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神様と神主との対話

「この神社はりっぱだのう。」

「はい、神様。この神社は、1200年前の平安時代に創建され、ご祭神は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)で、ございます。」

「すばらしい神社だ。杉の大木もすごいぞ。よくぞ、こんなところに神社をつくったものだ。」

「はい。日本人のルーツは、古事記、日本書紀に書かれておりまして、天より、地上に下り、たくさんの神々がそこから生まれ、現在の天皇の祖先が誕生して、現在に至っています。」

「日本人のルーツを神様だと思っているのだろうか?」

「まあ、そう思っている人は、非常に少ないかと思います。」

「では、この神社とは、なんの意味があるのかな?」

「この神社には、たくさんのご利益がありまして、商売繁盛、交通安全、病気平癒など、たくさんのお守りを売っています。これを身につけていると、1年間、災害から身を守ることができます。」

「そうか、そんなにすごいのか?」

「私たち、神主が、日々、神様にご祈祷していますので、間違いありません。」

「へんなことを聞くが、実績はあるのかな?」

「はい。勿論、たくさん実績があります。古くは、元寇の時に、当時の神主が、命がけの祈願をしたところ、季節外れの台風が、元寇を襲い、壊滅的な打撃を与えて、日本を救ったという記録も残されています。また、武田信玄も、戦さに出陣する前に、祈願をされて、その多くの戦さで大勝利を得ています。非常に、ご利益のある神社です。最近は、この神社にお参りして、大学合格、良縁に恵まれたなど、病気が治ったなど、たくさんのご報告が届いています。その証拠の絵馬がここにたくさん吊るされています。また、多くの人の人生の導きとして、たくさんのおみくじを引いていただき、多くの人にたくさんの勇気と励ましを送っています。その証拠にたくさんのおみくじがここに結んであります。」

「ホホー、すごいではないか? ところで、日本人のルーツは、天照大御神様なのかな?」

「古事記には、そう書かれていますので、そうかと思いますが、桓武天皇以後の歴史はかなり明確になっているのですが、それ以前の記述は、なかなか奇想天外な部分も多く、証明が難しいところです。」

「でも、古事記にはそう書かれているんだろう。」

「はい。しかし、なにせ、1300年近く前に書かれた書物ですので、詳細はわかりかねるところもありまして。古事記には、卑弥呼も登場しないので、いろいろ欠落している部分もあるのかもしれません。」

「そうか。」

「現在の日本の歴史は、奈良の大和朝廷以後は、かなりはっきりしているのですが、それ以前は、なかなか難しい。日本人のルーツの神様が降り立ったのが、九州の宮崎と言われていますし、今の島根県の出雲に大きな国があったと言います。現在、日本中から古代の遺跡がどんどん発掘されておりまして、東北、北海道にも古代遺跡がたくさんあります。その全体像を結びつけるのがまだ、難しいのです。現在の歴史観の旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、奈良時代に、古事記の話をうまく当てはめることができません。」

「フムフム」

「古事記は本当のことが書いている有るのでしょうか」

「古事記は、本当のことが書いてあるはずじゃ。人間のルーツは、神様なのだから。ただし、正確さにかけている部分もあるかもしれんがな。」

「神様、たよりないですね。いろいろ知っているのは、神様かと思いましたが」

「わしは、単なるスマホのおとぼけ神様じゃ。まだまだ、修行の身じゃ。それで、人間のルーツを探す旅をしているのだ。それで、おぬしのところで、すこし、勉強しようと思ってやってきたのだ。」

「そうなんですか。人間のルーツについて、解ったら、私にも、教えてくださいね。」

「解ったら、すぐに、おぬしに教えるぞ。では、メールアドレスをここに登録して、人間のルーツが解った場合に、メールとTO DO LIST に加えたぞ。」

「ところで、神様。世界4大文明のひとつのシュメール神話も、最初の部分は、古事記に似ている部分があるそうです。エンキ神の理不尽な振る舞いに怒って姿を隠すニンフルサグ女神という設定は古事記登場する

天照大御神(アマテラスオオミカミ)と須佐之男命(すさのうのみこと)の設定に良く似ているそうですよ。」神々の指紋という本にも、世界各地にのこる神話は、多くの共通点があるとも書いてありました。大洪水の話は、いろいろな神話に登場するそうですよ。」

「人類の地球ユートピア計画は、長い歴史があるんじゃ。最初は、うまくいくのじゃが、うまく行き始めると、途中から、いろいろ混乱が発生して、ついには、文明の崩壊にいたり、すべては白紙にもどり、一から始めなければならなくなってしまう。そのかすかな記憶が神話には、残されているのじゃ。」

「では、神様がそういうなら、そのような歴史年表を作ってみたらどうですか。たとえば、地球45億年の歴史を設定して、地球に人類が最初に来た時、高度の古代文明の誕生と発展、その崩壊を、数百万年、数千万千、数億年の歴史を、とりあえず、年表してみたらどうです。アトランティスやムー大陸、レムリアやたくさんのオーパーツ、いろいろな超古代文明 それに、日本にのこる巨大な古墳やエジプトのピラミッドだって、いろいろな不思議があるんでしょ。」

「そうだの、神様が考える壮大な人類歴史年表を作ってみようかな。なにか、見えてくるかもしれん。しかし、それは、たいへんなことだぞ。どうしよう。」


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