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200文字

青春小説(200文字)

作者: 斎藤康介

 橋の欄干に立ち大きく息を吸う。

 視線が80センチ高くなっただけでぐんと空に近づいた気がした。

 下を流れる川はお世辞にもきれいとは言い難い。水面まで4メートルあるが、水量が多く死ぬことはないはずだった。

 

 I can FLY!


 私は両腕を広げ、某映画のごとく大声で叫んで宙へと飛び出した。


 何かを期待をしていた訳ではなかった。盲目に何かを期待できる年齢でもなかった。

 けれどもここから何かがはじまればいいなと願っていた。

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