純愛歌
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いつもは冷静でいられるのに
あなたに会うと胸がどきどきして
まともに話せなくなるんです
冷たいと思われなければいいな
いつも通りに流れていく
学校の時間も
君と出会ってから
違う流れ方をするんです
君のことだけで一杯なんです
今まで知らなかったこの気持ち
どう処理すればいいのか分からない
あなたの笑顔は いつも素敵で
青色の日常にバラを添える
ずっと一緒にいたいけど
恥ずかしくて避けてしまう
この気持ちはなんていうの
もしかして恋ですか
恋と理解するとそれはそれで
少し気まずいものです
あなたの前だけ噛んでしまう
今日も少し緊張がとれない
授業中にはあなたを見てしまう
緊張しないで見ていられるから
真面目に話を聞いてるあなたも
眠ってしまっているあなたも
見ていると胸が高鳴ってくるのです
恋愛相談をすると
友達はみんな
「告白しちゃえ」
なんて言うのだけど
告白する勇気はまだありません
もう少しだけ時間がほしいな
それから月日は流れ
向日葵が咲く夏になる
わたしは決心をした
この大好きの気持ちを伝えようと思うのですが
あなたはどう思うのでしょうか
嫌がるかな
避けられるかな
断られるかな
二度と話してもらえないかな
それとも
それとも
ちょっとは喜んでくれるかな
心に生えた初恋の芽を
わたしは摘み取ることなく育ててきたの
毎日水を欠かさずに
毎日声かけをして
毎日肥料をあげたの
今日あなたに手紙を書きました
「放課後、体育館裏に来てね」
下駄箱に忍ばせた
その手紙のお返事
そわそわ そわそわ
待ちわびるのです
初めてあなたに出会ったあの日
泣いているわたしを助けてくれたね
手を引いて歩いてくれた
あなたのあの笑顔は
とてもとても輝いていて
わたしもつられて笑顔になる
あの日から あの日から
今日までずっと
今日からもずっと
ねぇねぇ、あなたが大好きなんです
あなただけが大好きなんです
わたしとどうか付き合ってください!
あなたに会えて幸せです
ひまわりの花言葉は『あなただけを見つめる』