表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/19

未確認事項

  生命体として進化した人工頭脳、人工知性体について。


 その記録は公式には一切残されておらず、開発に成功したとされる事実も確認されていない。

 しかしその存在を裏付ける根拠になるのではないかとされる記録が連邦警察に所属する人物の、私的装備品の中に残っている。

 それはイシュタルと名乗る非公認宇宙船との通信対話記録である。非公認とはいえ、イシュタルは元々の製造規格とは明らかに違う能力を有していたといわれる。

 通信時にすでに全滅していた乗組員の記録によれば、イシュタルに搭載された管制システムが何らかの原因で進化を行い人工頭脳として機能していたと考えられる。

 それは製造過程において意図されていた機能を行いつつも、そのプログラムには無い自律した思考と行動を引き起こしていたと推察された。

 仮説として、ある種のバクテリアやウイルスのような生命体と結合する事により暴走、もしくは成長したのではないか、と考えられているがその事例を実証するに至っていない。



  未確認生命体として語られるミュータント


 地球外の惑星コロニーや宇宙ステーションで稀に存在するヒューマノイド。彼らは『ミュータント』と呼ばれる。彼らの存在を立証する科学的証拠は今の所無い。

 それは突然変異なのか人造なのか、または未知であるだけの元々から存在していた種族なのか。数々の断片的な報告例が錯綜しそれらをひとつの存在として創り上げてしまったのではないかとさえ言われている。

 彼らには様々な固体が存在し、明らかに既存の人類とは異なった外見的特長を有するもの(人造説、異種族説)、外見的には通常の人間と見分けがつかないが非凡な能力や未知の能力を有しているもの(突然変異説)またはその両方を持つ個体がいる。

 ミュータントは身体能力において非凡な能力を持つ個体が多く、暗示にかかりやすい性質であると言われる。極めて狭い範囲、例えば自分の周りに起こる数分先の出来事などの近未来を把握することがあると言われている。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ