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神様、あけましておめでとうございます。

「神様、明けましておめでとうおめでとう。お賽銭をおきますね。」

「明けましておめでとうございます。今年もよろしく。」

「神様、時間とはなんでしょうね。」

「時間は、次元じゃ。この世界を生み出すために用意された次元じゃ。現在、地球が存在する宇宙は、無から誕生した。宇宙の根源的な神の意思によって、人間の魂を進化させる場所として、高次次元の中に、物理宇宙空間が生み出された。そのためには、魂の動きを超スロー化を実現するための時間が用意された。本来なら、一瞬で終わるべきものを、百年、二百年という時間を体験できるようにしたシステムなのだ。」

「いいんですか、そんな途方も無いことを、あたかも本当のことにように言ってますけど。」

「あまり、気にするな。おとぼけ神様のたわ言だと思っていただいても構わんよ。現代科学、現代天文学、現代心理学、現代医学を持ってしても、2500年前にゴーダマシッタル様の悟りの入り口にもたどり着けないようじゃ、わしが何を言おうと、誰にも、何もわからんのだ。気にすることはない。」

「2500年前の仏教はそんなにすごかったのですか」

「そうだ。ゴーダマシッタルダ様が悟ったことは、宇宙の実相、神の実相、人間の実相だったのだ。つまり、現代科学、現代天文学、現代医学、現代心理学などが、追い求めていることを、ゴーダマシッタルダ様は、一瞬で、全てを理解したのだ。それが、悟りというものだ。」

「でも、神様。ゴーダマシッタルダ様が、そんなにすごい悟りをされたら、インドが地球を支配するような超古代文明が登場しても良かったんじゃないでしょうか?」

「ゴーダマシッタルダ様が、現在まで2500年にわたり、世界に与えた影響はすごいものがあったではないか。たくさんのお経、たくさんの寺院、たくさんの仏像。一つの宗教が、民族、人種、国家、時間、空間を超えて広がったではないか。たった一人の人間から始まったことなのだ。ゴーダマヒッタルダ様がしたことといえば、弟子たちに話をしたにすぎないのだ。そこから、こんなに世界中に広がったのだ。長年にわたり、人間の生き方に影響を与えてきたではないか。」

「神様、イエス様のことに言及されていませんが。」

「イエス様も、、ゴーダマシッタルダ様に匹敵する人間であった。イエス様は、当時の人間が見失っていた神様や天界を、身近な存在として、伝えたのじゃ。」

「でも、イエス様の死や復活など、謎と思えることがたくさんありますが。」

「イエス様ほど、神様を信頼して生きた数少ない人間の一人じゃ。神の子と言われるのも、不思議でないほど、神様を信頼して、生きた人生だった。しかし、周りからは、理解されなかった人生もあった。わしたちは、あまりの冒険すぎて、ハラハラしどうしであった。まるで、巨大な悪の帝国に、素手で、一人立ち向かうような冒険であった。しかし、彼は一人でもいくと言って、一人、当時の世界の常識に、切り込んで言ったのだ。」

「まるで、現代の映画のスタウォーズに似ていますね。」

「似ているかもしれんな。イエス様以前の旧約聖書の登場する預言者たちも、一人、孤立無縁で戦ってきたのだから、御自分もそうすると言ったのだ。ガブリエル大天使も、天の時があると言っていたように、人間が生まれるチャンスは、いつもあるわけではない。その時が、あの時だったのだ。あの時、あのタイミングしか、イエス様が生まれるチャンスはなかったのだ。」

「そうなんですか。またまた、とんでもないことを勝手に話しているように思いますが。」

「気にするな、おとぼけ神様のたわ言だ。」

「あれ、さっきも、同じセリフを言いましたよね」

「まあ、それで、いいのではないか。」

「時の問題に戻ろう。人間の魂は、神と同根の永遠不滅の存在なのだ。しかし、神と同じではないので、人間の魂が、神のように進化できるようなシステムを作り出した。それが、この物理宇宙と地球なのだ。人間の魂は、非常に能力が高い存在なのだ。無限のパワーがあるとも言える存在なのだ。しかし、いろいろな問題がないわけでない。それを修正し、成長するシステムが物理宇宙、地球というわけだ。」

「そうなんですか?」

「人間の魂を光に例えてみると、光は、早すぎて、なかなか観測できない。しかし、秒速10cm、秒速1cmとなれば、いろいろなことが観測できるようになる。しかも、人間という人生のはじめから、最後まで、生きてみることができる。しかも、何度も、何度も、いろんな場面で生きることできる。何度でも失敗が許されている。地球をユートビアにするのは、それほど、難しいことでもある。しかし、地球をユートビアにしたら、人類の多くは、新たな星に旅立つのだ。新たなユートピア建設をするために。しかし、それは、なかなか先の話だ。とにかく、現在は、この地球のユートピア建設が最優先だ。」

「でも、この地球のユートピアは実現できるのでしょうか?」

「できるに決まっているじゃないか。今は、難しい時期だ。もうすぐ、夜明けが来そうだが、今は、夜明け前の最も、暗い時にいると言えそうだな。これほどまでに、科学文明が発達したのに、神の存在を全く無視している。人間の魂の存在も無視されている。神も人間の魂も厳然として存在するのに、地球にすむ人間は、それを無視している。無視していないのは、「小説家になろう」で、無数に展開されている異世界への憧れだ。こんなにも多くの人間は、異世界の話を挑戦しているのは、世界的のも非常に稀有な存在かもしれん。「小説になろう」は、人類のあり方を変えてしまう力があるかもしれないな。」

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「こちら、スマホに住んでいるおとぼけ神様に新春インタービューを行いました。今年は、「時間」について話をしていただきました。いかがでしたでしょうか。」




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