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エッセイ

もう一度「本」が楽しめますように

作者: 三の木



 まず最初に、これは私の決意表明のようなものです。

 あることが原因で「本」を楽しむことができなくなってしまったのですが、また「本」を楽しめるようになりたいと思い、今回決意を文章にしておこうと思いました。





 「本」を楽しめないと書きましたが、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。私はこの「小説家になろう」に投稿されている作品を読むことができますし、私自身も拙いながら文章を書いて投稿しております。


 私が拒絶反応を出してしまうのは、「紙の本」に対してなのです。ですから、書店や図書館はとても辛い場所です。緊張で体が強張ったり目眩や吐き気、頭痛などの症状が現れたりします。紙の本を読もうとしたときも同じような症状に襲われます。小説は当然のこと、漫画も読むのが辛いです。気合を入れれば読めなくもないのですが、読んでいてもあまり楽しくありません。


 私がこうなってしまったのは仕事が原因だと考えています。私は本やCD、DVD、ゲームなどエンターテインメントを取り扱う会社に入社し、書籍担当として店舗に配属されました。結果として精神面で体調を崩し、会社を辞めることになってしまったのですが……。


 仕事を辞めてしばらくは、紙の本が原因で気持ち悪くなっていることに気づけませんでした。体調が回復してきた頃にようやく書店に恐怖を抱いていることに気づき、本そのものがダメになってしまったことが分かりました。


 このことに気付いたときはかなりのショックを受けました。もともと私は本が大好きで、書店巡りをしたり図書館で気になる本をとりあえず借りてみたりと本と接することが多くありました。就職も本と関われるかどうかを基準にして選んだくらいです。


 結局はその選んだ仕事が原因で、紙の本が楽しめなくなってしまったわけですが……。


 ネット小説が読めたのは不幸中の幸いでした。「小説家になろう」で素敵な作品と出会えたのも良かったです。今は「小説家になろう」に投稿された小説を見ているだけで十分ですが、この調子なら電子書籍も読むことができるのではないかと思っています。


 ですが、やっぱり私は紙の本が読みたいです。ページをめくるドキドキや紙の感触など紙の本でしか味わえない良さがあります。書店や図書館に行って、これはどんな本なのだろうかと探索する楽しさも忘れられません。それに、「小説家になろう」でファンになった方が書籍家デビューされたときにはちゃんと購入したいですしね。





 なのでここで宣言します!

 ぜってえぜってえもう一度楽しく紙の本を読めるようになってやるからなあああああ!!





 さて、そのためにはどうするべきか。最近図書館にトライしてみたのですが、目眩と吐き気に襲われたのでまだダメだったのでしょう。


 焦らずゆっくり時間をかけて向き合っていくしかありませんね。文章を書くことはちゃんと楽しめていますし、楽しめる話をこれからも書いていければいいなと思っております。


 あまり具体的な解決策は思いつきませんが、ゆっくりいくことにします。


 なかなか周りの人には言えないことでしたので、ここで話をさせていただきました。


 ありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[一言] わかります。 私も並み以上の本好きであるはずなのに、一時期本が読めませんでした。 (わたしの活動報告の2017・1・8に、そのことについて書いています) 努力の結果「好きで買った本」の一部や…
[一言] 私は紙の本が読めません(T_T) 理由は…歳のせいで小さい字が見えないんです(T_T) ネットで本を売るようになってすぐに飛びつきました(*^^)v 大きい字は快適です でもネット本屋は検…
[一言] 本屋にあるものより、アマチュアの方が面白いもの書いてると思うのだが… 本が楽しめないのが自然なのでは? 精神云々より、単に書店ジャンルに飽きてしまったとかじゃないですか?
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