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神様と生物学者との対話

「生命は、アメーバから発生し、多細胞生物に進化し、哺乳類のような生命体の進化し、現在の人類がある。」

「一体、誰が、そんなことを言ったんだね。」

「ダーウィン先生が、進化論の中で述べており、世界の常識です。」

「またまた、ダーウィン先生の登場だ。何度も言ってきたが、人類は、他の星からやってきたのだ。」

「どうして、そんなことが言えるんです?」

「わしが連れてきたんだ。間違いない。」

「あなたが、そういうなら、そうかもしれませんが。質問していいですか?」

「どうぞ、どうぞ」

「様々な生物には、原始的な生物と進化した形の生物がいますよね。例えば、シーラカンスとか」

「わしは、生物が進化しないとは言っていないぞ。生物は進化していくものだ。その意味では、ダーウィンは正しいのじゃ。ただ、人間が、猿から進化したという事実はないんじゃ。」

「でも、猿からの進化の途上の化石がいろいろ発見されているじゃありませんか。」

「まあな」

「それに、神様。何億年前に、地球に高度な文明があったとしたら、どうして、どの痕跡がないんです?」

「高度な文明はあったのだが、それは、崩壊してしまったのだよ。跡形もなく。現在の文明だって、電気がなくなり、廃墟になって、1000年も経てば、ほとんど、痕跡を残さないものだ。」

「そうかもしれませんが、それでも、何か、化石とか、空飛ぶ円盤の痕跡とか、どこかにないですが?」

「そうだな。古いことなので、痕跡がない。」

「アトランティスはあったのですか?」

「あったぞ。」

「どうして、今、それを発見できないのですか?1万2000年前のことですよね。」

「そうだ。このすごい地殻変動で、沈んでいったのだ。」

「なんで、そんな地殻変動があったのですか。」

「アトランティスは、高度に発展した文明だったが、地球のリズムや安定を著しく乱す文明になってしまったので、終焉を迎えたのだ。」

「それって、バベルの塔の話に、似ていますね?」

「そうだ。アトランティスの文明が、間違った方向に進むことは、地球にとって、よくないことだったのだ。それで、大きな混乱が発生してしまったのだ。」

「どんな間違いがあったのですか?」

「今の人間は、忘れてしまったのだが、人間の精神には、とんでもない力が秘められているんじゃ。一人の人間の持つ、本当のエネルギーは、とてつもないのだ。なぜなら、人間は神の子だからな。もし、そのエネルギーが、間違って使われると、とんでもないことが起こるのだ。現代人は、想像もつかないだろうな?」

「エ! そんなにすごいエネルギーがあるんですか」

「あるとも、それは、それは、すごい力だ。現代人が何気なく考えている超能力というものなんか、比較ならないほどのエネルギーじゃ。なんといっても、人間は神の子だからな。」

「そうなんですか?」

「そうだ。現代人がもし、その力に気がついてしまえば、その力を使って、世界制覇をしようとすぐ考えるだろう。だから、今は、封印しているんじゃ。正しい文明を生み出す準備ができなければ、その力を解放することはできないのだ。それは、ものすごいエネルギーなので、ちょっとした間違いでも、文明を壊してしまう力にもなってしまうんじゃ。」

「じゃあ。神様、そのエネルギーを利用した文明が、生まれだすのは、まだまだ先のことになるんですか?」

「今のままでは、当分難しいかもしれないな」

「そうですか」

「そのエネルギーというのは、ダークエネルギー、ダークマターというものですが?」

「そうとも、言えるが、そうとも言えないな」

「また、禅問答のような答えになってしまいましたね。」

「しかし、人類は、ダークエネルギー、ダークマターについて、何もわかっていないのに、それが、そうだと言っても、意味がないだろう?」

「そうですね。いずれ、人間が発見して、育てて、そして、文明につなげていかなければならないということですね。」

「人類が、これほどまでに、科学という文明を生み出したことは、すごいと思う。しかし、あまりにも、物質しか見ていないのだ。人間の精神、神が全く忘れ去られていすぎるのだ。それは、アトランティス文明を封印してしまった反動なのだ。それほど、アトランティス文明が高度すぎたのだ。」



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