神様と恐竜学者との対話
「地球の歴史の中で、恐竜は、最も繁栄した生物の一つだ。」
「そうだな。」
「神様、一つ疑問があるんですが、どうして、あんなに大きくなれたんでしょうね。」
「彼らは大飯くらいだったということだ。」
「たくさん食べたからといって、どんどん大きくなるわけではないでしょう。現在の一番大きな動物は、象ですよね。彼らもたくさん食べたからといって、あの何倍にも大きくなることはできないでしょう。でも、恐竜たちは、大きくなりました。骨がいっぱい見つかっているので確かです。」
「そうだな。」
「どうして、あんなに大きくなれたんでしょう。」
「大飯ぐらいだったからな。」
「それは、さっきも言いましたよ。他の意見はないんですか。」
「実は、あの巨大な恐竜たちは、違う星から連れてきたのだ。」
「え!、大きな恐竜は、小さな恐竜から進化して大きくなったんじゃないのですか?」
「中には、そうゆうのもいるんじゃが、基本は、わしが、他所の星から連れてきた。」
「なんで、そんなことをしたんですか」
「気まぐれかな」
「気まぐれで、恐竜を連れてきたんですか?」
「まだ、人類の数も少なかったし、地球には、空き地がいっぱいあったので、ちょっと育ててみようかと」
「え!、今、神様、何をどさくさに紛れて言いました?人類がいたんですか?」
「いましたよ。ちゃんと。」
「何億年も前に、人類はいたんですか?」
「いましたよ」
「人類は、数百万年前に、アフリカの地に発祥したはずでは?」
「それは、進化論の間違いしゃ。人類は、猿から進化したのではない。」
「じゃ、どこから来たんです。」
「宇宙の星じゃ。」
「エ!。人類は、宇宙人なんですか?」
「別に驚くことではあるまい。事実なんだから。」
「人類は、白人、黄色人種、黒人など、いろいろな人種がいるじゃろ。それぞれ、来た星が違うんじゃ。」
「人類は、いろんな星からやってきたんですか?」
「そうだ」
「どうやって、やってきたんです?」
「宇宙船に乗ってだな。」
「その宇宙船は、どうしたんですか?」
「確か、着陸地点の近くに埋めたな。」
「それって、まさか、ノアのは箱舟のことですか?」
「そうそう、その話も、それは、地球でのことではないのだよ。」
「あれは、他の星から脱出した話だったのだよ」
「神様、もう、いい加減なことは言わないでください。」
「いい加減ではないぞ。」
「じゃあ。埋めた宇宙船を掘り返してみたらどうです。」
「さて、どこへ埋めたかのう?」
「神様が、ボケてしまわれた」
「ボケてはおらぬが、地球は、いろいろ地殻変動は激しくて、困ったもんだ。」