表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

宇宙ラーメン 吉尾くん

絵本を制作しようとして没になった物です。

全くエロくないですし、鬱、要素もないです。

絵本とかのストーリーで良いところはハッピーエンドってこと。


ここは宇宙圏内にあるラーメン屋さん

「宇宙軒」僕のおうち。

僕の名前はヨシオ。

もちろん、お客さんは宇宙人、毎日毎日たくさんのお客さんが来るんだ。

僕には秘密がある

僕のお父さんは地球人、ユキオ。

僕のお母さんは宇宙人、ヤーコ。

僕は宇宙人と地球人との子どもなんだ

学校のみんなはその事を誰も知らない


オススメのラーメンは地球の美味しい水とお塩で作った塩ラーメン、トッピングに宇宙の星のカケラがのった『ヤンヤンラーメン』が大人気。

それと…材料は言えないけれど、手のひらサイズの餃子も大人気。

毎日999個も売れる、餃子は僕のおばぁちゃんが作ってる。

おばぁちゃんも…宇宙人だ

僕のおばぁはなぁんにも言わない、いつも笑ってる、手と頭を金色に光らせながら

たくさん餃子作ってる

何歳かって??わからないけど宇宙人は長生きなんだって。

「どうして餃子1000個作らないの〜」っておばぁに聞いたら

『1個は味見するから999個しかお店に出せないんだよ』っテレパシーで教えてくれた。

今日は火曜日だから火星人ばかりくる日だ

火星人は辛いラーメンばかり食べる、だから僕は学校の帰りにこっそりスーパーでたくさん唐辛子を買う、そしたらお父さんお駄賃くれる。

僕がどうやって宇宙から地球に来てるか?だって?それはね、僕んちのトイレが宇宙船になってる、便座に座って、おしりマークの隣の地球マークをおすんだ、そしたら『ゴゴゴゴGO!!』 って一瞬で学校のトイレに着いちゃうんだ、誰にも見つからないように一番のりで学校に行く。帰りは電話ボックスに宇宙コインで電話する、そしたら銀河鉄道が迎えにきてくれる、もちろん地球人には見えないんだ。

本当は月タクシーを使いたいけど、月タクシーは13歳にならないと乗れないんだって、月タクシーは地球ではUFOって言われてる。

僕はたくさんの唐辛子を抱えて歩いてたら同じクラスのマコちゃんに会ちゃった

「ヨシくん、その唐辛子どうしたの?」って聞いてきた。 困った僕はウソをついた

「ひろったよ」 そしたらマコちゃん

「どこで?」って聞いてくる

「そこらへんだよ」って僕はまたウソを言う、マコちゃん変な顔して僕を見た、だから僕は走って逃げた。なのにマコちゃん追いかけてくる、いっぱい、いっぱい走ったのに後ろを見たら、まだマコちゃん追いかけてくる

「もう、こないでよ!!」僕はおこった。

そしたらマコちゃん悲しい顔して僕が落とした唐辛子を地面においた、マコちゃんいつもひとりぼっちクラスでも誰とも話さない

僕はなんだか胸が〝ぎゅー〟っと熱くなった

「僕のうちくる?」僕思わず言っちゃった。マコちゃん「うん」って笑った、僕はマコちゃんと電話ボックスに入った、宇宙コインを入れてしばらくすると銀河鉄道がきた

そしたマコちゃん

「すごい、すごい」って大きな声出した

「見えるの?」地球人には見えないはずなのに…不思議に思いながら、僕たちは列車に乗った、あっという間に空をぬけて宇宙空間に継なぐ橋に線路が続いて僕の家の前で降りた。僕は少し緊張した、だってお友達を連れてきたのは初めてだから。

「ただいまぁ〜」って言ったけど、お父さんも、お母さんも忙しそう、お店は火星人でいっぱいだ、僕は厨房の隅に唐辛子を置いた

お父さんは僕にウィンクした。


火星人の友達のドランが遊びにきた

「ヨシ、誰だそいつ、お前みたいな臭いだ人間クサイ人間クサイ」てマコちゃんを見た。

マコちゃん「べぇ〜」って舌を出した、ドランは驚いた顔で「ベぇ〜」ってした。

『べぇ〜』は火星人の挨拶である、僕は笑った。そしたら厨房からお母さんが出てきてエプロンのポケットから宇宙キャディ3つくれた、お母さんの顔が少し困って見えた

「どうしたの」って聞いたら『忙しくてお父さんが出前にいけない』って。

「僕が行くよ」言った、そしたらドランも「行く」って耳を光らせた、マコちゃんもなぜだかうなずいた。

僕たちはワクワクした、出前先は月だ!!

銀河鉄道で二駅さきだ!おかもちの中は餃子666個!!!ひゃぁ、重たい、3人力合わせて、そぉっと運ぶ。

『1、2、3、慎重に!あ〜わてないで

1、2、3!』

列車の椅子に腰かけて優しく揺られて気持ちいい

ドランは餃子のいい香りに耳がさっきよりも光ってる、マコちゃんすっごく笑ってる

窓の外は天の川がキラキラ宇宙を照らしてる、もうすぐ月だ!今日は満月だから眩しいなぁ。そうしてたら、あっという間に月についた。列車は注文先の家の前に止まった

『1、2、3、慎重に!あ〜わてないで

1、2、3!』

列車からそぉっと餃子を運ぶ。家の前には

美しい宇宙文字で『かぐや』と書かれていた、僕は少しだけ大きな声で

「こんにちわ、宇宙軒です!!ご注文の餃子666個で〜す」とお父さんの真似をした、すぐに家からとっても美人な月人が出てきて優しく笑った。

そしたらマコちゃん急に「ただいまぁ」って言った、ドランと僕は驚いた、マコちゃんニコニコしてる

美人な月人はマコちゃんのお母さんでマコちゃんは月人だった、マコちゃんもお父さんが地球人で僕と一緒だった!だから電話ボックスで銀河鉄道が見えたし、お母さんのテレパシーもわかったんだ!僕は納得した。

ドランは耳の色がゆっくり点滅している

「今日はマコの誕生日だから一緒にお祝いしましょう」ってマコちゃんのお母さんが言った、僕たち3人は思わず大きくうなずいた。特別な日にだけ行ける月の裏側で僕たちはお祝いをした

「ハッピィバースデーマコちゃん」みんなで歌ってマコちゃんなんだか恥ずかしそう

餃子パーティ、あぁ楽しい、月の雫で乾杯だ! 月の裏には月タクシーがいっぱいあった、僕は思わず『乗ってみたいなぁ』と思った。そしたらマコちゃんのお母さんが『乗ってもいいですよ』ってテレぺシーで言ってくれた。『でもぉ…』僕はまだ13歳じゃないからとがっかりしてたら、少し小さな子ども用の月タクシーが僕の目の前にきた、宇宙文字で大きく〝マコ〟って書いてある

マコちゃんはこれに乗って学校に来ていたんだね!!ドランも乗りたそうな顔してる。

マコちゃん僕とドランの手をとって、月タクシーに乗せてくれた、月タクシーの中はキラキラしててベットもお風呂も付いている

窓からたくさんの惑星が見える

水星・金星・地球・火星・木星・土星・

キレイだな、太陽の前で日焼けを楽しむ

太陽族のみんなが僕たちに手をふってくれた

あっという間に月に到着、マコちゃんママにお礼を言って、マコちゃんに

「またね!」って言って僕たち舌を『べぇ〜』って出した

マコちゃんのママがお土産くれた、月味のチーズケーキ。

おばぁとお父さんもお母さんも喜ぶぞ!

ドランは子ども月タクシーで帰った

僕は帰りは銀河鉄道で帰ることにした

だって僕、出前の途中なのに遊んじゃった

少しソワソワしながら家についた

「ただいまぁ」て僕が言ったら、お父さん、お母さん

「おかえり〜」って僕を抱きしめた

いっぱい、いっぱいあったかい気持ちになった、おばぁは、何にも言わないで餃子作ってる。

そうだ!! 僕はお土産を開けた、みんなでケーキをレンゲで食べた

そしたらおばぁが

「おいしぃぃぃ!」って屋根を突き抜けて飛んでった

お母さんは笑ってる。

お父さんも笑ってる。

僕はこの家族が大好きだ!

穴が空いた屋根から星屑と一緒におばぁが帰ってきた

僕はこの家族が大好きだ!

次の日、お父さん壊れた屋根を直してた

僕はこの家族が大好きだ!


今日は水星人がたくさんラーメン食べにくる


今日も僕は元気いっぱいに学校へ行く


うちにいるフクロウがずっと私を見てる。

ここで働かせてください!ここで働かせてくだい!

火星人でも地球人でも意識しか存在しないから、べろべろばーっと交信だよね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ