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後編



永遠のシトフィリア




えびふらい

「シトフィリアを語るには

大食いは避けて通れないと思ったんです」


猫男爵

「なるほどね」


えびふらい「長い動画は大食いくらいしか観れないです

逆に大食いは観ていられる」


猫男爵「熱入ってるね

さあ、お待たせ、ハタハタのグラタン一丁上がり!」




ーお熱いうちに召し上がれー



えびふらい「いただきます」


猫男爵「単純にかっこいいよね」


えびふらい「そうなんです、凄まじい“生命”を感じる、

特にフードファイター特有のあの身体を揺らす行為、

こっちまで武者震いする、ぶっ壊れそうになる、

そんな感じです

死と隣り合わせのガンマンみたい」


猫男爵「どうしたの、えびふらい、元気だね」


えびふらい「自己陶酔と自己嫌悪、全てと戦っているように見えます

竜巻のように周りの人を巻き込む、しびれますね」





えびふらいが現世にこだわり続ける理由





猫男爵「僕は前世とか来世とか絡ませたものをよく書くんだけど

えびふらいは書かないね?

そこは僕も気になるところだし、読者も知りたいはず」


えびふらい

「はい、私は人や動物

まあ生きとし生けるもの、

死んだらただの灰になると考えています

あるのかなぁとは思ったりするんですよ、前世とか

いや、もっと言っちゃえばあるんでしょうよ、

だけどね、っていう強がりです(笑)

実際タバコを吸ってるのは今だし、って思っちゃうわけです

決して前世でも来世でもない、現世の自分が吸ってる」


猫男爵「そうか、

僕はわりかし来世のために、もしくは前世でやり残したかな、

ということを書いてるよ

でも逆に言えばえびふらいのほうがノスタルジックだったりするし

僕のほうが焼け付くような現在いまを感じたりしない?」


えびふらい「それはそうかもしれませんね

私なんか思うに、猫先生の作品で一番暗いと評されてる

“僕はいつもジャングルジムの上で”がいちばんキラキラしてると思うし、

いちばん好きです(笑)」


猫男爵「ありがとう、僕は“いつも”えびふらいの次の作品に期待してるよ」





物書きならある、暗転する瞬間





猫男爵「うん、僕はそれが逆になっちゃってるのかもしれない、

他の物書きさん達が言う暗転みたいなのが普通で、

光が差すのはかなり短い時間なのかも」


えびふらい「えー!つらい、それであんなに暗い…(笑)」


猫男爵「コホン、ちょっとえびふらい?(笑)」


えびふらい「あ、でもわかります、

スランプ拗らせてから色々考えちゃいました

でもきっとずっと、ポップをモットーに書くんだと思います」




ーハタハタのグラタン完食ー


えびふらい「ごちそうさまでした

美味しかったです!

お料理苦手なのに申し訳ない!」


猫男爵「いやいや、なんのその、喜んでもらえて嬉しいよ」




猫男爵「僕は毎日のルーティンがあって、夜に書くことがほとんど

えびふらいは?」


えびふらい「私は朝ですね、ほとんど朝に書いてます

最近、かなり丁寧に書いてるんです、

それが失速させているのかな、とも思うんですが

初期のようにざっと書こうと思っても書けない

私は強く思う、書いてる本人が楽しんでるかなんて関係ない

読み手が楽しければ常にそれでいいと思ってます」


猫男爵「あはは!いいね、そういうの聞きたかったんだよ!

僕なんか意地悪だから自分が楽しんじゃう、暗いと言われようが関係ない(笑)

だから言ってるじゃん、絶望的なの書きなさいって」


えびふらい「もちろん楽しく書いてるときもあります!

絶望的なの書いちゃおうかな?(笑)」





ー最後にー



猫男爵「では最後に読者に一言、

いつもありがとう!

また次もドカンと暗いの書きますからね!

乞うご期待!」


えびふらい「読者の皆さま、

いつもありがとうございます

私のつたない文章を読んでくださり感謝しています

これからもどうぞよろしくお願いいたします!」












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