ヨブの詩
もしもあなたがいるのなら
この暗い世界で
哀れに救いを求める者が
見えないのか
あなたは希望の光を奪い
私を盲目にさせた
孤独へと落とした
幾ら願い祈れども
虚しく天に響くだけ
なぜあなたの声が聞こえないのか
私の耳を塞いだのか
祈る声は枯れ果て
あなたの御名も
呼ぶことができない
私があなたの似姿として創造されたのなら
あなたもまた
光を失い 音を失い 声を失ったのか
あなたもまた
誰かに救いを求める者なのか
沈黙に耐え切れず私たちを作ったのか
自らと同じく哀れなものを
届かぬは私の祈りか
あなたの救いか