてか? とはぐらかされた。


 では、女五の宮様の婿に息子の(とう)の弁をとお願いすれば、熱心な求婚者の橘の宮が兵部卿(ひょうぶきょう)に出世したので断るのに難儀していると、これもまたもや躱されたと、大納言は不満たらたらだった。


 更に色々な事が上手くいかないのは、帝へのとりなしが下手な滝尚侍(たきのないしのかみ)のせいだ、いや交渉の下手な兄のせいだと、兄妹で激しい言い合いになった。三件の内、一つでも願いが叶えば、大納言家の繁栄は間違いないのに! と互いに八つ当たり状態になったのだ。


 目の前で身を竦めて子犬のようにビクビク怯えている童は、女五の宮の文遣いだという。滝尚侍(たきのないしのかみ)は何一つ思い通りにならない苛立ちを誰かにぶつけたくなってしまった。例えば、念願の女御昇格への力添えを断った東宮縁のこの童などに。

 

「身の程を弁えなさい! この無礼者!」


 驚く女房を押し分けて前に進み出るや、全ての苛立ちを込めて、滝尚侍(たきのないしのかみ)は、目の前の童の生意気にも小奇麗な顔を打ち付けようと、閉じた扇を勢いよく斜めに振り下ろした。


 打たれる! 咄嗟に桔梗の君が目を閉じて両腕で顔を庇うや、バシンッ! と大きな音が響いた。


(……あれ? 痛くない?)


 恐る恐る目を開けてみると、大きな胸に抱かれ、束帯そくたいの袖が隠すように桔梗の君を覆っていた。膝を着いて桔梗の君を抱き庇ったその人は、顔を横から打たれたらしく、斜め下を向いて痛みをこらえている。打ち付けられた頬が徐々に紅くなっていく。

 

「桂木の宰相様……」

「……だから、待ちなさいと言っただろう? 後宮で走ってはいけない」

「ご、ごめんなさい。宰相様、お顔が……」


 桔梗の君には分かっていた。きっと馬鹿な事を言った自分を追いかけてきてくれると。扇でぶたれると思った瞬間、この桂木の宰相が絶対に助けにきてくれると。

 だがそれは、宰相に代わりに怪我をしてまで庇ってほしいという事ではなかった。桔梗の君はそっと抱き締められた腕の中で、桂木の宰相に痛い思いをさせてしまったことが辛くてまた泣いた。

 

「桂木の宰相殿。なぜその童を庇われる? そなたの家人ではあるまい? 無礼な童には、甘い主人に代わって誰かが礼儀を教えねばならぬ!」

「確かに無礼な童です。ですが、無抵抗な幼き者が打たれるくらいなら、代わりに私が打たれます。よく言って聞かせますので、どうかお許し下さい」


 親しくしている東宮の威光と父の式部卿(しきぶきょう)の宮家の権力を以ってすれば、滝尚侍(たきのないしのかみ)に対抗はできるはずなのに、桂木の宰相は騒ぎを大きくしないためにか、敢えて下手に出ているようだった。

 滝尚侍(たきのないしのかみ)に頭を下げる屈辱に堪えている姿を見て、桔梗の君は申し訳なさに胸がいっぱいになった。

 

「私が悪かったのです。宰相様は何も悪くはございません。申し訳ございません。私をお叱り下さい」


 桔梗の君は深く伏して滝尚侍(たきのないしのかみ)に謝罪した。そこへ複数の衣擦れの音が近付いてきた。

 

「これは一体、何の騒ぎか? 滝尚侍(たきのないしのかみ)殿? それに噂に名高い桂木の宰相殿か?」


 背後から現れた女房の集団。その多くの艶やかな女房達や几帳に囲まれた中から、凛とした迫力ある女性の声が響いた。

 

「控えられよ、弘徽殿(こきでん)の女御様のお通りです」


 女御付きの女房の声で、すぐさま滝尚侍(たきのないしのかみ)を含む人々が女御の一行のためにと通りの両脇にと下がり、礼をとる。桔梗の君も桂木の宰相に半ば抱きかかえられながら、隣で伏した。


 几帳に囲まれて姿は碌に見えないのに、その中心にいる人物の威厳と迫力ある声にその場の空気が一瞬で変わった。まるで犬に吠えられて怯えていた桔梗の君の前に、天から虎が降り立ったかのようだ。


「畏れながら、弘徽殿(こきでん)の女御様ともあろうお方が御殿を出られて、なぜここへ?」

「気を塞いでいる妹、麗景殿(れいけいでん)の女御の見舞いに参りました。私は姉というだけではなく、母代わりのつもりですから。久しぶりにこちらに出向いてみれば、何やら騒ぎか?」

「いえ、女御様がお気にされるほどの事は何も……」

「ならば良いが。近頃、庭の隅にでもあるのか、情緒の無い滝の音が騒がしい。耳障りなので堰き止めてしまおうかと時折思うのです。後宮は静かであってほしいものです」


 最近の帝の寵愛を受ける滝尚侍(たきのないしのかみ)が邪魔である、と女御が仄めかす。

 

「私も静かな後宮にするため、騒がしい童を教え諭しておりました」

「若輩者を導くとは頼もしいこと。さすがは滝尚侍(たきのないしのかみ)、私もそのようにありたいもの。こうやって……」

「え?」


 艶やかな女房の輪の中から威厳に満ちた女御が、ホホホと笑いながらその姿を滝尚侍(たきのないしのかみ)の前に現した。正しく、雲の割れ間から猛虎が降り立った瞬間だった。


 ズバンッ! と女御がいきなり扇で滝尚侍(たきのないしのかみ)を打ち倒した。横顔を引っ叩くなんて生易しいものではなく、まさしく滝尚侍(たきのないしのかみ)は床へと倒れ込んだのだ。


 その強烈な威力を前にして、桔梗の君は思わずヒイイッ! と桂木の宰相に縋ってしまった。桂木の宰相も驚いたらしく、桔梗の君を抱き庇う腕に僅かながら力が加わった。

 

「高位の者が下位の者を、抵抗できぬ童を打とうとするくらいなのですから、ご自分も打たれるご覚悟がおありよね」

「み、帝に申し上げるわ! このような!」

「ほほほっ! 何を申し上げると?」

「私を打ち据えたと! きっと厳しいお咎めがあるわ!」


 痛そうな頬を押さえて身を竦める滝尚侍(たきのないしのかみ)を、邪悪な鬼のような笑みを浮かべながら、弘徽殿(こきでん)の女御は見下ろす。


「……言ってみるが良い。だが、誰も取り上げませんよ。ここで起こった事は、滝尚侍(たきのないしのかみ)が、童を庇った宮中二大貴公子の桂木の宰相を打った事だけです。さぞや後宮の女房達から称賛を受けるでしょうね。皆がそなたを褒めたたえるでしょう。宰相殿を恋い慕う者は多いから、どうなるかしらね。ほほほっ! 楽しみだわ」

「そ、そんな……」

「私は何もしませんよ。誰が何をするのかしらね? ほーほっほっほっ!」


(こ、怖い! 弘徽殿(こきでん)の女御様、鬼みたいに怖い!)


 自分が脅されている訳ではないにも関わらず、桔梗の君まで恐怖に怯え、ギュッと桂木の宰相の衣を握りしめてしまった。


 後宮中の女達の憧れの的である桂木の宰相を、しかもその秀麗な顔を打ってしまった事の恐ろしさに、滝尚侍(たきのないしのかみ)は気付いた。後宮で会う老いも若きも女達の三人に一人が、宰相様って素敵! と言っているのだ。実は公達(きんだち)の中にも慕っている者が密かにいるのも聞いたことがある。


 帝に直に泣き付きたくても、そもそも間に入る女官に取り次いでもらえず、会わせてもらえないかもしれない。お文を届けたくても、同様にできない可能性が高い。


 宰相に恋い焦がれる見知らぬ女達に、どこでどんな目に合わされるか想像もつかない。自分が弘徽殿(こきでん)の女御にやったように、毒も盛られてしまうかもしれない。滝尚侍(たきのないしのかみ)は恐怖に怯えた。


「わ、私、気分が……。失礼しますわ!」


 挨拶もそこそこに、獰猛な虎にでも追いかけられているかのような恐怖に青冷めた顔で、滝尚侍(たきのないしのかみ)は同じく怯える女房達を引き連れて、自分の局へと逃げて行った。


「単純な女ねえ。あの程度の脅しを真に受けて。笑えるわ! これが左大臣家の承香殿(じょうきょうでん)の女御だったら、鼻で笑われて、恥を掻くのは私だったでしょうね」

「そもそも承香殿(じょうきょうでん)の女御様なら相手にもされませんよ。ツンと澄ましたお方ですから。それにしても、女御様、迫真の演技でございました。あれでは怯えるのも仕方がございませんわ。日頃、女御様に盾突くから。愚かな尚侍(ないしのかみ)です」


 古参の女房と女御は軽やかに笑い合い、先程の猛虎の迫力は霧のように消え失せてしまっていた。朗らかな様子は、親し気で明るい豪胆な姉、という雰囲気だ。

 

「女御様、無礼な様を晒し、大変申し訳ございませんでした」

「桂木の宰相殿、よく堪えましたね。あなたが滝尚侍(たきのないしのかみ)と対立したら、帝が絡む政治的な問題になりかねませんでした。噂に聞くあなたの配慮には本当に畏れ入るわ。お怪我も大したことはなさそうで、何よりです。あなたのお顔に傷ができては、後宮中の女達が泣いてしまいますからね」

「いや、そのような事は……」

「ほほほ。二大貴公子がご謙遜ね。美形貴公子は後宮の女達の宝ですよ。後宮暮らしの楽しみの一つですからね。それに、琵琶の桔梗の君も……あら?」


 遮る御簾(みす)几帳(きちょう)も無いまま扇越しにジッと女御に見つめられ、慌てて桔梗の君は顔を隠すように伏して礼をとる。最後の目を見開いて驚いた女御の様子から、ひょっとして女御には娘だとバレたかもしれないと、桔梗の君は怯えた。

 

「……桔梗の君、また琵琶でも弾きにきてくれませんか? 楽しみにしておりますよ」

「畏れ入ります」


 その女御の口調は何かを察したようだが、黙っていてくれそうだった。

 

 女房達は再び女御を取り囲み、麗景殿(れいけいでん)へと進んで行った。

 

 麗景殿(れいけいでん)御簾内(みすうち)から仲が良さげな女の声が漏れ聞こえた。

 

麗景殿(れいけいでん)、そなたも自分の御殿の前の虫くらい自分で追い払いなさい。本当にのんびりね」

「そうしようかなと思ったんですけど、姉上様がお出でになられたのが見えたので、様子を見ていました。お楽しそうでしたね」


 呑気な姉妹の会話に聞こえるが、先程の弘徽殿(こきでん)の女御の恐ろしさを桔梗の君は忘れられない。怒らせないように気を付けようと思った。

 あの弘徽殿(こきでん)の宴で無断欠席せずに済んで、本当に良かった。助けてくれた百合姫と、連れて行ってくれた紅葉(もみじ)の中将に今更ながら感謝した。

 

「あれ? 桂木の宰相様、桔梗の君、こんな所で立ち尽くしてどうしたんですか? 麗景殿(れいけいでん)の姉上に御用ですか? でも、そろそろ弘徽殿(こきでん)の姉上がお見舞いにいらっしゃるから、御用は後にされた方が良いですよ」


 明るく天真爛漫な微笑み零れる山吹(やまぶき)の少将の登場が、恐ろしい後宮の空気を清浄化したようだった。ようやく桔梗の君は肩から緊張が抜けた気がする。

 

「ああ、今お見掛けしてご挨拶した所だ。弘徽殿(こきでん)の女御様は、お元気なご様子だな」

弘徽殿(こきでん)の姉上様は元気だね。だけど、最近、麗景殿(れいけいでん)の姉上様は気が塞いでいるんだよ。それで家族でお見舞いに集まる事になって。本来なら簡単には出歩けない弘徽殿(こきでん)の姉上様までご心配されて、こちらにおいでになっているんだ。そのうち父上も来られるはずなんだ」

「ご心配ですね。お元気になられるような食べ物や何かでも無いでしょうか? 女五の宮様も案じておられて、贈り物をしたいと申されていました」

「そうか。ご心配、感謝しておりますとお伝えしてくれ」


 桔梗の君も五の宮として麗景殿(れいけいでん)を訪問した時に、女御の元気の無さが気に掛かってはいたのだ。


麗景殿(れいけいでん)の女御様は、後宮疲れかもしれないな。ご入内されてから一度も里下がりされていないだろう? お文に元気が無いと、百合姫も心配していた」

「宰相様や百合姫様にまで心配かけてすみません。久しぶりに右大臣邸に帰りたいって仰っていたから、東宮様のお許しをもらおうかと父上とも話しているんだ。お勧めしてみますね。里帰りされた際には、右大臣邸で元気付けの秋の宴でも開こうかって、父上も言われてました。その時は宰相様の箏をお聞かせいただけませんか?」


 山吹の少将の申し出に桂木の宰相は喜んで頷き、そして桔梗の君に微笑んだ。


「分かった。その時は弾かせていただこう。桔梗の君との合奏で」

「え?」

「君にも箏を教えよう。帝の命で女房を間に挟んで指導するあのお方とは違って、直に、傍で。だけど桔梗の君とは合奏したいな。一緒に」

「一緒に……」


 桂木の宰相の眼差しが、桔梗の君は特別だと、隔てなく一緒にいようと語っているようだった。

 女三の宮の箏の指導はあくまでも帝の命だからだとしっかり言ってくれた事が、桔梗の君には嬉しい。求婚と誤解していたのが恥ずかしくなってしまった。

 

 合奏を約束した右大臣邸の秋の宴が楽しみになった。だが、桔梗の君は忘れていた。右大臣家に関わると決まって怪我したり吐いたりなどの酷い目に会うことを。

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