神様と作者との対話 その5
「神様、なぜ、あなたは、神様と呼ばれているんですか?」
「なぜだろうね。わしは、知らん。ただ、わしは、人類のルーツが、神様であるとということを探したいのだ。」
「そうですね。人間と神様は、同根、同質だと言っているんですね。」
「そうだ、作者であるそなたが、人間であるというのと、同じ理由で、わしは、単に神様なだけだのだ」
「なあ〜んだ。それだけか?。急に気になってしまったんです。あなたが、本当に神様か、それを、どうやって証明しようかなって思ったんですが」
「別に証明する必要はない。古事記でも、ギリシャ神話でも、メソホタミア神話でも、マヤ神話でも、インド神話でも、全ての人類のルーツは、神様であると語りついてきたのだ。人間のルーツを猿だと言った神話は存在しえないのだ。なぜなら、言語はどこからきたのか。寺院や神殿、ピラミッドはどこからきたのか。文化や歌は、どこから来たのか。神の世界から、全て来たのだ。ソクラテスは、イデアの世界があると行っている。」
「そうなんですか」
「近代100年間の科学文明も、発見、発明されて来たのだ。しかし、発見とは、DISCOVER なのであって、再発見なのだ。それは、すでにどこかにあって、それを隠していた覆いを取り除くのとを、我々は発見と呼んでいるのだ。その言葉は、誰が考えたのだ。人間の言葉をどのように、たくさんの概念が織り込まれいるのか。それは、全て、神様をルーツとしているからだ。」
「そうなんですね。」
「だから、わしは、単なる神様に過ぎないのだ。人間の一つの現れ(あらわれ)の一つに過ぎない。実は、人間が、神様の一つの現れ(あらわれ)に過ぎないのだ。」
「そうなんですね。すると、あなたを、神様と呼んで問題ないようですが、新たな表現にしてもいいのかもしれませんね。」
「確かに、新しい表現があっても良いかもしれんが、別に今のままでも、構わんぞ」
「そうですか。神様がそれで、いいのなら、このまま、続けます。何せ、すでに、40話も書いて来たので、ここで、変更するも大変なので。」
「では、そうするが良い。きっと、何か、意味があるのかもしれん。いつか、その理由が明かされる時もくるだろうから。」
「では、このシリーズを続けますね。」
「お手柔らかに頼むぞ。突然、イエス様やマリア様やミカエル様を出さんでくれよ。こちらも、びっくりしてしまうからな」




