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第3話 ステータスって何?

 光を抜けると、そこは異世界だった。



 王への3人組による「世界救います宣言」があった後、話についていけない俺は一言も発することなく、ただただ彼らの話を聞いていた。



 まとめると、この世界に危機が訪れる時、異世界より勇者が召喚されるらしい。

 神官が勇者召喚の啓示を受けたので、王たちはこの大聖堂でその時を待っていたらしい。

 で、一方勇者はというと、この世界に召喚される前日に、夢の中でこの世界の神とやらに会って色々と説明を受けるらしい。

 3人組も夢で神に会って、明日の放課後に異世界に召喚されるので教室で待機していて欲しいこと、召喚された世界を救うために戦って欲しいことを伝えられ、召喚に際し授けられる能力についての説明などを受けたらしい。

 なるほどね、だから教室で深刻そうな顔してて、さっきも驚いていなかったわけだ。



 なるほどね……じゃないし!!!

 ”らしい”って言い飽きたし!!!

 会ってませんけど?

 神とやらに会ってませんけど??



 「さて、まずは自分のステータスを確認してもらえるだろうか」



 なんか王が言ってる。

 よくわかんないことを王が言ってる。



 「確認しました。称号に勇者を確認しました」

 「私も確認しました」

 「私にも勇者とありました」



 なんか3人組が言ってる。

 よくわかんないことを3人組が言ってる。



 「ふむ。そちらの……柴崎トオル君だったか。君はどうかな?」



 さて、どうしよう?

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