封じられた魂39「ごめん」
一日一章投稿しています。
ー偽りの神々シリーズー
1「自己肯定感を得るために、呪術を勉強し始めました。」記憶の舞姫
2「敗れた夢の先は、三角関係から始めます。」星巡りの夢
3「封じられた魂」
本編進行中です。
順番に続いています。
応援よろしくお願いします。
※
今まで誰かに能力で完敗したことはなかった。
百獣の王であったギロダイと対峙した時、親友のルカと競い合った時、脅威に感じたことはあっても叶わないと思ったことは、過去に一度もなかった。
だから胡散臭いとは知りつつも、自分の力を過信して、単身キコアインの神殿を訪ねた。
まさか自分の最後が、キコアイン一族の神殿の中になるとは思いもしなかった。
サナレスは動けなかった。
キコアインの魔道士、シヴァールと対峙したときに、アセスのように戦うことができなかった。
高位の術者を相手にしたことがない自分は、なすすべもなく、相手の術中にハマった。
呪術というものに無頓着で、どこかで油断していた自分を叱咤する。
迂闊だった。
しばらく旅に出てみるつもりが、戻れないものになるとは。
『リンフィーナ、ごめん』
本当に最後になるかもしれない。
『ごめん』
戻ると約束しておいて、自分は死を覚悟した。
『封じられた魂39」2020年10月9日
一旦、前章は終わります。
次に、リンフィーナ目線の「契約の代償」に本編を続けます。
が、ここからがややこしくて
サナレス目線の「炎上舞台」
アセス目線の「ラーディオヌの宝玉」
に、あくまで主人公が三人なので、
どう投稿するか悩んでいます。
一気に行くか!?
何かご意見あればよろしくお願いします。




