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入学と戦闘

早くも3話目を投稿です♪

それと既に判っていらっしゃる方が居ると思いますが

シルヴィアは男→女に変更させていただきました

それではどうぞ♪

それとですが多少の流血表現がありますのでご注意ください

~魔日士学園~


その様な事が一週間前にあり、シルヴィアは魔日士学園に入学することになった

そしてシルヴィアは今自分の教室に向かっている最中であった・・・ニューを連れて


「どんな所なのか楽しみだね?ニュー」

『はい、マスターのご学友になる方々が良き人達である事でありましょう』


ニューとシルヴィアが話していると教室の前に着く、そしてガラッと戸を開けると中に居た生徒達の視線が全てシルヴィアに向けられる。

だが当のシルヴィアはその視線に慣れていたからか近くにあった席に座る。

シルヴィアもニューは隣に座ると思っていたのだが何を思ったのかニューはシルヴィアの膝に座った


「ニュー?なんで私の膝の上に座るのかな?」

『その方が心地良さそうだったからですが・・・何か問題でもありますか?マスター?』

「うん・・・色々とあるから隣の席に座ろうね?」

『イエス・マスター』


シルヴィアはニューに隣の席に座る様に言うと素直に隣に席に座った。それと同時に教師が入ってきて入学式があるからとシルヴィア達は入学式が始まる体育館に向かった

そしてシルヴィアとニューが入るとそこには沢山の生徒や父兄、教師が居た。

教師の指示に従い決められた席に座り暫くすると学園長の挨拶が始まる


「まずは生徒皆さん。入学おめでとう御座います」


そこからは何処にでもある学園長からの有難いお話と言う名の催眠術が始まる

5分位経っただろうか・・・まだ終らずに話が続いている


「であるからして我が魔日士学園は~」


この時点で半数近くの生徒は既に撃沈(寝て)している

その時であった。世界の色が反転したのは


「!ニュー!」

『イェス・マスター!』


そして反転して現れたのは番であるのか獅子の体で、背中に3対の蝙蝠の翼を持ち、尾が蛇の頭の二頭の魔獣が現れた


「『融合(騎乗)!』」


それを確認したシルヴィアとニューは直ぐに融合(騎乗)する


『ヴァイスリーゼ

 戦闘システム:異常なし(オールグリーン)

 武装:銃剣砲ガンブレイドズランチャー

 戦闘モード起動します』


融合を果たしたシルヴィアとニューの姿は白灰とも言える鎧を全身に包み込んでいた・・・だが普通の鎧とは違い背部にVの字の翼ともブースターとも呼べる装置、腰にはスラスターの様な物が付いていて頭部は上から見るとAを連想させるかぶとが装着されていた

そして両手には銃、腰部にはスラスターの上に剣の握り部分と柄尻だけがついた物があり、背部にはブースターの邪魔にならない様に配置された折り畳み式のランチャーが装備されていた


《これが・・・魔導騎士の本当の姿・・・?》

『はい、そうです・・・私とマスターに合わせた姿です』


2人が言葉を交わしている間に魔獣を二匹掴み天井を突き破ってグラウンドに放り投げる


『ギャォン!』

『グガァ!』

《あなた達を・・・許さない!》


ヴァイスリーゼの周りに魔力によってキラキラと輝く、それはシルヴィアの怒りに呼応するかの如く

魔獣もその怒りを感じ、一瞬怖気付くが本能がそれを抑え込み。目の前の敵を殺せと命じる。そしてシルヴィアに向かって咆哮を放つ、鼓膜が破けそうな暴音と衝撃波がヴァイスリーゼを襲う・・・が魔力によって消される。

そしてシルヴィアは砲身よりも長く突き刺せる様な剣を持つ銃を二匹の魔獣に向けて引鉄を引く、砲身から秒間数百発放たれる。それを魔獣は左右に跳ぶ事で避ける。シルヴィアはスラスターを吹かし、一瞬でそこから遠くに移動した


《くぅ・・・!凄く速い・・・》

『マスター、気を付けて下さい!前方から魔獣二匹きます!』


シルヴィアが超加速の衝撃に耐えていると前から魔獣の番が迫り来る。

シルヴィアはあえてブースターを吹かし、前進し、魔獣の目前へと迫り、コンマ1のタイミングでスラスターを左に吹かして巧くわし、左前と右後ろのスラスターを同時に吹かして素早く振り返って魔獣の背に何百、何千と銃撃の弾幕を当てる。本来なら既に肉塊と化しているのだが魔獣の再生能力は伊達ではないみたいで貫通すると同時に再生していく


《貫通した傍から再生していくなんて・・・!》

『マスター、背部にあるランチャーの使用をご提案します』

《どうやって使うの!?》

指令コマンドを私に下さい、発射は私がします』


2人が話しているが銃撃の弾幕を張り続ける。その間にもブースターを吹かし、スラスターを吹かして魔獣を翻弄する為に学園のあらゆる所にブースターとスラスターの火花を咲かせる。

だが魔獣も速度では劣らず一騎と二匹の攻防は際限なく続く


《判ったよ!ニューに背部武装の使用許可を出します!》

判りました我が主イェス・マイ・マスター


シルヴィアはニューそう言うと両手の銃を捨てて握り部分と柄尻がある物を掴み、交差させて持つと白くも長い刀身が現れる様に伸びた

その隙を守る様にニューは背部にあるランチャーを展開する


『マスターに攻撃などさせません!ヴォータン砲身展開完了バレルフルオープンコンプリート標的捕捉ターゲットロック発射ファイア!』


ニューの声が響くと同時にヴォータンから青白い光が発射される。それが吸い込まれる様に番の魔獣に当たり、体に穴が開くも、多少時間がかかるのか再生し始める


『マスター!』

《うん!》


ニューの声にシルヴィアは答えてブースターを吹かす、シルヴィアの接近に気付いた魔獣の番のうち一匹は直ぐに離脱をしたがもう一匹は間に合わずその場でシルヴィアの剣に切り裂かれて消滅した


『ヴォォォウ!!』


同族の番を消されたのを怒っているのか判らないが唸り声を上げ、先程より速く動き、ヴァイスリーゼは押し倒されてしまった


《きゃぁっ!》


突然の事でシルヴィアにも油断があったのだろうか・・・そして押し倒されたシルヴィアはもがいて脱出を図ろうとするが魔獣が力強く拘束していて中々抜け出せない、魔獣はアギトを開いてヴァイスリーゼの頭部を狙うが紙一重でヴァイスリーゼは避ける。

シルヴィアは両手に持った剣で片方を魔獣の腹部に突き刺す


『ギャァォゥ!!!!?』


魔獣の腹部から夥しいほどの量の血が出てくる。その痛みから逃れようと魔獣はヴァイスリーゼから離れる。その移動の瞬間を見逃さずにシルヴィアは魔獣の首を切り離し、消滅させた


《はぁ・・・はぁ・・・》

『マスター、大丈夫ですか?』

《う、うん・・・なんとか・・・》


シルヴィアは肩で息をしながら地面に膝を着いて落ち着こうとする


『マスター、とりあえず解除をしましょう、その方が落ち着くと思われます』

《そ・・・そうしよう・・・》

『《解除!》』


シルヴィアとニューは合わせて声を上げて融合(騎乗)を解除したがシルヴィアはそのまま地面に倒れた


『マスター!しっかりしてください!マスター!』


ニューの叫ぶ声が聞こえるがシルヴィアはそのまま意識を失った

いかがでしたでしょうか?それではまた次回♪

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