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神様とダンテの神曲を読んだ人との対話

「神様、ダンテの神曲を読んだですが、質問があるんですが」

「なんでも、質問しなさい。答えられることは答えるから」

「そう言っていただけると、安心します。」

「どうぞ、遠慮なく」

「では、神曲に巨人が出てくるのですが、地上に巨人はいたのでしょうか?」

「いたぞ」

「でも、信じられないんですが」

「ダンテが見たというのだから、間違いない。」

「でも、もし、地上に生きていたら、骨の化石や、大きな家の痕跡があるはずだと思うのですが?」

「確かに、いたぞ。ダンテが見たというのだから間違いない。」

「だから、その痕跡が」

「あまり、公開されていないが、シミソニアン博物館にあるといいう噂を聞いたぞ。」

「私も、聞いたような気がします」

「なら、いたのは確かだ」

「でも、大きな家とは、宮殿とかないのでしょうか」

「あるぞ、エジプトにでかい宮殿があるぞ」

「でも、あれは、エジプト人が作ったんではないでしょうか」

「あれは、巨人が作ったんだ。」

「あれあれ、もしかして、ピラミットも、巨人が作ったというつもりは何でしょうね」

「よく、わかったな。あれは、巨人が作ったんだよ」

「もしかして、ストーンヘンジも、インカの古代遺跡も、巨人が作ったっていうつもりですか」

「よくわかったな。そうなのだ」

「本当ですか」

「本当だぞ」

「本当かな?神様、いい加減のことを言っていません。」

「そんなことはない。巨人はいたのだ。」

「信じられません。」

「ダンテが見たのは確かだ。彼には、嘘を言う必要がない。」

「でも地獄を見てきた話は、ダンテ以外にもありますが、他の地獄の話には登場しませんよ」

「それは、見なかっただけだ。お前だって、地球にはたくさんの動物が存在するが、見たことも珍しい動物はいっぱいあるじゃろう。」

「まあ、そうですけど」

「じゃ。私たちも地獄へ探検に行きましょう。」

「今からか?無理だな」

「無理なんですか?神様でしょ?」

「まず、準備が必要だし、許可が必要だ。許可なく行くと、帰ってこれなくなるぞ」

「出来ないんですか?」

「できないわけではないが、準備と手続きが必要だと言っているんだ」

「やはり、出来ないんだ。」

「うるさい。黙らないと、レザービームを打ち込むぞ」

「やーい、下っ端神様」

「うるさい、これを受けてみよ!ビーム発射。」

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