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1-7

 翌日、授業は特に語る内容もなく終わり、帰りのホームルームで侑は、担任のリーナにこの後職員室に来るように、と言われた。放課後に用事はなくそれに従うことにした侑だったが、ティーゼやルミナに訝しげな視線を向けられていた。

あの一件以来、リーナは侑のことを“ユウくん”と名前で呼ぶようになった。本人曰く、双子の兄弟がいるなら当然らしいが、リーナの侑への態度は間違いなく他の生徒とは異なっていると二人の女子は確信している。ティーゼはルミナとは異なりその原因についても理解していたが。二人以外は呼び方が変わったことに多少の違和感を覚えていたものの、確かに同じ苗字がいるとそうなるのは仕方ないと納得しており、リーナが侑を特別視しているようにも思っていない。アレンは例外で完全にリーナの変化にもその原因にも気づいているが、何も言うつもりは無いようだ。アークは何となく気づいているが、侑は冗談が通じず、ティーゼとルミナに迂闊なことも言えないので黙っている。もちろん侑がリーナの気持ちに気づくはずはないが、侑は少しであるものの彼女に興味を持ち始めている。教師らしいときは教師の雰囲気なのに、そうでないときに自分に見せる仕草や言動は、とても年上には見えない可愛げを感じさせるのだ。その感じは彼の師に似ていた。しかし侑がリーナを師と重ねることは無い。侑は、リーナはリーナであることをきちんと理解していた。だからこそ彼にしては珍しく興味があるのだ。侑に少しでも興味をもたれていることを本人が知れば大喜びだろうが、それを知ることは難しい。それでも二人の関係はなんだかんだ前進しているのだろう。


 自分を取り巻く環境のことなど知らず、侑は職員室に向かった。しかしそこにリーナはいなかった。呆然としている侑に話しかけたのは先日も少し話をしたミッシェル・ローゼスという女教師であった。

 「エトワール先生が君に伝えてくれって言ってたから伝えるわね?『私の部屋でお茶でもしながら話したいなぁー!だからお菓子を持ってくるように!』だって。生徒を自室に招くのはどうかと思うんだけど、面白そうだから私は何も聞かないわ」

 どうやらリーナは教室では生徒を気にして職員室に来いと言っただけのようだ。お菓子を持って来いという点が子どもっぽくて侑には面白かったが、表情には出さずミッシェルに感謝の言葉を伝えた。

 「助かります。伝えていただきありがとうございました」

 「いいのよ。エトワール先生は可愛くて一生懸命ないい子だから、こんな我が儘も許せちゃうのよね。だからもう前みたいに泣かせるんじゃないわよ?」

 ミッシェルがリーナのことをどのように思っているのか、侑には想像出来なかったがリーナが可愛いということには共感した。あくまで彼女の子どもらしさが可愛いのだが。

 「確かにそうですね。時折見せるあの子どもらしさは可愛いです」

 「生徒にそう思われてるなんて幸せな教師になったわね。それを聞いたらきっと喜ぶわ」

 ミッシェルは自分の常識に照らし合わせて教師と生徒が恋仲になるとは思っていないため、侑がリーナを可愛いと言ったことを特別な意味があると考えることはなく、侑も自分の気持ちを素直に言っただけだが、もしこれをリーナ本人が聞けば異なる意味で捉えることは想像に難くない。そんな彼女と話すべく、侑はミッシェルに別れを告げ、教員寮へ向かった。侑にも抵抗が無かったわけではないが、二人だけで話すということはサバイバルの件で何か動きがあったのかもしれないと考えてその抵抗は打ち消した。


 リーナの部屋に入るのは2回目の侑だが、既に彼の中には遠慮などない。それはリーナのことをそれなりに理解しているが故である。接していくうちに侑はリーナを、先生ではあるが非常に付き合いやすい相手だと感じるようになった。あの件以来、妙に積極的に話しかけられているような気がしている侑だが、不快に思っているわけではない。距離感の近い大人という存在を懐かしく思うとともに、その子どもらしさを可愛らしく思っているのだ。だからこそ侑はリーナに興味を持っており、二人だけで会話するのに遠慮もしない。

 「それで、例の件で何かあったんですか?先生の部屋で二人きりで話すくらいですから」

 「いきなり本題に入るのもいいけど、お茶でも飲もうよー。お菓子、お菓子!」

 二人のときに遠慮がないのはリーナも同じである。まるで教師の威厳など存在せず、ただの子どもにしか見えないのだから。こんな姿は教室では見せないのだ。そんな姿をやはり可愛らしく思った侑は、ふと自分が仁以外の人間をその個性から気にかけていることに気がついた。ルミナは自分と近しい存在だから見守ろうと思っているのであって、彼女の人間性からそう思っているわけではない。アークやアレン、ティーゼについても他のクラスメイトよりは関係が深いが、素質が高いという点では気にかけていても、人間性は評価するもののそれで侑の興味は引かれていない。だからこそリーナのように素直にその人間性に興味を持って気にかける存在が出来たことに、今更ながら侑は驚いた。

 (他人に興味が無いとミッシェル先生には言ったものの、その矢先に仁以外にこういう存在が増えるとはな)

 自分の変化について考えながら黙っている侑に、リーナが待ちきれないと言わんばかりに呼びかけた。

 「ねぇユウくん!どうしたの?お菓子は?」

 その声で自分の思考から戻ってきた侑は、お菓子がないことを心配しているリーナを見て、本当に子どもみたいだな、と思った。

 「心配しなくても用意していますよ。前回お渡ししたのはシュークリームというものでしたが、今回はクッキーというものを用意しました」

 そう言って侑はクッキーをボックスから取り出した。クッキーには様々な種類があるが、侑はプレーンとチョコチップのようなシンプルなものしか作ったことが無かったため2種類しかない。それでもチョコチップなどこの世界にはなく、クッキーのような食感のお菓子も存在していない。

 「しゅーくりーむ?くっきー?」

 「名前は気にしないでください。とりあえず一つどうぞ?」

 侑に勧められたリーナだったが、彼女はこれが手で食べていいものなのか分からなかった。シュークリームは無意識のうちに手で持って食べていたが、今回は侑が目の前にいるため彼女は礼儀作法を気にしていた。サイズや形状を見る限りナイフやフォーク、スプーンは使わないだろうが、これが侑の出身の倭国のものなら箸で食べるものかもしれない。しかしこの部屋に箸はない。そもそも食器類がほとんどないのだ。侑が何も用意していないことから考えれば手で食べることも推測できるが、リーナは考え込み、クッキーを凝視して固まった。その様子に侑は警戒されているのかと思った。

 「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。味見もしたので」

 決してそういう理由で食べないのではないリーナは、心なしか残念そうな表情の侑を見て申し訳なく思いつつ、食べ方が分からず聞くこともできない自分が非常に恥ずかしかった。

 「い、いや、そういうわけじゃなくてね。早く食べたいんだけど、食べ方が・・・」

 そう言って慌てるリーナが面白く、世話を焼きたいと思った侑はクッキーを一つ手に取り、それをリーナの口に押し込んだ。

 「!?」

 「こうやって手でつまんで食べるんですよ。お味はどうですか?」

 「う、うん、美味しい・・・。こんなサクサクした食感初めてだよー!」

 いきなりの侑の行動に顔を赤くして混乱したリーナだったが、クッキーを味わううちに調子を取り戻した。笑顔になって次々とクッキーを頬張るリーナを見て侑も笑顔になった。もっとも、それは注意深く見なければ気づかない程度の笑顔であり、もちろんリーナは気づいていない。

 「気に入っていただけたようで良かったです。紅茶も用意しますね?」

 「うん!・・・ってダメだよ!それくらい私がやるから!料理は出来ないけどお茶の準備くらいなら出来るんだからね!」

 「そうですか。それではよろしくお願いします」

 年上として何もかもやらせるのは許せなかったのか、はたまた誘ったのが自分だからか、またはその両方か。なんにせよリーナは紅茶の準備を始めた。道具はもちろん侑が用意したものである。リーナを立てるためか侑は素直に準備を任せたようだ。

 楽しいティータイムも終了し、二人は本題に入っていた。あまりの美味しさに次々とクッキーを食べたリーナだったが、彼女はそれを少し後悔していた。 

 (もう一回食べさせてもらえばよかったなぁ・・・。あのとき気づいていても恥ずかしくて言えたかどうかは怪しいけど、もう一個食べさせてもらえたかもしれないのに)

 しかしそんな後悔をしている場合ではないと気持ちを切り替え、リーナは情報を伝えた。

 「実はね、今年のサバイバルはいつもより同伴する教員が少ないの。いつもは各クラスの担任と副担任が同伴するから16人なんだけど、今回は担任だけになって8人だけなんだよねー。なんか学園関係者のお偉いさんから、学園には貴重な資料や装置もあるし魔族の動きが気になるから学園に教師を残せって言われたみたい。確かに魔族の動きは気になるけど、ユウくんの話を聞いてる私からすれば守る方が逆なんだよね。私みたいな教師が言ってもムダだから何も言わなかったけど・・・」

 リーナの言った内容は侑も可能性として考えていたため彼は驚かなかった。しかしこの可能性には疑問を感じていた侑はそれをリーナに尋ねた。

 「その権力者が操られていないのであれば、それはやはり人間の中にも戦争を望むものがいるということでしょうね。反魔王派の魔族の目的は人類を滅ぼしてこの人界の資源を魔族のものにすることですから、彼らを手助けすれば戦争は起こります。しかし戦争を起こしても人間に利があるとは思えません。魔界は人類が入り込める場所ではないのですから。それに戦争が起きたときの敵に協力するというのも不思議です」

 「そうでもないよ。権力に溺れた人間は現状では今より上の地位にいくのが難しいの。今の地位は今までの戦争の功績で決まっているからね。どれだけ強力な魔法師がいようと、その力を示す機会がなければ意味がないんだよ。だから戦争が起きればその絶好の機会になる。それに敵にもこっちの情報は渡るけど、敵の情報も入ってくるんだからおあいこじゃない?」

 権力というものに全く興味の無い侑には戦争を起こす理由としては弱いのではないかと思えたが、そういう人間には何度も会って殺しているため納得した。

 「そういうことですか。その情報については、どれだけ隠してどれだけ探りだせるかによって利となるか損となるか決まるので、そういう技術が無ければ情報を持っていかれるだけです。それは今考えないとして、その指示を出した権力者が誰かは分かっているんですか?」

 「うん、分かってるんだけどね・・・。もしサバイバルが襲われて被害が出たらその責任は間違いなくそれを言い出した人に向かうんだよ?そんなことになれば権力は衰えることになるんだから、張本人ではない可能性が高いんじゃないかなって」

 リーナの考えは間違ってはいないが、一時の衰退の先にさらなる繁栄があるのであれば、その衰退を受け入れるのは権力者にとって容易なことだ。それを侑は指摘した。

 「確かにそうですが、戦争で権力を取り戻す自信があればそのくらいは気にしないでしょう。それにサバイバルが襲われるなら、学園が襲われる可能性があったことを主張できますし、学園の設備や学生の質を考えれば損失が大きいのは学園側ですからね。強く糾弾は出来ないでしょう」

 「ユウくんはその人が怪しいと思うんだね?」

 「はい。それで、名前は?」

 「コーバッツ・シローネ、シローネさんのお父さんだよ」

 リーナの口から出た名前には侑も流石に驚いた。だからこそ確認した。

 「1-Dのルミナ・シローネの父親ですか?」

 「そう。でも彼女は当主とは血の繋がった子どもじゃなくて、どこかから引き取られたらしいの。言いたくないけど、彼女の魔法の才能と容姿を利用して良家に取り入ろうとしているみたいだよ。それに怪しい実験もやってるとか。まあ一般的には知られてないことなんだけどね」

 「どうやってそんな情報を?」

 「それは企業秘密だよー。ってなんてね、その名前を聞いて、ローゼス先生に聞いたんだー。貴族の情報は貴族の人に聞いたほうが早いからね。それにローゼス先生はそのなかでもかなりの情報通だから!」

 企業秘密と言ったときの侑の表情が面白かったリーナは、それで満足して隠すつもりもなかった情報源を教えた。そんなリーナに少しムッとした侑だったが、リーナがそういう人柄だと分かっているため何も言わなかった。むしろ彼は可愛げを感じていたくらいだ。しかしそれは表に出すことも無く、侑は質問を続けた。

 「家族すら利用する男なら権力を求めていてもおかしくありません。ということは操られているという可能性はほぼ考えなくてもいいですね。それと怪しい実験というのは?」

 「それが内容はよく分からないんだってー。証拠はないけど人を攫って人体実験までしてるみたいだよ」

 それを聞いた侑の中で、ルミナへの同情とシローネ家への憎悪が生まれた。

 「ルミナは自分と違って拾われる人が悪かったようですね。ルミナには悪いですが、証拠が掴めたらシローネ家は潰します」

 「え?そんなことも依頼に入ってるの?」

 「いえ、個人的に絶対に許せないんですよ。他人を道具のように扱う奴らが」

 このときの侑の表情にはリーナも驚いた。ここまで感情を露にしているのも珍しいが、怒りの中に思い出したくない記憶を思い出したような苦しみが見て取れたからだ。

 「何があったかは聞かないけど、危険な真似はしないでね。君は私の大事な教え子なんだから」

 「大丈夫ですよ。大事な先生を悲しませることはしませんから」

 少し不安になって無茶をしないように頼んだリーナへの侑の返事は、彼女の顔を真っ赤に染めた。こういう不意打ちは反則だ、と思いながらリーナは前から考えていたが恥ずかしくて言い出せなかった提案を侑にした。

 「そ、それなら私と魔力を交換しない?いざというときには<念話>が出来る方が便利だよね?」

 「それは・・・そうですね。それでは先生から魔力を流してもらっていいですか?」

 無属性魔法の<念話>は互いの魔力を交換した相手としか会話が出来ない。相手の魔力を指定して言葉を伝えるのだが、伝えられる側が伝える側の魔力を認識していなければその声は届かないため、一方的に渡すのではなく交換しなければならないのだ。

 魔力を送るのは簡単で、相手に直接触れて魔力を少し流すだけだ。リーナは触れるというのが恥ずかしくて言い出せなかったのだが、今回、侑とリーナは手をつないでいる。侑の方は平然としているが、リーナは先ほどから落ち着かない様子である。顔を赤くしたままそわそわしているのだ。

 「う、うん。それじゃあいくね」

 リーナは依然として落ち着きの無いまま侑に自分に魔力を流した。魔力には個性があり、誰しもが特有の魔力の波長を持っている。リーナの魔力を受け取った侑は、その魔力を評価した。

 「ありがとうございます。とても綺麗で穢れの無い魔力ですね」

 自分の魔力がどんなものかは本人には分からないので、正直不安もあったリーナはその評価に安心し、そして侑の魔力が気になった。

 「そ、そうかな?じゃあ次はユウくんの魔力を頂戴!」

 そう頼まれた侑は、以前仁に言われたことが気になっていた。それはリーナに伝えておくべきだろうと考えて彼はその懸念を伝えた。

 「仁に、『侑の魔力は女の子に流すと危険だから注意しろ!』って言われたことが気になるんですけど大丈夫ですか?」

 「ど、どう危険なの?」

 「仁には刺激的な痛みがあったらしいですが、一度だけギルドで知り合った子に流した後でかなりしつこく言われました。確かあの子は魔力を流してから少しの間は何かを我慢している様子で、その後は顔を真っ赤にしてへたり込んでしまって、体調が悪いのかって近づいてみたら気絶していて驚きました。それからその子は目を合わせてくれません」

 侑はそのときのことを思い出して語った。それはリーナを不安にするものだったが、自分から魔力の交換を言い出した以上、退くことは出来ない。それに危険かもしれないと聞いて拒絶するのは失礼だから、とリーナは覚悟を決めた。

 「へ、へぇ。ものは試しだよ、うん!(大丈夫かな?私・・・)」

 「それでは失礼します」

 そう言って侑は自分の魔力を少しだけ流した。

 (なにぃ、これぇ・・・!)

 侑の魔力はリーナを快楽で満たしていた。少ししか流していない侑の魔力はリーナの全身を駆け巡り、刺激する。その刺激は非常に官能的で、リーナの頭の中は真っ白になった。

 「大丈夫ですか?」

 「ハァ、ハァ。う、うん大丈夫・・・(これは危険だ、とてつもなく。気持ちよすぎて恥ずかしい声を我慢できないかと思ったくらいだし・・・。気絶するのも頷けるよ。でもこの快感、癖になりそうかも)」

 侑が明らかに普通ではない様子のリーナに声を掛けるが、リーナも今の自分の状態を伝えるわけにはいかない。顔を真っ赤にして息を切らしながらリーナは大丈夫だと答えた。そんな様子をいつまでも見ているのはいけないことであるような気がした侑は、早々に立ち去ることに決めた。

 「それでは今日は失礼します。情報提供ありがとうございました」

 「これくらいしか協力出来ないからねー。それにお菓子も美味しかったからこちらこそありがとね!」

 「また機会があれば新しいお菓子を持ってきますよ。それと入れていただいたお茶、美味しかったです。それでは」

 「うん!またねー」

 リーナとしても、なかなか収まらないカラダの火照りとドキドキを早く何とかしたいため、侑が帰ろうとするのを止めることはせず、別れの挨拶を口にした。侑が帰り、一人になったリーナは自分を落ち着かせるのに苦労した。

 (これでいつでもユウくんと話せるけど、魔力の交換でこんなことになるなんて。あの魔力は反則だよ・・・。思い出すだけで身体が熱くなっちゃう!)

 リーナはもう、心も身体も侑に支配されているのかもしれなかった。


 一方、無自覚でリーナを篭絡している侑はというと、こちらも珍しく動揺していた。あの妙に色っぽいリーナの様子を見てから鼓動がうるさいのだ。今まで無かった感覚に、病気なのかと疑ったが、魔法で自分を調べても異常は無かった。仁に聞くのが一番早いかもしれないが、侑は自分で解決するべきだと直感して相談するのをやめたようだ。根拠は無いがこの変化については悪いことではないと、侑自身もそう思ったようである。


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