記憶の戻り
ファンタジーを書きたいな~と思った完全に己の趣味満載な作品です。
暖かい目で見てください。
とある学校のとある教室。俺、遠藤旬は学校から家に帰るまでの道のりをのんびりあるいていた。
俺はオタクでゲーマーだ。そして特に今日はやることもなくいつものように歩く。
交差点の信号が赤になり俺はその場に止まる。
そうしてこのあと何をしようか考えているときだった。
ブーーーーーー!
車のクラクションの音が俺の反対の方向から聞こえた。
だが、その音に気付き振り替えると俺の体は宙に浮いていた。
何が起こったのか理解できなかった。
理解したくなかった。
生まれてこのかた友達もいなければ恋人もいない。父も母も俺のことは特に放置して兄や妹にばっかり聞いてくる。
そんな世界でも俺には好きな物があって、それなりに平和で、楽しいか楽しくないかで聞かれれば楽しくないことの方がいっぱいある。
それでも、俺はこの|星(地球)が好きであった。
でも、俺の体は動かなくて、最初は痛みはなかったけど、目の前にだんだん赤い液体がうつり、痛みを感じるようになってきた。そして、俺は
―――死んだ
◇ ◇ ◇
と言う夢を見た、などと言うつもりはない。
だって、今思い出したのだから。誰の記憶か?なんてことはもうわかっている。
しかし、まさか本当に思考そのものが来るなんてな。
てっきり、記憶を持っているだけの別人になると前世では記憶していたはずた。
「ゴァァ!」
おっと、奴さんの相手をしている途中だったんだ。
いま、俺の目の前にいるのは四足歩行の魔物である。固有名称ははレジェンドウルフと、言う。
そのレジェンドウルフを手に持っている剣、【邪剣エルネッサ】で切り、レジェンドウルフは絶命した。
「ふぅ、まぁこんなものか」
名前で、大方予想はできると思うがレジェンドウルフは討伐ランクSSの魔物だ。図体がでかい癖に動きが速く、永く生きた個体のなかには高度な知能を持つものがいると言う話を聞いたことがある。
そんな存在を前になんで今の俺が相手をできているかと言うと、まぁ、この件のおかげなのだろう。多分
俺の名前はキリウス・マクレイン。ただの強い12才だ。
今さっき、精神年齢が18まで上がったが気にすることではない。
で、何で俺がこんなことをしているのか?それについてだが、旅をしていてたまたま遭遇したからと、そう答えるしかないな。
これを普通の人に言えば、「どんな確率だよ!」と、言われること間違いない。
俺としてはそうなんだから仕方ないとしか言えない。
これを不幸と言うべきなのだろうな。お陰で、パーティーメンバーは誰一人としていないし、町にも入ることは出来ないのである。だか、不幸中の幸いなのは、俺に戦闘のセンスがあったからだろう。でなければこんな国を滅ぼすような魔物相手に戦えはしないだろう。
ちなみにこの世界、歴としたファンタジーである。
勇者もいれば魔王もいるし、魔法だってあれば、ステータスも存在する。神と名乗る存在だっているんだ。
そんな世界なのだ。
当然、俺も昔はそんな存在に憧れていたし、勇者を見てみたいと思っていた過去がある。
しかし、俺のすんでいた村が魔物によって教われ消滅。生き残った俺はこうして日々戦いの毎日。
それで生きていけるってのも今になってみれば幸いだよな。
こうして現在、生きているのは、スキルでもなければ、チートでもない。ステータスに頼らない努力のお陰かな。
この世界の住人はステータスによって人生を決まられることが多い。しかし、俺の村が壊滅したのはまだ小さい赤子の時。
ステータスなんてそんなことを知らない俺は、努力に努力を重ねて、今こうして高ランクな魔物を討伐出来るまでになった。
しかし、今記憶が戻った身としてはやはり自分のステータスが気になるな。
「ステータスオープン」
落ち着いた口調でそう唱えた。
すると、目の前に四角いパネルみたいなものが浮かび上がる。
あまりにも薄く、ホログラムとさえ見間違えてしまうほどのそれだ。だが、文字ははっきりと見える。
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名前 キリウス・マクレイン
職業 戦士
LV 180(限界突破)
体力 8100(+4000)
魔力 5300(+2200)
筋力 210(+2000)
速さ 340(+1000)
防御 240(+5000)
装備
武器 【邪剣エルネッサ】ランクSSS
防具
胴 邪竜のコート(S+)
足 邪竜のズボン(S+)
靴 邪竜の革靴 (S+)
技能 己の世界(ありとあらゆる技能を無効にし、自信のステータスに+1000)孤独の呪い(パーティーメンバーがいる場合自信のステータスすべてに-70%)
称号 理を超越したもの(すべてのステータスに+200%の補正)
転生者(異世界から転生してきた人間に与えられる称号、ステータスに変化はないが、並列思考が出来るようになる)
※()は装備補正
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ほうほう、なかなか面白いことになっているな俺のステータスは。って
「あれ、これってチートなのか?」
チートってのはずるって意味だ。だが、ここにあるのは俺が今まで努力してきた結果だ。ならばこれは、正当なものなのではないだろうか。
それに、なんだよ孤独の呪いって。これ一生一人でしか戦えないってことか?うわーきついな。
ま、今までもそうだったんだけどね。ああ、記憶のせいか涙が。
次に気になるのが己の世界だ。何なんだこのスキル。
詳細は見れないのだろうか?
そう思った刹那、すぐに別ウインドウが開かれた。
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スキル 【己の世界】
自らの理念や独自の世界を持つものに持たされるスキル。
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なるほど、そう言うスキルか。(わかってない)
まぁ、あとのことはまた今度だな。それよりはこれを異空間に仕舞うか。
そう言って、おれはレジェンドウルフにてを触れた瞬間それは消えた。
「とりあえず、これを換金して今後のプランをたてないとな」
異世界の記憶を手に入れた今なら面白いことができそうだ。
そんなことを思ってしまった。