表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三人の精霊と俺の契約事情 【白銀の騎士編】  作者: 望月 まーゆ
始まりの書
8/26

動き出した世界

大ニュース号外のお札書き、新聞は瞬く間に世界中に知れ渡った。


伝説の戦士サーガ以来の勇騎士の称号を授かったのだ。


勇騎士の称号は永久不滅の称号だと思われていただけに驚きだ。


国中の人々が一目ヴィル・クランチェを見ようと帝国に集まり出した。



ヴィルフィーバーで帝国は大盛りのお祭り騒ぎだ。

伝説のサーガの再来と世界中で盛り上がり加熱する。

何故そこまで盛り上がるのかというと、現世界の勢力図があるのだ。


帝国・神聖教団・竜魔族の三大勢力になる。


帝国は勿論、全ての人間の中心でありソルジャー率いる帝国騎士団。


神聖教団は、クルセイダーズという悪魔教団で人々を洗脳し、帝国を陥れようとしている。


竜魔族は、邪竜アポカリプスの復活により魔物などを使い世界を自分たちのモノにしたく人々を襲い領地の拡大を図っている。


このように神聖教団と竜魔族に人々は怯えているのだ。

特に、邪竜アポカリプスはサーガにより倒され封印されたのに再び復活し人々は怯えていた。


そんな矢先に勇騎士の誕生で人々は、サーガの再来と希望を抱くのも無理もない話だ。

実際に竜魔族により幾つかの国や街は破壊され、神聖教団のクルセイダーズにより最悪の魔女狩りが行われこの世界から魔法が消え去ろうとしているだ。


魔女狩りにより魔法が消えるというのはそもそも魔法は普通の人間には使えない。

使えるのは精霊族と妖精族の2つの人種のみ。

この2つの人種のみで作られた王国が魔法王国クリスタルパレス。


神聖教団クルセイダーズによりクリスタルパレスで魔女狩りという残忍な一斉討伐が行われほぼ全ての精霊族と妖精族は皆殺しにされた。


なぜ、神聖教団クルセイダーズが魔女狩りなどを行ったかは不明である。

この事件により帝国は宗教の関与は一切禁止にしたのだ。

それと、同時に神聖教団クルセイダーズを国の敵と見なしたのだった。



そしてーー更なる号外が帝国より発表された。



皇帝ハロルドは称号授与式を国民に公開すると公言したのだ。


= = = = = = = = = = = = = = = = =


勇騎士称号授与式 ○月△日 正午公開


= = = = = = = = = = = = = = = = =



今、世界は確実に動き出しているーーーー。



ーー 勇騎士称号授与式まで残り3日 ーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ