Home Virus Epidemic(それはつまり、ホームでのウイルスの伝染病)
汚染されていないホームセンターは最強だ、と誰かが言っていた。
あぁ、本当だなぁと。
私は電池式のチェーンソーとか、乾パンとか、水とかを、
隣人と分け合いながら暮らしていた。
――でもそろそろ、足りなくなってきたからエアガン片手に移動するかな。
ふらふらと彷徨うゾンビに、的確に弾を撃つ。
威嚇にはなって、遠くに行く。
――出たはいいけど。
あそこ以外に汚染されていないホームセンター、あるのかなぁ。
ないじゃん、一度でも扉があいたら汚染されるし、空気感染ありなんだから。
「っ、う、う」
……さすがに疲れた、乾パンだけじゃお腹が空く。
炭水化物は飽きた、野菜もいらない、肉が食べたい。
後、お家に帰って皆が――食べたい。
――ちょっとまって、これはいわゆるおかゆがおいしいあれじゃないのか?
よくわからないけど、つまりそれは。
――おうちにかえりたい。kerti,qwertyuiop@asdfghjkl;:]zxcvbnm,./\
え、嘘でしょう? これは誰の考えだ?
私はまだ、頑張れる。
前のホームセンターに帰って、残ったものを分け合って上手くやるんだ。
上手く……もっと……。
汚染されていないホームセンターは最強だ、と誰が言った?
あぁ、それは不可能だ。
空気穴があるからも少しずつvirusがまわる。
それに、わたしとかよりもさきに、にげてったひとがいるzyanaika。
dkr、ほら、argtだけど、oysm.