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1粒のダイヤモンド

作者: 海埜ケイ



君の事を忘れたことなんかない


会えない日々が続いた現実


君が何をしているのか考えていた


同じ空の下にいるのに僕の隣にはいないことが不思議で悲しかった


覚えてるかな


初めて出逢った君は僕の事を認識していなかったよね


覚えてるかな


君が僕に向けて言葉は全て僕の宝物だった


どうして君に会えないの?


僕はこんなに思っているのに


どうして君は別の人のところにいるの?


独占欲の強い僕は嫉妬で狂ってしまいそうだ


君が欲しくて、隣にいて欲しくて、ずっと追い求めていた





135個のダイヤモンド


たった1回で良いから会いに来て


君は僕のダイヤモンド


1粒で1億の価値がある


君に触れたい


君に会いたい


僕だけの君でいて欲しかった……






初めて君に触れた時、君は驚いた顔をしていたね


すっとんきょうな顔をして、けど嬉しそうに笑ってくれた


君がいたから僕は満たされた


君の笑顔が僕に力を与えてくれる


時折、口ずさむ曲は聴いたことのない曲ばかり


未来ばかり見ている君だと思っていた


けど、過去に囚われている君だった


もがき、苦しむ君を僕は助けてあげることができなかったね


隣にいる資格がなかったのかな?


好きだよ、君の事


笑っていて欲しい


それが、今の、僕の願い





135億の星空の元で君と出逢えた日


数えきれない程の思い出、君から貰った煌めき


1つ1つの掛け換えのない君との時間は


ダイヤモンドよりも強く、儚く僕の前で砕け散る


君に会えない悲しみを紛らわせる為に僕は腕を抱くよ


会いたい会えないこの想い


時が流れるように、薄れて忘れてしまいたい






135個の君の中の思い出に


僕の姿はありますか?


忘れないでほしい


陽炎のような姿でもいい


君の中に僕を


僕という存在を入れてください






しんどい

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