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童貞ゾンビな俺とぼっちな寄生虫?

作者: 東城秀輝
掲載日:2026/10/10

やあ、いろいろ苦労が多い世界で、社畜のごとく生きてるみんな

え?いきなりな挨拶だなって?まあ俺は・・・・もう・・・・・

おおと、自己紹介がまだだったな、名は斉郷貴幸(さいごうたかゆき)

当時は35歳にして童貞、女っ気ない、ぼっちな男・・・だったよ・・・・

そう、俺はこの世にいないんだ・・・・でもなんだろうな・・・・まだ夢の中みたいな・・・

(おい、なに独り言言ってんだ?)

(は?だ、誰だ、俺の意識に声かけてくるこいつ誰だ?)

(なんだよ、忘れたのか?命の恩人に向かって)

(いや、全然記憶にないんだが・・・・)

(しゃあないな、しっかり耳かっぽじってきいとけよ?)

(俺の意識だから、目の前のスピーカーのように聞こえる)

(俺は童貞な他星系惑星出身の知的生命体だ,DOUTEIだぞ?お前らの同志だ)

(童貞、強調すんじゃねえよ、ろくな相手がいないからな、ホントは悲しいんだぞ)

(よくゆうぜ、妥協なんていくらでもできるだろ?わがままなだけだろ)

(ってか、異星人に童貞ってゆうカテゴリあんのかよ)

(あるわけあるか、単なるぼっちなだけだぜ?合わせてやってんだよ)

(なんで、上から目線で話してんだ・・・・)

(みんなは、妥協するところはしないとだめだぞ)

(誰に話してんだ)(それより何だこの漫才、俺はどうなったんだ)

(お前たちは、俺のいた宇宙に偶然来訪してな)

(何だか知らんが、カプセル?ってゆうのか?その中に冷たくなって入ってたんだ)

(・・・・・?)(覚えていないようだな)

(さっぱりだ・・・なんも覚えてねえ!)

(まあいい、もうじき意識を戻せる・・・・)

(うお・・・・なんか目の前が明るく・・・・・)


「う・・・・うう・・・体が重い・・・・ってここは?」


(お前は、冷たくなってた中で、たった一人生き残ったんだ)

(んで、衛星が動き出して俺とともに変な惑星に来たってわけだ)

(ここの空気ひでえもんだな、俺がいなかったらやばかったぜ)


「そりゃラッキーだな・・・・なんだその見た目・・・・」

「よう、初めましてって言ったらいいのか?」

体から黒いひも状のものが出てきて、そこから一つ目の丸い目玉のような

形状を形づくっている・・・・・

「こちらこそ、んで宇宙人さんよ、俺を救ってくれた目的は?」

「ああ?目的なんかねえ、おれも宇宙を彷徨ってたんだ」

「お前もどっかの星から追放されたのか?」

「もってことは、おめえもか?まあこっちは記憶がねえから何とも言えんがな」


「は、そこは命の恩人に合わせとけばいいんだよ」

「なんにせよ、ここがどこなのかその辺の解明からだな」

「ここに落ちてくるとき文明みたいなの見えなかったのか?」

「ああ、見えたよいわゆる廃墟、何者かが滅んだ跡みたいなのが」

「だがかなりの高度から見てたからな、俺が見たものは何日かかるか」

「羽はやして飛べないのかよ、宇宙人だろ?」「なんだそれ?飛ぶってなんだ?」

「ジェネレーションギャップ、そりゃ失礼」

「ほほう、なるほどな・・・・」「どうしたんだ?」

「お前の記憶を覗かせてもらったぜ、羽をはやすか・・・・」

「勝手にみんな、って思い出せないものみれんのか・・・・」

「ああ、だがきっかけがなかったら、覗けねえよ」

「とりあえず、出会った時の状況を教えてくれよ・・・・」

何もない荒野、荒れ果てた大地にポツンと座り込み、

自分の中の宇宙人と押し問答すること、1時間・・・・・

「なんとなくわかった、なんでか知らんが、俺が入ってた衛星が」

「あてのない空間をさまよっていて、んで俺は冷たく瀕死になっていて」

「あんた自身も命の危機だったから俺に寄生して」

「さらに、生命反応がなかった奴らから養分を賄って」

「長い旅路をここまでしてくれたと、恩人のレベルじゃねえぞ」

「ああ、俺自身もお前の体に定着しちまったよ」

「んで、宇宙人らしいことは、今はできないと」

「ここまでギリギリだったんだよ、羽を出すこともできるが」

「養分が足りなくて、墜落するだけだ・・・・・」

「まずは養分確保か・・・・・恩人だもんな」

「おおよ、ごますりは大事だぞ」「ふとした拍子に出てくるもんだな」

「もっと会話したいところだが、とりあえず腹がすいたな」

「そうだな、ってどこ行きゃいいんだよ・・・・・んん?」

「なんか・・・・におわないか?」「・・・・ああ、こうばしい香りがするな・・・・」

「よし、このにおいをたどってみるぞ・・・・」「ああ頼むよ」

それから香りをたどって、中の人?がどんな奴かいろいろ聞いてみた

彼らはある宇宙船の中で作られた、元は別の惑星から詐取したサンプルであり

それを、さまざまな生物に注入して、実証試験をして、他の星々の資源を

食い荒らし、時には侵略させ、兵器としての実験を繰り返している

彼はある惑星の侵略中に作られた特異体質で、兵器としての実証実験をするはずだった

しかし、彼はいやだった、船内での侵略の光景、帰ってこない仲間、

そして、まぶしいほどの赤い光・・・・

その光を見た後の事は覚えてないらしい・・・彼の母船はどこにもなく

彼は虚無の空間に、孤独のまま放り出されていた、


「いまでも忘れねえ、すさまじい赤い光だったぜ・・・・」

「う~ん、ってことはその星の反撃にあった・・・・」

「つまり、母船が致命傷を負って、脱出するか、しないか」

「もしくは、母船が大爆発してどこかに飛ばされたって感じか・・・」

「まあ、なんにせよ、実験させられなくてよかったぜ」

「あんな奴らの道具にされるのは、金輪際いやだね」

「運がいいんだか悪いんだかわからねえな・・・・・」



「おい、においが近いぞ、養分にありつけるんじゃないか?」

すると、突然廃墟のようなものが現れ、赤い鉄骨のようなものが横に倒れてる

途中は緑色の格子状の何かがついていて・・・・何かの文明の後だろうか・・・・・


「なにかいる気配あるか?」「いや、いねえよ」

「おい、においはそこの階段から出てるぞ・・・・」

「なんだ?なんか見たことあるような・・・・」

「とりあえず腹ごしらえできるかどうかの確認だ」

「あいよ、腹が減っては」「戦はできぬってな、戦は嫌いだぜ」

「おれもだよ、本能的に何か来るものがあるな・・・・」

なにがあるか、わからないが意を決して階段を降りてみる・・・・


「お前の本能が言ってるぜ、こうゆうのは罠があるってな・・・・・」

「確かにな・・・・臭いでおびき寄せて・・・・対抗手段はあるか?守るだけでだぞ」

「せっかくの生き残るチャンスだ、何とかしてやるよ・・・・」

彼が言っていた、罠を含めて慎重ににおいの根源を探る・・・・

すると、なにやら談笑してる声が聞こえてきた・・・・・

「誰かいるみたいだな・・・・・」「まて、声が変だ・・・」

「それと、足元なんかあるぜ・・・・」「・・・・・糸?」

「その糸をたどってみようぜ、こっちをさそってやがる」

目に見えている糸をたどってどこにつながっているかさぐる・・・


すると、重い声で「誰だ?そこを動くな」誰かいる?


「おかしい・・・・声が生きている感じがしない・・・」

「そうだ、音声を再生するそんな電子機器があったような・・・・」

「ああ、小さいんだな、でもそんなんじゃねえぞ、」

「スピーカーってやつだな」

「こちらは迷子のものだ、誰か知らないが、そこにいるのか?」

「そちらが、迷子だと、信用しろってのか」

「入ってくれば、命の保証はしないぞ、すぐにここを立ち去れ」

「ああ、ちゃんと生きてる声だ、何者かが中にいる」

「おk、じゃあ防衛の手段できるだけ頼むぜ・・・・突撃する!」

覚悟を決めて扉を静かに開けて・・・一気に飛び込む!

俺の中の寄生体は目の前に金属の盾として変化して、前についている目で

周囲を観察する・・・

「う、動くな!こちらには銃があるんだ!」「銃?ああ・・・」

「ほほう、ずいぶん高価な銃だなこの盾に撃ってみろよ」

「なんだ!金属がしゃべった?要件をいえ!何者だ」

周囲には衣服が乱れた若い男女が数人いてこちらの様子をうかがっている

「腹が減っているんだ養分を確保しに来ただけだ」

「そんなもんはないよ!ここにあるのは亡くなった人たちだけだ!」

「なんだ、あるじゃねえか・・・おい、取引と行こうじゃねえか」

「はあ?」「その遺体になった人たちのところへ案内しろ」

「何する気だ!」「処理に困ってんだろ?代わりに周辺を探索してやる」

「なら、そこを右に曲がっておくのほうだ・・・・」

かすかに腐敗臭がする・・・・言われた場所へ行ってみる・・・・

「おお、よりどりみどりじゃねえか・・・・」

「おいおい、これから養分をってか?マジかよ・・・・」

「これしか方法はない、今は生存が優先だろ?」

そう言って、彼は触手のようなものを伸ばし亡くなった人の数人を包み込んで・・・・・


「ふう、腹いっぱいだぜこれでなんにでも変化できるぜ」

「なんか複雑・・・・じゃあ恩返しに探索してやるか・・・」


「おい、あんた何やったんだ?においが消えて・・・」「そんなことより食料がさきだろ?」

「ああ、この崩れた壁の先が誰にも手を付けられてないんだ。だから・・・・」

すると寄生体は、握ったこぶしを金属化させて・・・・思い切ってぶん殴る!!

ドゴオオン!!

愕然とする生存者たち・・・・・「あんた何者だ?」

「ただの迷子だよ、じゃあ後は好きにしてくれ・・・・」

中は意外に荒れていた様子はない、おまけにかなり広い空間だ、これなら・・・・



「さあて、これで空を飛べんのか?」「いや、あの高いビルに昇って周辺を見たほうが早い」


そう言うと、全身を黒いのが包み込んでビルを獣のように這い上がっていく!!



「ほほう、どうやらここは昔は都市だったようだな」「都市?人が文明を謳歌していた街の事か」

「なにか、覚えていることはないか?」「こんな廃墟じゃね・・・・でもなんか・・・・」

「おい、なにか飛んでるぞ・・・・」「ん?よく見えるな・・・・なにもわからんぞ・・・・」

目をこらしてよく見るとプロペラに目玉が付いた浮いている物体がこちらを見ている・・・・


すると彼が突然、四方八方へ飛びながら上昇して、浮いているものに飛びかかる!


「動くときは言ってほしいんだが・・・・」「嫌な予感がしたんでな」

「こいつはドローンだな」「ドローン?って俺より先に記憶を読んでるのか」

「おい、それカメラじゃないのか?おもいっきり写ってるぞ」

「ああ、承知の上だよ、こいつがどこから来たのかあぶりだすにはちょうどいい」

「それ、壊れてないのか?」「ああこれでも器用なほうだからな」

しばらくするとバタバタと重低音が響き渡り遠方から何か接近してくる・・・・

すると煙が上がって・・・・なにか落とした?

「おいおい、ありゃやべえな・・・・」「へ?いったい何・・・・」


ドゴオオン!!

突然、なにかが飛んできて自分たちの付近に直撃した!

「おい!なんだいきなり!」「攻撃されてる、敵だと認識されたようだ」

「ああ、そんな見た目なら確かにそうなるよな!」


あきらかにバリバリ戦闘態勢で羽みたいなのな回っている物体が接近してきている


「ありゃ戦闘ヘリコプターだ」

「ヤバいじゃねえか!なんで狙われてんだ」

「知るか、だがやりようによっては貴重な情報元だな」

「よし、エネルギーは十分、やつにかまけて情報を探るとしよう」

「平和主義って言ってなかった?」

「なんのことだ?戦いは好まないといっただけだよ」

「屁理屈ってゆうんだよ・・・・・あんまりやりすぎるなよ」

「任せとけ、情報元だからな」


そういって、彼は縦横無尽に飛び回りヘリコプターを圧倒する

ただ、積極的に撃ってこないので、どうやら様子を見ているようだ


「さっきと違って撃ってこないな」

「ふん、なおさらチャンスだな」

「油断するな、撃たれたらエネルギーを消費するぞ」

「わかってるよ隙ありだ!!」


ヘリコプターの羽を廃墟の残骸でへし折り

バランスを崩したヘリに彼が飛びかかる、

そのまま人のいるところの窓を壊し、二人の人員を引き吊り出し、墜落していくヘリコプターから

脱出して見せた、「どんなもんだ、これが俺の力!」



「ワイルドだねえ、まさか引きづりだすまでやってのけるとは」

「よう、お前ら、俺らは迷子でな、この辺の情報もっていたらヨコセ!」


しかし、伝わってないらしく、二人はガクガク震えている

「おいおい、全然伝わってないぞ」


「おい、戦闘仕掛けておいて、そんなに震えるのかよ 情けねえな?」


「そうか・・・なら、ちょいとおとなしくしとけよ!」


すると、からだの一部をシュルリと捕虜の口から入れて、無理やり情報を取得するつもりだ

眼をパチパチさせながらさっき入ったいちぶをからだに戻し、彼が捕虜と同じ言葉を喋りだす

身振り手振りで情報を欲してることをいったらすぐに落ち着いて話し始めた


ここは札幌と言うらしい、だか突如として、異星人の攻撃が始まり

家族で遊んでいたところ、突然眩しい光が起きたかと思うと

妻と娘は消滅し、衝撃波で吹っ飛ばされたとゆう

その後、何かが上から風を切る音で飛来したかと思うと、大地震が発生して地面をえぐるように地上が吹き出しその余波で町のほとんどは壊滅した


彼らの話によると空に浮く塔のようなものがついた要塞だったそうだ


「今でも忘れられない、妻と娘が」

「悪かったな、つらい記憶を思い出させちまった」

「お前ら何者何だ?単なる迷子だよ情報恩に切るぜ」


「それと、どこから来たのか知らんが、早く帰ったほうがいいぞ」


「なんとも、いい奴なんだか、暴れん坊なんだか、こいつもカッコつけが過ぎるな」


「んで、これからどこ目指すんだ?」

「聞いた話じゃ、ほとんど都市機能は壊滅してるみたいだな」

「何かしら移動手段が見つかればいいんだが」

「おっと、あれはなんだ?車輪がついてるぞ」


「あれはええと、思い出しそうなんだが・・・」

「なるほど、大型のバイクって奴だ」

「くそ!先に分析された!・・・・とゆうか深層の記憶読み取って欲しいんだが?」

「うるせえ、そこまで宇宙人じゃねえよ」 「こいつ、操作できるか?」

「是非おめえにやってもらいたいんだがな」

「おっと燃料が必要らしいぜ、わかるか?」

「ああ?どこ見ればいいんだよ」

「おお、幸いなことに満タンだせ、これで廃墟のなかで風を切って疾走出来るってもんだ」

「ただ乗りたかっただけじゃねえの?」

「いいだろどっちでも、ここにいたらまた腹減るぜ」


とりあえず、雑談しててもしょうがないので、

バイクにまたがり操作は彼に任せて、廃墟を、後にした・・・・


しかし、しばらく走っているが、全くイヤな音一つせず、快適に動いている



「それで、どこへ向かうつもりだ?」

「まずは、海が見えるとこまで行くつもりだ」

「さっきあいつらが言っていた要塞に出会いたいもんだがな」

「浮いているんなら、こっちは行く手段がないぜ?」

「ああ、知ってるよ、だからカマかけてやつらをおびき寄せる」

「それで、潜入手段を確保、といった感じだ」


バイクを高速で走らせて廃墟の残骸を避けながら走っていると

どこからか轟音が鳴り響いた、何の音か周辺を見回していると


青く澄みきっている空の中ポツンと浮いている物体がある・・・


「ほほう、あれは飛行機って奴だな」

「飛行機?空を飛んで移動出来る手段か」


「予定変更だな、やつらを追って、そいつを手にいれるとしよう」

「おいおい、範囲外に飛んでいっちまうかも知れねえぞ」

「そんときは、そんときだよ・・・・行くぞ、あの機体を調査する!」


アクセルを絞り、スピードを上げ飛んでいる物体を追うことにした


約20分程だろうか、しばらくすると飛行機が眼に見えるとこまで接近してきて

それが、かなりの大型飛行機であることがわかった



「さっきの兵士達の仲間かな? ずいぶんでかい」

「ありゃ輸送飛行機だな、人員や物資を運んだりする」

「もう突っ込まないぞ、記憶の再構築はおまえに任す!」

「あいよ、なげやりだな、どうやら近くに空港ってやつがあるらしい」

「だから高度を下げてるんだ」

「なるほどな、でもあれが要塞に向かうかわからないぜ?」

「知るか、力ずくでも向かわせるんだよ」

「後はお前の食料の補給もある」

「気遣いどうも、じゃあ大型動物一頭で手を打とう」

「は、楽しみにしてるよ」


談笑しながら飛行機を追従しながら疾走する事20分

だだっ広い広大な土地に飛行機は降り立ち、その先に誰か立っていた


やがて飛行機は停止してとうして搭乗員が降りてきた


「姫様!お疲れ様です! 今日はかなりの量ですね」


「これでもまだ、この地区の半分しか回収してないわ」

「何度も往来してご苦労様ね」


「そういっていただけると助かります!」

「じゃあ今度は一番上側から回収していくわ」

「さや!ほら積込手伝ってやんなさいよ!」

「はいはい、わかってるわよ」


どうやら、回収したなにかをどこかへ輸送するらしい


「どうするんだ?あれに乗り込むのか?」



「おい、どうした?なんか変だそ?」


「あの女、なにか感じるものがあるな」



「うん・・・・・確かに凄まじい程魅力溢れているよ、あの豊満な」

「そっちじゃねえよ」 「どっちやねん」

「なにかわからん、だが因縁があるような気がする」

「そういえばお前、名前なかったな・・・・」



「今思い付いたんだが、ネビロスってのはどうだ?」

「ほう、かっこいいじゃねえか」

「今度から俺はネビロスだな」

「みんなもちゃんと呼んでやってくれよ♫」 「誰に言ってんだ?」



「そんで?あの魅力溢れる女二人を口説きにいくのか?」

「この状況だと、例の異世界絡みのやつらの可能性が高い」

「外れたら残念、当たったら労力が少なくてすむ」

「了解、でも一筋縄で、いかない気がするがね・・・・・」

「とりあえず向こうの内情を盗みぎきするとしよう」


すると、飛行機の積込をしてる者達が


「そういえば、あやじょうおめでとうございます!」

「ああもう!なんでみんなして私に言うのよ!」

「できたのはもう一人のほうだから!」

「すいませんね、昔はあやじょうもあの子と一つだったって聞いたもので」

「実質あやじょうの子供でもいいのでは?」

「そりゃ、生まれたら抱かせてもらいたいけど・・・・」


「あら、私を差し置いて浮気するの?」

「違うから!あんたとは親友以上恋人未満なの!」

「ホント、あやじょうの好意がにじみ出てますねえ」

「む~~!!これ以上からかうと後で・・・・ひどいわよ?」

「じ、冗談ですから、勘弁してください!」


「しかしまあ、あんたもよく笑うようになったわね」

「ええ、全部あなたのせいよ」

「あなたの異常な愛情のせいでこうなっちゃたのよ、責任とってよね?」

「この、ツンデレ変態娘は」


さっきから情報が出ているのかわからないが

なんとゆうか、みんな心に余裕があるなあ


「ん?どした、ネビロス?」

「気に入らねえな、悲しい思いしてるやつが、山ほどいるってのによ」

「そうはいってもな、やつらは何者か、まだわからんぞ」


ガタガタ!

立ち上がった拍子にバイクが倒れて大きな音を出してしまった


「何の音だ?」「まさかまだあいつらが?」

「そこにいるのは誰!」


向こうも警戒マックスだ、どうしたものか



「悩むより行動が、物を言うって言うぞ」

「絶対変な事考えてんだろ」

「やつらがなにか行動すれば答えは出る」

「安心しろ攻撃はしねえ、回避を優先する」

「はいはい、どうぞ御自由に!」


その瞬間、全身に黒い細胞を巡らせ、金属のような光沢をまとい

雄叫びを上げながら、バリケードを殴り飛ばして



「なんだあれ⁉ あやじょう隠れて!」

「あの化物⁉ あの感じ・・・・もしかして⁉」


突然の奇襲に動揺してる彼らに向かって


猛突・・・・・バアアン!!


あれ?突然動きが止まった?


なんで視界が沈んでるんだろ?


なぜか青天井で倒れるネビロス、全然応答がない・・・・・


「だから下手なことやめとけって・・・・・」

「みんな大丈夫?」 「あやじょう、行動早いっすね」

「今なにしたんですか?」

「エヘヘ ちょっとした壁を作っただけ♫」

「さすが虹の王女、最強ですね」

「やるんなら先に、言ってよ」

「あら、愛用の武器出しかけた?」

「あんたがくれたほうをね、もう一本は、本気の時しかださないわ」

「まだ、あの力に呑まれるのが怖い?」

「」


「そうね、折角あなたがお膳立てしてくれたんだから」

「また元に戻ったらって、思うと少し怖いわ」


「今はあなたの本質はあの力から解放されてるわ」


「ちゃんと虹の女神の祝福がされてるから」

「わかってるわよ、でもそのうち克服するわ」

「だって、あなたが用意してくれた二刀流だからね」


(美女の太もも・・・・・あと少しだったのに!もう少し!)

「ところで、いつまで倒れてるふりしてるつもり?」



「あいや その初めまして・・・・・」


青天井で倒れてるところに彼女達がやってきて

後少しでPンツが見えそうで見えない!

そんなドキドキを楽しんでたら・・・・・

こりゃ、俺生きてられるかな?



「あなたねえ、うつ伏せで倒しなさいよ」

「そんな器用なこと出来ないわよ、突然だったし」

「その割りに、頭だけにシールドはって」

「絶対狙ってやった気がするわね」

「それでもあんたが近づかなければいいじゃない」


「はあ、全くもう、で、あなた何者?」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「聞いてるの?」


キラキラしたグラデーションの青い瞳

サラサラのツヤツヤの黒髪

引き締まったボディ! 揺れる胸元!

忘れていたであろう記憶が蘇ってきそうな奇跡の強者

これが運命の出会い・・・・・・・


あらあら、もしかしてこの御姫様に惚れてる?



俺は仰向けから正座にフォームチェンジして




「はい!一目惚れしました!まずは結婚を前提に」


「冗談でしょ、1億年出直してきなさい」



なんたる強力なパワー、あまりの難航不落さに

逆に、いつか彼女と交わりたいと妄想してしまう

しかし、凄まじい鬼の眼でこちらを凝縮してくるので

今はやめておくことにした、いまはね・・・・



「すいません、いろいろ調子に乗りました」

「私は記憶がほとんど消えてる状態で」

「このどこかわからない土地に投げ出されていて」

「おまけに宇宙で偶然出会った、化物に命を助けられて」


「もう混乱必須でひたすら情報収集をしてるとこだったのです」

「ねえ、地球人ってことも忘れてるの?」

「地球?って惑星なのですか?」

「つまりあなたが育ったのはここってこと」

「ええ 故郷に戻ってきた?」「そうね、なんでだろうね?」



生まれ育った場所から、なぜかはるか彼方の宇宙までいって、こいつに延命されながら戻ってきた? なぜ?






「ねえ、さっきの黒いの何?」

「ああ、彼はネビロスって名前で」

「何年前かわからないですが、偶然出会って、私の体に順応して寄生してる」

「知的生命体らしいです」


「自分の事なにかを言ってなかった?」

「ええと、赤い光がトラウマって言ってました」

「赤い光・・・・・」

「後は、宇宙船の中で兵器として育てられていて」

「ある惑星に侵攻してる最中に、宇宙船から飛ばされて」

「もう奇想天外な人生を歩んでいる凹凸コンビですよ」


今まで出ても来なかった用語がスラスラ出てきてる

これが愛の力・・・・なのだろうか


すると黒い細胞が集約して、丸っこい物体に足が生えて、眼が開いて

ようやくネビロスがお目覚めのようだ


「ふう 半分あの世にいきかけたぜ」

「とりあえずさっきのこと謝ったら?」


重苦しい重圧で直立するグラマラス黒髪美人

その目つきに恐怖したのか


「すまなかった、戦闘の意思は最初からない、カマかけただけだ」

「一つ聞いておきたいんだけど?」

「あなたのトラウマってこれ?」

すると彼女の手のひらから赤い輝く光が・・・・・



「どうしたのさや?」

「待って、もしかしたらこいつは・・・・・」

「ああ、俺の宇宙船に直撃した赤い光だ」

「ってことは彼女がネビロスの船を?」


「つまり私たちの母星ヴェスタに、何度も侵攻してきた宿敵ってことになるわね」

「改めて自己紹介するわ」

「私は惑星ヴェスタの浮遊都市、イシュタルの力の女神 エステル」

「よろしね宿敵さん」



「じゃあ私も、彼女と同じ都市に同棲してる」

「癒しの王女 アイリスよ」

「さっき呼びあってたのは」

「コードネームってところかしら」


「コードネーム?」


「ああ、ペンネームみたいなものですね」

「ごめんなさいね、彼女何年も侵攻する奴らと」

「戦ってきたから 気持ちはわかるけど」

「今は、争いは避けるように行動する」

「でも、互いの人名は優先する、それがヴェスタの約束だから、自重しなさいエステル」


「わかってるわよ、でもこの宇宙人さんに深層心理を確認しておきたいわ」


「興味ねえな、俺は協調出来る相手を見つけたんだ」

「そいつの意思を無視して復讐するほど野蛮じゃねえよ」

「なんだったら覚えてる限りのあいつらの事を」

「何でも話すぜ、ギブアンドテイクでな」


「何が望みなの?」

「そうだな、お嬢さんの母星とこの滅んだ星地球の歴史だ、なんであんなに廃墟になっているのか」

「俺はこの星の奴らの自業自得だと思っているがね」


「おおむね合ってるわ、ならこの近くに要塞があるから、王様に直接聞いてみるといいわ」

「私たちは仕事がまだ残ってるから」

「あらあら、こんな時に真面目なのね」

「仕事をおろそかにしたらいつか自分に帰ってくるものだからね」


「じゃあ、そのふ・た・りを要塞までよろしく」

「了解ですよ、終わったら連絡してください」

「こんな世界に二人だけでお泊りはダメですからね?」

「ええ、こんなジメジメした世界で二人っきりで寝たら不安でしょうがないわ・・・・」

「もう、ひどい!、朝まで寝かせないことくらいしかしないわよ!」

「はあ、何する気なのよ・・・・・」


「こうゆうやりとりを百合百合しいってゆうんだぜ?」

「知らねえよ、お前のパートナーは俺しかいないだろ?」


悲しすぎる現実だ・・・・・


「それと、お二人さん、私も要塞に戻るけど、気分が乗ったら私の母星に行ってみるといいわ」

「そうですね、あなたを知るためにも拝見させていただきます」



「ね~ね~、意外と脈ありなんじゃ?」

「100年拷問に耐えたら一考してやってもいいわ」


「だってよ、100年若く保ってやろうか?」

「なんで、そんなににやけてんだよ}

「まずは、相手を知ることからだな、乗り越えて見せるさ」

「そういや、忘れてた、お前は一応ゾンビって状態だからな」「はいい?」

「俺の生命活動が心臓となってお前を支えてるってことだ」

「まだまだ、あの女を抱けるのは、遠いな」

「ふん!そんなハンデ上等さ!乗り越えて見せる!!(2回目)」


なんて言ってるが問題は山積みだ

ここがどこかわからないっていってたら、実は自分の故郷で、おまけに廃墟になってて

宇宙人に助けられて、ネビロスを宿敵とする惑星ヴェスタ?の人たちに出会ったり・・・・

おまけに今更童貞ゾンビって言われたり・・・・・この先どうなるやら・・・・・

でも、一目ぼれしたこの胸の高鳴りはどこまでも無限大だ!!




「なんか寒気したような・・・・・」「まだ春だからね~」

「廃墟に季節関係ないでしょ?」



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