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さよならなんて言わないで  作者: マリーゴールド:あやめ
第一部:ありふれた普通で、幸せで、残酷な日常

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2/5

プロローグ

ーーー小学校卒業式後ーーー


学校の校門前にて


「また一緒に会おうね!」


「けど次会うのは成人式じゃない?」


「それまでには会いそうだけどね!」


「会ったら会ったでいいんじゃない?」


「そ〜だね!」



そうして何十分も話した4人は…



「それじゃあまたね!」


「うん!」


「またね!」


「じゃあまたいつか!」


そう言って各々の親と共に帰路についた。





 ーーー中学校入学式前ーーー





「…結局同じなんだよねぇ…」


「まあ学区が近かったんだから!しょうがないよね!」


あおいは受験しなかったけど、学区が違うしなぁ」


「でもそれで良かったんじゃない?シレネが仲間はずれみたいになっちゃうし…」


「それもそうだな。じゃあまあいいか」


 そう言って2人、佐久間泰祐さくまたいすけ金久保百桃かなくぼももは校門をくぐった。





ーーー中学校卒業式後ーーー





「三年間あっという間だったなぁ」


「ね〜」


「「…」」


「帰るか」


「だね」


帰路につく2人。


「「……」」




「…はぁ」


「?どうしたの」


「いやぁやっぱりこういうの言いにくいよなぁって」


「…なんのこと?」



「……好きだよ…って…」


「………ヘェっ!?」


2人は顔を真っ赤にしながら互いの顔を見つめ合った。


そして…


「……うん…」


「ん?」


「いいよって。…付き合う?」


尚のこと耳まで真っ赤にした百桃はそう泰祐に言った。


「……うん……付き合おっか」


恥ずかしくなって空を仰ぐ泰祐。


すると顔をぱぁっと笑顔にした百桃が


「…やったぁ〜‼︎」


急にそんな大声を出すものだからとても驚く泰祐。


「嬉しいのはわかるんだけど…なんで?」


百桃の態度の急変に驚いたのだ。


「えへへぇ。だって前からずっと好きだったんだもん」


「………ヘェっ!?」


この男、鈍感である。


いや、そもそも自覚できる方が少数であるのだが。

自分で描きながら口角が天井に突き刺さってましたよw

このタイミングにするつもりなかったんですけどねぇ(意味深)

先に言っておきますが、安心してください。純愛ものです。

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